【ワンコ(犬)用】ベランダに敷く人工芝なら「しばんちゅ」にお任せを!
マンション住まいの方々にとって、ベランダは有効に活用したい場所ですよね。
特にワンコ(犬)を飼っている方々は、洗濯を干す以外にも、愛犬と日光浴など、ベランダで過ごす時間もあるのではないでしょうか。
ベランダの足元がコンクリートで悩んでいるワンコ(犬)達の飼い主様に、人工芝「しばんちゅ」を敷くメリットをお伝えします!
■人工芝はベランダのワンコ(犬)の足腰とお腹に気持ちいい
ベランダに人工芝を敷くと、ワンコ(犬)の足やお腹まわりが暖かく過ごせます。
春、秋など暖かい季節でも、コンクリートの冷えって、意外と気になりますよね。
特にベランダでは地表からの「高さ」があるため、風当たりが冷たいんです。
人工芝がワンコ(犬)たちの「クッション」になることも、メリットになります。
室内のフローリングとちがって、コンクリートはワンコ(犬)達の、足腰の負担につながります。
お年を召してきたワンコ(犬)ちゃんには、優しい足元を用意してあげたいですよね。
*ベランダの人工芝、掃除はどうするの?
「掃除」の記事で詳しくまとめますが、ふだんのお手入れは水洗い、掃き掃除などで、汚れを落としていきます。
ワンコ(犬)がいる場合、トイレの心配もありますが、人工芝タイプの専用トイレが販売されているようですので、場所を決めてそちらを利用する方もいらっしゃいます。
掃除しやすい人工芝を選ぶのも、長く愛用していただくためのコツになるのではと考えています。
■ベランダにワンコ(犬)と人工芝、室内からも見栄えがいい
ベランダはマンションの「庭」にあたります。
室内からグリーンが見えると見栄えがよく、心も落ち着きますよね。
最近の人工芝は大変良質で、遠目には本物の芝生と区別がつかないくらいなんです。
人工芝のグリーン(緑色)がちょっと苦手・・・という方のために、ブラウンやグレーの人工芝もご用意してあります。
ひと目で人工芝とはわかりにくく、落ち着いたベランダを演出できますよ。
*自分でDIYする?プロに施工してもらう?
自分で人工芝をDIYするメリットは、手軽にできることです。
・ホームセンターや通販で人工芝を購入し
・サイズを合わせて敷き詰めるだけ
今すぐ敷くのは誰にでもできますよね!
しかしベランダは過酷な自然環境で、雨が降り、強風も吹き荒れます。
・ワンコ(犬)に適した人工芝で
・できるだけ長持ちさせて
・ベランダに合ったお手入れで
ベランダの人工芝を快適に保つのは、いろんな条件をクリアしていることが望ましいです。
プロに施工してもらった人工芝は、一味ちがうのではないでしょうか!?
■ワンコ(犬)がベランダを汚しても、人工芝なら洗って汚れを落とせる
ワンコ(犬)のいるベランダに人工芝を取り入れた場合、アフターのお手入れも気になりますよね。
天然の芝生とちがい、人工芝は洗って汚れ落としができます。
マンションのベランダは、水を流せる・流せないをはじめ、各戸ごとに「掃除」の決まりがちがっています。
人工芝には「毛足の長さ」「断面の形」「素材」など、大変いろいろな種類がございます。
*弊社商品を一部紹介します
・SターフCOOL
芝に遮光の加工をして、温度上昇を抑えた商品です。
直射日光が当たっても、ワンコ(犬)の足元が暑すぎない特徴があります。
芝密度が高いため、足元もフワフワなんですよ。
・Sターフ30mm
当社人気No.1商品、25年以上の施工実績を元に開発した「完全オリジナル」商品です。
密度あり、衝撃に耐え、芝葉が避けにくい扱いやすさがありながら、ソフトな肌触りがワンコ(犬)にもおすすめできる商品です。
DIYで人工芝を敷きたい人も多いのですが、人工芝の商品選びの段階で、残念な選択をするのは大変もったいないと思います。
当社しばんちゅでは飼い主の皆様のマンション事情に応じて、ピッタリの人工芝をご紹介できるよう、豊富な施工実績と多様な商品を用意してお待ちしております。
・グレー30mm/ラテ・ブラウン30mm
濃淡2色の芝葉で、おしゃれな人工芝です。
グリーン(緑)と2色使いにするなど、インテリアを楽しみたい方に好評いただいております。
・パター・ゴルフマット用8mm/12mm
毛足の短い人工芝をおさがしの方はこちらを。
ベランダの人工芝は掃除が心配・・・という方にも、安心してお使いいただけます。
強度があり丈夫なので、毎日ゴシゴシ洗ってもへたれてきません。
■ワンコ(犬)ベランダは、私ども人工芝「しばんちゅ」にお任せください
芝人(しばんちゅ)は昭和63年より施工、販売を行っている、人工芝の専門店です。
豊富な施工実績は3,000件以上(2019年1月現在)。
・施工職人の熟練の技術
・芝人(しばんちゅ)のオリジナル人工芝
現在はフランチャイズ化し、全国の業者様を通じて、各地のご家庭に良質の人工芝をお届けしています。
少しでも興味を持ってくださった方は、下記より「無料サンプル」をお気軽にお申し付けくださいませ。
アリさんマークの引越社 引越準備Vol.57 に掲載中です!
こんにちは、芝人スタッフです。
赤井英和さんが優しくて力持ちなスタッフを演じるCMでおなじみのアリさんマークの引越社さんが出版されている、お役立ち情報満載の情報誌、皆様はご存知でしょうか??
新生活に役立つ商品や情報が満載ではありますが、お買い得商品がたくさん掲載されているという噂で、引越をしない方からも需要があると言われているこの情報誌。
この度ご縁あって【芝人】も広告を掲載させていただきました。
表紙にはやっぱり赤井英和さん!
アリさんならではのサービスもご用意させていただいております。
紙面には、芝人以外にもお得な情報がたくさんですので、是非一度ご覧ください。
6月23日 TBS「坂上&指原のつぶれない店」番組内で紹介されました!
こんにちは、芝人スタッフです。
6月23日 TBS「坂上&指原のつぶれない店」番組内にて弊社の施工例画像をご使用いただきました。
番組、ご覧になった方もたくさんおられるのではないでしょうか??
とあるホームセンター様の特集ではありましたが、弊社を知っていただける
嬉しいお話でしたので、喜んでご協力させていただきました。
ご提供したのはこちらの施工例画像ですが…。
【BEFORE】 【AFTER】
番組内では、この通りご紹介いただいております。
坂上忍さんと佐藤隆太さんにも、真剣にご覧いただいています。
その反対側に、確かに「芝人」の文字が!
静止画だからはっきりと確認できていますが、放送中は「使ってもらえた!」なんて
リアクションしてる間にもう別画面。。。
どなたか気が付いた方、いらっしゃいましたか??
放送中に気付いてくださった皆様に賞品差し上げたいくらいです(笑)
「意外な売れ筋商品」として第4位に入った人工芝。
番組内では、野球部の息子さんのため、練習スペースを庭に作る目的でお父さんが購入されていたり、
ベランダにお子さんの遊び場を作るためにご夫婦が購入されていたりと、用途は様々。
MCの坂上さんにもぜひ、愛犬のためのドックラン等でご使用していただきたいものです。
もちろん、ホームセンター様ではなく芝人の人工芝を、ですが。
(ちょっとお会いしてみたいというスタッフの願望も入っていますが)
話はちょっと脱線しましたが、番組に出演されていた元経産省官僚の岸博幸氏も、
「高齢化社会に伴い、草取りが大変な作業になるのは間違いない」
「今後、人工芝のニーズは高まっていく!」と力説いただいております。
最近の地球温暖化による異常気象の中での草取りも熱中症になる危険がありますので、
高齢の方以外でも避けたいところですよね。
これからの季節、太陽の熱も、紫外線も、雑草の成長も、威力を増してくると思います。
何とかしたいな…と思ったときはぜひ、芝人へご相談ください。
サンプルも無料でお送りしております。
お見積りも無料で行いますので、お気軽にどうぞ!
意外と敷居が高いように見えがちな「人工芝のお庭」ですが、
雑草対策や泥汚れ対策のためにお庭全体的に使用することはもちろん、
夏場はお子様のプールの足元や犬走など狭い場所、駐車場の溝、
気軽にいろんな場所に使えるガーデニングアイテムだということを
知ってもらえたら幸いです。
皆様からのお問い合わせを心よりお待ちいたしております。
人工芝は雪が降っても(寒冷地帯でも)大丈夫?除雪方法などまとめ
庭をリフォームしたり、お家を新築して庭のデザインを考えるときなど、「天然芝にするべきか、人工芝にするべきか」と悩む方は多いかと思います。
悩むポイントとしては予算、芝のカラーや手触り、自分たちのニーズに合うか…など複数の項目に渡りますが、北海道などの寒冷地の場合、そこに「積雪」も入ってきます。
年に1回や2回しか雪が降らないような地域であれば特別心配することはありませんが、冬になると日常的に積雪する地域ですと「雪」を基準にどちらを選ぶべきか悩む方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は「人工芝は積雪にも耐えられるの?」「人工芝の除雪方法は?」などの疑問について解説していきたいと思います。
人工芝は積雪が多い地域でも大丈夫?
「人工芝は積雪に耐えられるのか?」これは、人工芝にしようか悩んでいる積雪が多い地域の方にとっては、ぜひとも知っておきたいことですよね。
せっかく人工芝を敷いたとしても、雪でどうにもならなくなってしまっては、せっかくのお庭も台無しですし、天然芝に比べて初期費用がかかる人工芝の場合、お金まで損した気分になってしまいそうです。
でも、安心してください!人工芝はちゃんと「積雪に耐えることができる」んです。
雪が降っていないときは緑を楽しめますし、積雪にも十分に耐えられるので「人工芝」という選択肢はオススメですよ!
天然芝だと、長期の積雪だと芝が傷んでしまうこともある
もちろん、天然芝ではダメ!というわけではありません。
寒冷地に適した品種を選べば問題なく天然芝であっても積雪を乗り越えることが可能です。
日本芝と西洋芝がありますが、西洋芝はたまに雪が降る程度であれば問題ないものの、長期に渡って積雪するような地域には向きません。
雪深い地域で天然芝のお庭にしたいのであれば、寒冷地でも耐えられる日本芝を選ぶことをおすすめします。
西洋芝にした場合、長期(2~3ヶ月)の積雪が続くような地域ですと、芝が雪解け後に円形に枯れてしまう「雪腐病」にかかってしまう可能性があります。
しかも原因は積雪している間に病原菌が増殖してしまうことなので、雪解け後に対策をしようとしても後の祭りなんです。
普段のお手入れについても天然芝の方がこまめにしてあげないといけないこともあり、積雪が多い地域であれば、人工芝の方が気も楽、といえるかもしれませんね。
雪遊びも楽しい!積雪が多い地方で人工芝にするメリットとは?
積雪が多い地域で人工芝にするメリットは他にもあります。
それは、「お子さんが遊びやすいこと」!
土の上に雪が積もると、雪を拾うときにどうしても土が混ざってしまう部分がありますよね。
しかし人工芝の上に積もった雪の場合、(人工芝自体が)土に触れていませんので真っ白な雪で遊ぶことができます。
土に触れていないということは、履いている長靴の底にも土がつかないということで、長靴を洗わないとドロが乾いてこびりついてしまう…なんてこともありません!
キレイな雪で遊べるというのは、小さなお子さんをお持ちの方にも嬉しいメリットではないでしょうか?
積雪が多い地域で人工芝を敷く際の注意点は?
積雪が多い地域で人工芝を庭に敷く場合、どの人工芝でもいいのかな?と疑問がわくかもしれません。
色んなお店で色んな人工芝が販売されていますが、積雪が多い地域であれば気をつけてチェックしておきたい「ポイント」があります。
そのポイントとは「透水性」です。
水はけのよい人工芝を選ぼう!その理由は?
透水性とは、簡単に言えば人工芝の「水はけのよさ」のことです。具体的にどこでみるかといいますと、人工芝の裏面の「穴の数」ですね。
穴の間隔が狭ければ狭いほど水はけがよく、広ければ広いほど水はけが悪いと思っていただければいいでしょう。
とはいえ、メーカーで極端な差はありません。品質が同程度であればだいたい透水性も近いことが多いです。
透水性がよく水はけのいいものは雪が溶けて水になった時も排水しやすく、また雪かき後水で流す時にも水がたまってしまうことがありません。
心配であれば、候補の人工芝を販売しているお店に「積雪が多い地域で使いたいが、大丈夫なのか」を問い合わせてみるといいでしょう。
一定以上の品質の商品を販売しているところであれば、たいてい「問題ない」との返答が返ってくるはずです。
人工芝の場合、雪解けを待って、除雪しなくても大丈夫?
中には「積雪の時期、人工芝は放置しておきたい」という方もいるでしょう。
除雪は体力的にも大変ですし、特別問題がなければそのままでも…と思いますよね。
これについても、基本的には問題ありません。積雪の時期は一切放置しておいて、雪解けとともにまた人工芝を楽しむことは十分に可能です。
しかし注意点もあります。
長い期間積雪がある状態で人工芝を放置していると、雪解けの後芝が寝たままになってしまうことがあることです。
とはいえこれは芝をまた立たせてあげればいいだけです。
基本的には日光の熱で自然と起き上がってくる場合が多いですが、長期間重たいものが乗っていた場合や日の当たりにくい場所で使用しているとき、すぐに芝葉を立たせたいというときにはホームセンターなどで販売されている「デッキブラシ」や「熊手」を使って芝葉と逆の方向から逆なでるようにブラッシングすると効果的です。
あまり力を入れすぎると、芝葉が傷んでしまいますので気を付けてくださいね。
人工芝に積もった雪を除雪したいけど、それは可能?
人工芝に雪が積もった場合、そのままにしておいてもいいけれど、せっかくだから雪かきをして雪景色の中の緑を楽しみたい…という方は、除雪作業をすることになります。
除雪作業に特別なものは必要なく、雪かき用のスコップがあればOKです。
雪かき用のスコップとホースの水のみ!人工芝の除雪は簡単
やり方も簡単で、単純に人工芝の上の雪をスコップでざくざくと雪をかいていくだけです。人工芝は商品のカラーによるものの、緑色で目立ちやすいので「どこまでスコップを入れればいいのか」がわかりやすく、雪かき作業もやりやすいのではないでしょうか。
あまり最初から深くスコップを入れてしまうと人工芝を傷つけてしまうおそれがありますので、最初は軽めにしてどのくらいの高さの雪になっているかを確認してからざくざくいくことをおすすめします。
また、除雪時の人工芝は滑りやすくなっていますので、転ばないように注意が必要です。
だいたいの除雪が終わったら、ホースなどで人工芝の上に残った雪を水で洗い流せばそれで完了です。
「水を流してしまったら、人工芝が凍ったりしないのかな?」と心配に思う方もいるかもしれませんが、人工芝自体は凍ることはありません。
ただし、流した水が凍って滑りやすくなることはありますので、作業の際は気をつけてくださいね。
雪や積雪が多い地域でも人工芝なら、手軽に緑を楽しめる!
雪や積雪が多い地域ですと、庭に天然芝を敷くにしても品種選びから雪の季節の間のお手入れ…と維持管理が大変です。
しかし人工芝であれば雪が多い地域でも問題なく緑を楽しめますし、積雪の時期のお手入れもしてもしなくてもいい、という非常に管理が楽なところもメリットかと思います。
天然芝に比べて初期費用が高いのが人工芝のデメリットですが、1年中キレイな緑を楽しめる、維持が楽というメリットもありますので、雪深い地域の方は、お庭に人工芝を敷くことも選択肢のひとつとして取り入れてみてはいかがでしょうか。
人工芝に虫が湧いたりしないか心配な方へ知ってほしいこと
人工芝にしてみたい、興味がある、憧れがある…などなど、人工芝に興味があっても、なかなか敷くまでは踏み切れない、という方は多いかと思います。
その理由はやはり色々な疑問が解消されない、自分のところはどうなるかわからない…という不安からではないでしょうか。
そしてその不安・疑問のひとつとして多いのが「虫対策」です。
虫が好きであればまだしも、虫が苦手な方ですと、人工芝にすることでもし虫が増えてしまったら…と思うと人工芝にするのは不安でしかないですよね。
そこで今回は、そんな不安を解消するためにも「人工芝を敷くことで庭に虫が増えてしまうのか、それとも減るのか?」という疑問にお答えしたいと思います。
人工芝にすることで虫は減るの?それとも増えるの?
今回は、一番に気になる部分からお答えしましょう!
人工芝に変えることで、虫の発生は減るのか?増えるのか?という疑問ですが…その答えは「減ります」!
完全にいなくなる…というわけではありませんが、その数は大きく減ります。
実際に人工芝をしくまではよく虫を見ていたというご家庭でも、人工芝に変えることで虫をみることはほとんどなくなった…という感想をブログなどに綴っている方もいらっしゃるほどです。
小さい虫をみることはあれど、以前よりその頻度は減った、特定の季節では見かけることはなかったなど様々ですが、人工芝にすることで虫の発生が激増したという話は聞きません。
人工芝にすれば虫が減る理由って?
人工芝にすることでどうして虫が減るのか?その理由は
・雑草が少なくなる
・通気がよくなる
・光が少なくなる
という3つが大きいです。それぞれさらに、細かく説明していきますね。
虫が少なくなる理由その1:雑草が少なくなる
人工芝を敷く際は、下から雑草が生えてこないように土地をしっかりと整えてあげる必要があります。
そのため、敷く前に雑草はしっかりと抜き、また防草シートという雑草が生えてこないようにするためのシートを人工芝の下に敷くことも多いです。
雑草や枯れ葉などは虫が生きていくためのエサになりますが、エサがないところでは当然虫は生活することが出来ません。
なので、人工芝を敷いて最初の方にはまだ虫がいたとしても、だんだんとその数は減っていく…というわけです。
逆に言えば、特別雑草を抜いたりせずそのまま人工芝を置いただけ…という場合は虫が減らない可能性もあります。
虫が少なくなる理由その2:通気がよくなる
2つ目の理由は「通気」です。
虫は種類にもよりますが、土にいるような虫は通気がよいところよりもやはりジメジメした湿気がある場所を好む傾向にあることが多いです。
しかしこちらも人工芝を敷く際に土地を整えていれば、人工芝を敷いたとしても通気がいいため虫の減少に一役買ってくれる、というわけです。
土地を整える際に、水はけがいい砂・土を使えば人工芝も長持ちしますし、虫の発生を抑える効果もありますよ。
虫が少なくなる理由その3:光が少なくなる
虫が少なくなる3つ目の理由は「光」です。
少々スケールが大きい話ではありますが、生きていくのに太陽の光が不要な生物というのは、そう多くありません。
もちろん庭に住んでいる虫も日陰の方が好きなどの好みはありつつも、光が少ないところでは長く生きていられないことが多いんです。
さらに1つ目の理由である「エサがない」「通気がいい」という条件と相まって、虫たちが「ここで暮らしていくのは大変」という環境になるため、だんだんとその数を減らしていくという流れになります。
最初から虫がいない環境であれば、人工芝を敷いても虫は発生しづらい
また、マンションのベランダなど地面がコンクリートになっており「そもそも虫が発生していない、ほとんど発生しない」状況の場合、人工芝を敷くことで虫の数が激減する…という効果は得られづらいです(そもそも少ないため)。
とはいえ、人工芝を敷くことで新たに虫がきてしまう…ということはありませんので、安心して人工芝を敷いて問題ないでしょう。
人工芝にしても虫が出る可能性がある?その原因は
ただ、人工芝にしても「100%虫がいなくなる」というわけではありません。
「人工芝を敷いたのに、ダンゴムシが出た!」なんてこともありますが、その原因は人工芝ではなく、別のところにあります。
それは「鉢植え・プランター」です。
人工芝の上に鉢植え、あるいはプランターを置いて植物を育てている…という場合、その鉢植えの中や、鉢植えから漏れ出た土に虫が住み着いてしまう…という可能性は十分にあります。
鉢植えは水分もあり、栄養もあり、さらに光もある…と虫にとっては住みやすい場所です。
そのため、「人工芝にして虫は少なくなったけれど、その上で鉢植えの花を育てていたら、鉢植えを移動させたときに下に虫がいた!!」というケースは十分にありえます。
このケースは原因は人工芝ではなく鉢植えですので、そちらで虫対策をする必要があります。
虫が嫌うハーブを一緒に植えたり、自然に優しい防虫剤を使用するなど、園芸用品としても防虫剤・殺虫剤は多く販売されていますので、そちらを上手く利用することで鉢周りの虫対策をすることができるかと思います。
人工芝は大丈夫でも、防草シートの場合はどうなの?
「人工芝は大丈夫でも、防草シートの下に虫が湧いてしまうことはあるんじゃないの?」と疑問に思われる方もいると思います。
確かにその可能性はゼロではありません。
いくら防草シートを敷いたからといって、その土地にまだ枯れ葉が残っているなど「エサ」があれば虫が減らない可能性は十分にあります。
「もともと虫が出やすい環境だった」という場合、虫が住みやすい土地(土)である可能性が高いので、防草シートを敷く前にまずは殺虫剤をまき、ある程度駆除してから防草シートを敷く、という選択肢を取ってもいいでしょう。
人工芝の下に防虫効果があるものは敷けないの?
中には「人工芝の下に、防虫効果があるシートを敷けば、虫問題は解決するんじゃないの?」と思われた方もいるかもしれません。
しかし残念ながら「防虫シート」というものはなく、「除草シート」に防虫加工をするのも難しいのだそうです。
その理由は「効果が長続きしないこと」だそうで、防草シートは一度敷いたら数年は取り替えるものではありませんから、防虫効果が仮にあったとしても1ヶ月や2ヶ月程度ですと、耐久年数に比べると短すぎてあまり意味がない…ということなのでしょうね。
人工芝で虫の発生が増えることはない!土地や土をチェックして
人工芝を敷くことによって、虫が増えてしまうことはない、ということはおわかりいただけたのではないでしょうか。
むしろ人工芝を敷くことで虫が住みにくい環境になるため、数が減るというメリットが得られるといっても過言ではありません。
とはいえ、土地・土の状態によっては人工芝を敷いたからといっても虫が減らない可能性もあります。
人工芝は自分で敷くことも可能ですが、「庭の土地がどうなっているか心配」「やるならしっかりと後悔のないようにしたい」と思うのであれば、業者に相談しつつ施工を依頼する方が安心かと思います。
また、人工芝の上に鉢植えなどを乗せる場合、鉢植えから虫が出てくる場合もありますので、防虫対策もあわせて行うことをオススメします。
人工芝にカビは生える?梅雨の時期なども大丈夫なのか
お手入れもしやすく、1年中芝のふわふわ感を楽しめるなど様々なメリットがある「人工芝」。
しかしいくらお手入れがしやすいといっても、お手入れを怠っていては様々なトラブルが起こることもあります。
そのひとつが「カビ」。
せっかくキレイに人工芝を敷いたとしても、カビが生えてしまってはテンションも下がってしまいますよね。
また、これから人工芝を敷こうかな?と考えている場合、カビが生えやすかったら敷くのを辞めたほうがいいかも…と悩むポイントでもあります。
そこで今回は、「人工芝とカビ」の関係について解説していきたいと思います。
そもそも、人工芝にカビが生えてしまうことはあるの?
最初は「そもそも人工芝って、カビが生えることはあるの?」という疑問にお答えしましょう。
その答えは…「生えます」!
…とはいえ、「必ず生える」というわけではありません。様々な要因・原因が合わさることによって「カビが生えてしまうこともある」、というのが正しいですね。
同じマンションのフロアの部屋であっても、住み方などでカビが生えてしまうお部屋もあれば、カビが生えないお部屋もありますよね。
それと同じで、人工芝も
・人工芝の商品そのもの
・人工芝を敷く環境
・人工芝のお手入れ
といった様々な要素によってカビが生えてしまうかどうかが決まる、というわけです。
人工芝にカビが生えてしまう原因って?
人工芝にカビが生えてしまう原因は「湿気(と空気)」であり、人工芝だから特別な理由がある…というわけではもちろんありません。
梅雨の時期は高温多湿となりますので、人工芝に限らずどうしてもカビが発生しやすくなります。
そのため、梅雨の時期が近づくと「人工芝を敷いているけれどカビが発生していないか心配だな…」と思う方も多いようですね。
対策をきちんと取れば人工芝のカビを防ぐことは十分に可能!
とはいえ「カビが生える可能性があるから、人工芝は諦めよう」というのは非常に勿体無いことです。
なぜなら、きちんとカビが生えないように対策を取れば、カビの発生を100%抑える…と断言できるわけではありませんが、「人工芝がカビだらけになってしまった!」なんて事態になる可能性は防げます。
先程、人工芝にカビが生えてしまうのは様々な要因・要素があると書きましたが、カビが生える原因となってしまう要因・要素それぞれについて対策を取っていけばカビが生えるのは防げる…と言えますよね。
対策1:人工芝を敷く前にその場所の水はけをチェックしてみよう
1つ目の対策として、人工芝を敷く前に、「ここに人工芝を敷こう!」と思う場所の水はけをチェックしてみてください。
なぜ水はけをチェックするのかといいますと、庭など土がある場合に
・水はけの悪い土(粘土質など長時間水分を保持しようとする)
・水はけのいい土(比較的短時間で水分が蒸発する)
のどちらであるかによって、人工芝を敷くのに適しているかが変わるからです。
当然ですが水はけのよい土であれば人工芝を敷いてもカビが生えづらいですが、水はけが悪い場合は湿気がたまりやすく、カビが生えてしまう原因になりやすいです。
コンクリートも同様で、水はけが悪い場合は湿気がたまりやすくなってしまいます。
雨の日の後や、あえてホースなどで水をかけてどのようになるかをチェック
自分の庭やベランダの水はけがいいかどうかわからない…という場合は、バケツで水をかけてみる、ホースで地面を濡らしてみるなどして、水はけがいいかどうかを確認してみてください。
水はけがよさそう(問題なさそう)であれば人工芝を敷いてもカビがすぐに発生する、ということはないでしょう。
水はけが悪い場合は人工芝を敷くことは出来ないのか…と思われるかもしれませんが、その他の対策をすることで、水はけのいい土地と比べると不利ではあるものの、カビの発生を抑えることができるでしょう。
対策2:水はけのいい人工芝を選ぼう!
2つ目の対策は「水はけのいい人工芝を選ぶ」です。
庭やベランダに敷くのであれば、大体ロールタイプというカーペットのようなタイプの人工芝を購入することになるでしょうが、商品によって水はけの良さが違います。
人工芝の専門店で販売されているような商品であれば、水はけのことも考えてありますので、裏面には排水用の穴(透水穴)が空いています。
しかし、安い人工芝であれば透水穴が空いていない、あるいはその間隔が広すぎて、人工芝そのものの水はけが悪いことも十分にありえます。
値段が高ければOK!というわけではありませんが、人工芝そのものの水はけが悪いと、いくら下の土地の水はけがよくてもカビが生えやすい環境になってしまいます。
色や葉っぱの長さなども重要ですが、雨などにさらされやすい場所に敷くのであれば「人工芝の水はけの良さ」も非常に重要となります。
水はけのいい人工芝を選ぶのに効果的なのは「サンプル請求」!
とはいえ、「水はけのいい人工芝を選べといっても、見た目だけじゃ判断出来ない!」という声がどこからともなく聞こえてきそうです(笑)。
そんなときは「サンプル請求」をしてみましょう。
人工芝の専門店をはじめ、人工芝を扱っているお店の中には無料(有料の場合もあります)で人工芝のサンプルを送ってくれるお店があります。
色や手触りなどを確かめるにも役に立ちますし、裏面をチェックして水はけがよさそうかどうか確認してみましょう。
直接水をかけてみるのも確かめるのにいい方法ですね。
対策3:抗菌加工が施された人工芝を選ぼう
3つ目の対策は「抗菌加工が施された商品を選ぶ」です。
人工芝の中には抗菌加工が施された商品もあり、カビだけでなくO-157やサルモネラ菌などにも有効な抗菌効果を持つものもあるため、小さなお子さんやペットがいる方でも安心して人工芝を敷くことが可能です。
対策4:ジョイントタイプの人工芝を使う
先程説明しました「ロールタイプ」とは別に、正方形の人工芝をつなぎ合わせて設置する「ジョイントタイプ」の人工芝もあります。
ジョイントタイプの場合は、水はけをよくするためのパネルが裏面についていることが多いため、水はけが悪いけれど人工芝を置きたい!という方でもロールタイプに比べてカビが生えるリスクを少なくすることが出来ます。
ロールタイプに比べてつなぎ目が目立つことがある、広い範囲の設置には向かないなどのデメリットもありますが、カビのリスクを抑えるという意味では有効な手段だと思います。
仮にカビが生えてしまったとしても、その部分の人工芝だけ捨ててしまい、新しいものと取り替えるのも容易です。
対策の他に、ある程度こまめなお手入れも大切!
人工芝は直接土から生えている天然芝と違い、あくまでカーペットのように上に敷くもののため、どうしてもカビなどの問題が出やすくなります。
しかし天然芝でもカビが生えないわけではなく、いくら天然であっても湿気があればカビが生える可能性は十分にあります。
人工芝は天然芝に比べてお手入れの手間が少ないというメリットがあるため、より快適に人工芝を楽しみたいということであれば、今回ご紹介しました対策を取りつつ、たまにきちんと排水出来ているかチェックすることをオススメします。
適度なお手入れをすることで人工芝も美しいまま長持ちしますよ。
人工芝をロールで購入するメリットは?マットタイプとの違いなど
「庭をキレイにしたいけど、天然芝は手入れが大変そうで…」「部屋に緑を増やしたいけれど、小さい子供がいるから観葉植物は心配…」などの悩みを解決できるのが「人工芝」です!
人工芝は天然芝に比べてお手入れの手間も少なく、屋内でもカーペットのように敷いて楽しむことができるなど、色々なメリットがあるんです。
ただ、人工芝といっても「ロールタイプ」や「ジョイントタイプ」といった形が違うものがあり、それぞれメリットとデメリットがあります。
今回は「ロールタイプ」を使用する場合のメリット・デメリットや、ジョイントタイプとの比較してどうか、という点についてご紹介していきたいと思います。
人工芝に多い「ロールタイプ」と「ジョイントタイプ」の基本的な違い
人工芝は主に「ロールタイプ」と「ジョイントタイプ(ジョイントマットタイプ)」の2種類に分けられます。
芝自体には違いはそうなく、商品としての形が違う…というイメージですね。
適切な例といえるかはわかりませんが、カップラーメンと袋のラーメンの違いのようなものです。
「ロールタイプ」は横幅は違うものの、縦幅は大体10mほどの長さで販売されているため、カーペットをぐるぐると巻いたような形で販売されています。
対して「ジョイントタイプ」はひとつが30cm×30cm程度の正方形になっており、パネルのようにつなぎ合わせて自分の好きな大きさにする、といった形です。
よくインテリアショップなどでも室内用のカーペット代わりとしてジョイントマットが売られていますが、あれの人工芝バージョンと思っていただければいいかと思います。
それぞれどちらもメリット・デメリットがあるアイテムですので、自分が「どのように人工芝を使いたいか」で決めるといいでしょう。
ロールタイプを使うメリットその1:継ぎ目が目立ちにくい
ロールタイプを使うメリットについて見ていきましょう。
1つ目のメリットは「継ぎ目が目立ちにくい」ことです。
ジョイントタイプの人工芝は、1つの大きさが小さめなため、複数使うことによってどうしても芝と芝の間の継ぎ目が出来てしまいます。
しかしロールタイプであれば、幅を合わせて購入すれば一切継ぎ目のない美しい人工芝を楽しむことが出来ます。
また、仮に継ぎ目があるとしてもジョイントタイプに比べて継ぎ目が分かりづらいことが多く、見た目の美しさで言えばロールタイプの方が上になることが多いでしょう。
広い面積を人工芝で覆いたい!という方はロールタイプの方がオススメですね。
ただ、継ぎ目がわかりやすいことを逆手にとり、違うタイプや色のジョイントタイプの人工芝をわざとつなげてオシャレに楽しむ、という方法もあります。
ロールタイプを使うメリットその2:屋内に設置がしやすい
2つ目のメリットは、「屋内に設置がしやすい」ことです。
カーペットのようになっていますので、そのまま使うことが可能です。
多少葉っぱが抜けることこそありますが、人工芝を屋内に敷いて手軽に緑を楽しむ家庭も増えてきており、人工芝を使って子供の遊び場としてゾーニングに使うこともあるようです。
「ジョイントタイプでもできるのでは?」と思われる方もいると思いますが、ジョイントタイプは水はけがよくなるようにパネルがついていることが多いため、ロールタイプに比べて高さが出てしまうことがあります。
「別段それは問題ない」というのであればジョイントタイプでも問題なく屋内にて使用することが可能です。
ロールタイプを使うメリットその3:ジョイントタイプより価格が安め
3つ目のメリットは「価格が(ジョイントタイプに比べて)安め」という点です。
メーカーや人工芝の質にもよりますので価格については一概に「絶対にロールタイプの方が安い」とは言えないのですが、1m×2mの人工芝は安いものであれば3,000円台から購入することが出来ます。
対してジョイントタイプは水はけのためのパネルもついているからか、30cm×30cmの4枚セットで2,500円からと若干ながらお値段は高めになっています。
とはいえ、人工芝は
・芝葉の長さ
・芝葉の色
・芝葉の手触り
・価格、水はけのよさなど
といった、価格のみで比較するものではなく、人工芝自体が自分の好みかどうか…ということが非常に重要ですので、「安いからこれでいい」と安易に決めてしまうと失敗してしまう可能性もあります。
ロールタイプを使うメリットその4:自分の好きな形にカットできる
メリット4つ目は「カッティングが容易」です。
こちらも商品によってカットのしやすさは変わってくるものの、ハサミや大きめのカッターがあれば簡単に人工芝を思いの形にカットすることが出来ます。
ジョイントタイプはカットしづらく、あくまでも正方形で作れる形となってしまいますが、ロールタイプであれば円形や細かい形にもカットできるため、よりピッタリと芝を敷くことが可能です。
もちろんメリットだけでなくデメリットもあります。
ロールタイプ人工芝のデメリットその1:施工に道具または業者が必要
ロールタイプの人工芝の場合、屋内にカーペットとして敷くのであればカットする程度のことで済みますが、庭など屋外に敷く場合はそうも行きません。
・(土の上に敷く場合)雑草を抜いておく、整地する、除草シートを敷く
・設置場所に合わせて人工芝をカットする
・Uピンで地面に人工芝を固定する
といった手順が必要になります。
小石や雑草などを全て取り除き、地面を平らにしなければなりませんし、人工芝がたゆまないようにしっかりとしなければならないなど、「ただ今の庭に敷けばいい」というわけではありませんので、敷く面積によっては大変です。
そういうのは面倒!という方は人工芝を販売し、かつ施工もしてくれる業者に頼むのが楽ですが、自分でやるのに比べて当然ながら予算がかかります。
ジョイントタイプの場合、多少雑草を抜くなどの作業自体は必要なものの、ロールタイプほど設置に手間はかかりません。
ロールタイプ人工芝のデメリットその2:いたんだ部分の交換が面倒
2つ目のデメリットは「部分的な交換」です。
ロールタイプの場合、一部にカビが生えたり汚れたり、葉っぱが寝てしまった場合にその部分「だけ」を交換するというのはちょっと手間がかかります。
その部分をカッターなどでカットし、新しい人工芝をその大きさにカットしてはめ込む…といった作業が必要になります。
ジョイントタイプであれば、その部分のパネルごと交換してしまえばいいため、ロールタイプと比べて交換の手間がかなり違います(ジョイントタイプの方が楽です)。
ロールタイプ人工芝のデメリットその3:状況によっては水はけが悪くなる
3つ目のデメリットは「水はけ」です。
人工芝には透水用の穴が空いているので、粘土質のお庭だとか元々水はけが悪い場合を除き、人工芝を敷くことで水はけが悪くなるなどの問題はありません。
しかし、ベランダに直接敷くとなると日当たり悪い場合、湿った状態が長く続くことでカビが生えてきてしまうことがあります。
水はけがよくなるようにパネルを敷くなど適切な処理が必要となる場合もあります。
ジョイントタイプはすでにパネルがついているものが多いため、すぐに設置することが可能です。
広い面積に敷く&屋内ならロールタイプがオススメ!
ロールタイプは庭やベランダなど広い面積や屋内に敷きたいという場合にオススメです。
1つのパーツが広いため継ぎ目も出づらいですし、仮に出たとしてもやり方次第でかなり自然に見せることが可能です。
また、ロールタイプの場合は専門店の場合幅も選べることが多いため、より「ジャストサイズ」を探しやすいというメリットもありますね。
とはいえ、部分的に替えたいときが大変であったり、設置するのにも多少手間がかかるなどのデメリットがあります。
ジョイントタイプも含め、どのように人工芝を楽しみたいかで、自分に合うものが変わってきます。
サンプルを無料で提供してくれるショップも多いので、気になるお店があればサンプル請求から試してみてはいかがでしょうか。
人工芝のジョイントマットって何?普通に人工芝とは違うの?
「人工芝」といっても色々ありますが、手軽に取り入れてみたいと思っているのであれば、「ジョイントマットタイプ」がオススメです。
とはいえ、人工芝に興味は多少あっても詳しく調べたわけではない…という方からすれば「ジョイントマットタイプ?それって人工芝なの?なんかそれだといいことあるの?」と、疑問が沢山浮かぶのではないでしょうか。
そこで今回は、人工芝の「ジョイントマットタイプ」について、そのメリットやデメリット、どのような方にオススメなのか…を詳しく解説していきたいと思います。
そもそも「ジョイントマット」ってどのようなものを言うの?
「ジョイントマット」タイプは人工芝でも多いタイプのひとつですが、そもそもどのような形態のものを言うのか、イマイチわからない…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ジョイントマットの「ジョイント」とは、日本語に訳すと「継ぎ目」などの意味を持ちます。
簡単に言えば、自分で自由に継ぎ足しして使えるマット…という感じでしょうか。
特に赤ちゃん用品としてジョイントマットは多く販売されており、やわらかな素材からコルク素材、フローリングのように板張りのもの、冬用にファーになっているものなど沢山の種類のジョイントマットがインテリアショップなどで販売されています。
当然その中には人工芝のジョイントマットもある…というわけですね。
人工芝にはジョイントマットタイプ以外にも「ロールタイプ」などもある
人工芝はジョイントマットタイプだけでなく、カーペットのような「ロールタイプ」もあります。
どちらかいいか…というわけではなく、自身の用途や好みなどに合わせて適切な商品を選ぶのが正解、と言えます。
人工芝のジョイントマットタイプには、もちろんマットタイプにはない特徴・メリットがあるんですよ。
メリット1:自分の好きな形に敷きやすい
ジョイントマットタイプの人工芝は、正方形の形で売られています。
そのため、それを好きなようにつなげれば、簡単に部屋の中やベランダなど、好きな形に敷くことが可能です。
ジョイントマットの中にはハサミで切ることができる素材のものもありますが、人工芝のジョイントマットの場合は少々難しいことが多いです。
円形にしたい、室内でカーペットのように使いたい…ということであれば、ジョイントタイプよりもロールタイプの方が適しているかと思います。
正方形を組み合わせることでできる形であれば、問題なく出来ますので、例えばベランダに人工芝を敷きたい、というときなんかにジョイントタイプは非常に便利だと言えますね。
メリット2:水はけがいいタイプが多い
人工芝のジョイントマットタイプの場合、人工芝の下部分にゴムやプラスチックなどで作られた土台(ホームセンターで売られている緑色のユニットターフのようなイメージをしていただければと思います)がつけられています。
そのため水はけがよくなっており、屋外で使う場合は雨が降ってもそこに水が留まりにくく、カビの発生や虫がわくのを防ぐことが出来ます。
もちろん屋内で使用するとしても、ジュースなど飲み物をこぼしてしまった際に人工芝の中に水分が留まりにくく、カビの発生を防ぎやすくなります。
特にベランダなどの屋外に敷く場合は水はけのよさは非常に重要です。ロールタイプはカーペットのように敷きますし、ジョイントタイプのように土台がないためどちらかと言えば水はけが悪いんですね。
メリット3:複数の種類をつなげることも簡単にできる
ジョイントマットタイプの人工芝とひとくちに言っても、様々な種類があります。
というのも人工芝はそれぞれのメーカーで色合いや葉っぱ(ターフ)の長さも違っており、中には「いかにも人工です!」といった、ピンクやイエロー、ブルーといったカラフルな人工芝もあります。
ジョイントマットタイプはその大きささえ合っていれば、好きな色や商品を組み合わせることも十分に可能です。
「自然な芝にしたい」と思う方は同じメーカーの同じものをつなぎ合わせることで自然な芝の雰囲気を出すことも出来ますが、あえて様々なカラーを組み合わせることによって、モダンな雰囲気を簡単に作ることも可能です。
芝=緑というイメージは当然のようにわたしたちが持っているイメージですが、そこをあえてカラーものにする、といった遊びも簡単にできるのがジョイントタイプの人工芝の大きな魅力のひとつ、と言ってもいいのではないでしょうか。
メリット4:お手入れがとっても簡単
いくら天然芝に比べてその必要回数は少ないとはいえ、人工芝もお手入れをする必要があります。
とはいえ、基本はホウキなどではいたり、水で流す程度のことなのでそう大変なものではありません。
さらに、ジョイントマットタイプの場合はお手入れが簡単です。
なぜなら、「ここはもう傷んでしまったな…」という部分のマットだけ取り替えてしまうことが簡単にできるからです。
ロールタイプであれば、そこだけカットしてまた…となると結構な手間になりますし、施工してもらった場合など、自分ではなかなか手を出しづらいということもありますが、ジョイントマットタイプであれば新しいのを買い、付け替えるだけでOKです。
デメリット1:つなぎ目がはっきりわかることがある
残念ながらジョイントマットタイプの場合…もちろんロールタイプにもありますが、やはりメリットもあればデメリットもあります。
ジョイントマットタイプのデメリットの1つは、「つなぎ目がはっきりとわかる(ことががある)」です。
質のいいものであればつなぎ目が分かりづらい商品もありますが、そもそもつなぎ目がない、あるいは少ないロールタイプに比べるとどうしてもつなぎ目が目立ちやすいのがジョイントマットタイプです。
とはいえ、つなぎ目が見えてしまうことを逆手に取り、わざと違う材質やカラーを並べるといった使い方も出来ますので、人によってはこのポイントがデメリットと感じないこともあるでしょう。
デメリット2:火気厳禁なのでベランダに敷いた場合など危ないことも
2つ目のデメリットは「火気厳禁」です。
これはジョイントマットタイプに限らず人工芝全般に言えることではあるのですが、人工芝は火や熱に弱いため、例えばベランダに敷いたはいいものの、そこで頻繁にタバコを吸う…などはできるだけ避けたほうがいいと考えられます。
デメリット3:ロールタイプに比べて価格が高めなこともある
こちらも商品による部分が大きいので一概に言えるものではありませんが、同程度の品質の場合、ロールタイプに比べるとジョイントマットタイプの方は価格が高くなる可能性があります。
これはやはり水はけのための機能(土台)である、ジョイントのための機能があるなどの理由からですが、家の庭など広い面積を人工芝にしたい!という場合、ジョイントマットタイプとロールタイプでは、ロールタイプの方が安上がりになることもあります。
とはいえ施工は自分でする・しないなど他の要因でも変わってくるため、やっぱり一概に言えることではありませんが…。
お手入れ簡単で気軽に敷けるのがジョイントマットタイプの魅力!
今回はジョイントマットタイプの人工芝について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
ジョイントマットタイプは色々とメリットがありますが、最大のメリットは「気軽に試すことができること」かな?と思います。
1つ買ってみて、いい感じだったら追加する、ダメだったらそこの角にだけ置いておく…(笑)など、ロールタイプに比べると気軽に試しやすいというのは大きな魅力ではないでしょうか。
また、導入後もお手入れのしやすさ、いたんだところだけを取り替えるのが簡単など、「人工芝には興味があるけどお手入れが大変なのは面倒!」という方にもオススメできます。
まずはこちらで試してみて、よかったら次はロールタイプにしてみる…なんてやり方も出来ますし、「人工芝に興味があるけど迷っている」という方は、ジョイントマットタイプから試してみてはどうでしょうか?
人工芝施工の値段ってどのように決まるの?追加料金の可能性は?
人工芝を敷く際に絶対チェックしたい部分…それは「値段」ですよね。
人工芝そのものの値段はもちろん、施工してもらう場合にはそれにどのくらいの費用が加算されるのか…?など、かかる費用によっては人工芝を敷くこと自体を諦めなければならない、そんな方もいるかと思います。
そこで今回は、人工芝について誰もが一番気になる部分といえる「値段」についてご紹介します。
人工芝の価格はどのように決まるのか?少しでも安く人工芝を敷くにはどうすればいいのか?などなど…予算に合わせてどの方法を取ったらいいかといった参考にしていただければと思います。
当然、人工芝の費用は必ずかかる。基本的には面積で決まる
人工芝を敷く場合、当然ですが人工芝を購入する必要があります。
そのため、費用として「人工芝代」は必ずかかると考えていただければいいでしょう。
人工芝には絨毯のような「ロールタイプ」と、30cm×30cm程度の正方形をつなぎ合わせる「ジョイントタイプ」の2種類がありますが、庭に敷くなど面積が広い場合や、業者に施工してもらう場合はロールタイプが一般的です。
施工する業者が販売している商品としてもロールタイプが基本で、ジョイントタイプを売っているところは非常に少ないですね。
理由としては、ジョイントタイプは施工せずに簡単に敷けるタイプであること、敷くであろう面積も狭いため、改めて業者に頼む可能性が少ないことが考えられます。
ロールタイプの人工芝で話を進めますと、人工芝自体の価格は「面積」で決まります。
こちらも当然の話ではありますが、敷く面積が広いほど人工芝の価格も上がる形になります。
芝の価格はお店によって様々。大体の平均価格は?
芝の価格はお店によって扱っている芝が違うため違いがあります。
施工まで行っている業者の場合、自社製品のみを販売していることがほとんどです。
大体1平方メートルあたり4,000円~となっており、平均では6,000円くらいでしょうか。
お店で施工までしてもらう方法と、自分で施工する方法がある
人工芝は、購入したらそれで終わりではなく、庭なりベランダなりに敷く必要があります。
人工芝の場合(天然芝も同様ですが)、「お店で人工芝を購入し、そのまま施工までしてもらう方法」と、「人工芝を購入し、施工は自分で行う方法」の2種類があります。
施工代も入った状態で人工芝を販売しているお店もありますが、多くのお店は人工芝のみを購入することも可能です。もちろん施工も行ってくれるところが多いですよ。
施工までしてもらう場合と、自分で施工してもらう場合についてさらに細かく見ていきましょう。
お店で芝を購入し、施工までしてもらう場合は別途施工代がかかる
人工芝を購入し、そのお店で施工もしてもらう場合、基本的には
「人工芝代+施工代」が費用としてかかります。
具体的な施工内容としては
- ・除草作業(いらない雑草や小石を取り除きます)
- ・整地(人工芝を敷く地面を平らにします。水はけが悪い土の場合、水はけをよくするために層を作るなどの作業もします)
- ・防草シートを敷く(雑草が出ないために防草シートを人工芝の下に敷きます)
- ・人工芝を敷き、固定する
- ・仕上げ(芝目を整えます)
といった流れになります。
施工代もお店によって違いますが、大体1平米で4,000円くらいとなりますので、平均的な人工芝の価格と合わせますと、大体1平米で「10,000円」くらいかかると見ておいていいかと思います。
また、施工代も含めた料金プランを提示してくれているお店もあります。
場合によっては追加料金がかかることもあるので注意!
気をつけていただきたいのは、お店によっては別途追加料金がかかるケースがあることです。
例えば非常に草が多く整地が大変な場合であるとか、距離が遠いところであるとか、階段搬入であるとか様々に条件はあります。
中には防草シートを敷く場合別途料金がかかる、というケースもあります。
無料見積をやっているところが多いので、きっちり見積もってもらおう
頼んでからこれだけ費用がかかる、と言われたら断ることも出来ません。
多くの人工芝販売・施工業者では無料見積を行っていますので、「自分の家の庭だとどれくらいかかるのか?」が具体的な数字でわかります。
業者を比較するという意味でも、必ず見積はやってもらうことをオススメします。
安く済ませるならDIYで!ただ細かい費用がかかるので注意
ここまでお読みいただいて、「施工代もあわせると、意外と高いな…」と感じた方もいるかもしれません。
メンテナンスが少ない分最終的な費用は天然芝よりも少なくなるものの、初期費用はどうしても人工芝の方が高くなってしまいます。
しかし、少しでも費用を節約したい!というのであれば、業者から人工芝だけ購入しDIYで敷く!という手もあります。
ただし、細かい費用が必要になりますので、その点は注意しなければなりません。
人工芝を敷くのに必要なアイテムって?
人工芝を敷くために必要なアイテムは沢山あります。
・人工芝
・人工芝連結テープ
・人工芝を押さえるUピン
・砕石(必要な場合)
・砂(必要な場合)
・シャベル
・カッター
・コテ(土をならすのにあるといいです)
・防草シート(必要な場合)
など、結構な種類が必要になります。
砂や防草シートなど不要な場合は購入しないと考えて、他に必要なアイテムを揃えても数千円ですので、施工費用自体はかなり節約出来ます。
時間や体力は使うので、DIYが苦手なら厳しいかも
DIYにすれば費用は安く抑えることが出来ますが、当然ながら(施工する面積によるものの)体力及び時間は使います。
雑草を抜き、小石を取り除くことからはじめ、整地をしっかりしなければ人工芝の下から雑草が生えてきてしまう可能性があります。
人工芝もしっかりと固定しないとたゆんでしまい、人工芝の上を歩いていて転んでしまう、なんてことも起こりえます。
DIYが好きであったり、どうしても費用を抑えたい!というのであれば有効な手段ではありますが、できるだけキレイに人工芝を敷きたい、後からのトラブルを少しでも少なくしたいというのであれば、プロに施工してもらうことをおすすめします。
見積もりはまだ…だけど価格を知りたい時は「シミュレーション」で!
「見積もりを頼むほどではないけれど、どのくらいの費用がかかるのか軽く知っておきたい」という方も多いのではないでしょうか。
そんな時は、当社のホームページにあります「料金シミュレーション」を是非使ってみてください!(http://shibancyu.jp/price/)
人工芝の種類をお選びいただき、施工場所の大体の広さを入力するだけで、人工芝のみ購入した際の価格と、施工代込みの価格が提示されます。
もちろん細かい価格は変わってきますが、見積もり不要で大体の費用がわかるので、人工芝を敷くかどうか具体的に考えやすくなるかと思います。
価格は決して安くはない。だけど維持費を考えれば最終的にはお得
一定以上の品質がある人工芝の価格は決して安いものではありません。
さらに、施工代金もプラスされるとなると、庭の広さにもよりますが数十万円ほどの費用がかかることもあります。
とはいえ維持管理費も含めて天然芝と比べると、大体1~2年でその差は埋まり、その後は人工芝の方がコストパフォーマンスは良くなっていきます。
人工芝のみ購入し、DIYで施工した場合はさらにお得になりますので、初期費用こそかかるものの、絶対に天然芝に比べて高くなるわけではないんです。
どれくらいかかるのか心配という方も、料金シミュレーションや見積を利用すれば大体の価格がわかります。
加えて人工芝のメリット・デメリットについて調べて、人工芝を敷くかどうか検討してみてはいかがでしょうか?
人工芝は猫よけ対策になるの?糞尿被害にお困りの方へ
ある日ふと気づくと、庭に何かあることに気づく…まさか!
といった感じで、知らないうちにどこからか猫が来て、フンをしていくなんてことは正直珍しくありません。
庭を囲って一切の侵入者を防ぐ!なんてことは到底無理ですし、どのような対策を取れば猫が寄り付かなくなるか、様々な対策を練る中「人工芝」に辿りつく方も多いのでは。
人工芝は有効なの?有効ならどのような人工芝を選ぶべき?など、今回は猫対策としての人工芝について考えてみたいと思います。
猫は人工芝を嫌う?そうでもない?
「庭に猫が居着いてしまったのでわざと(庭に)草を生やしたら、さらにそこに居着くようになった」という話もありますが、人工芝の場合はどうなのでしょうか。
実際のところ、猫が人工芝を嫌う…というデータはありません。
ただ、猫は環境が変わると来なくなる…という説があります。
今までと違う環境を作るという面でいえば、人工芝にすることで環境が変わり、猫が寄り付かなくなったとすれば、有効というべきなのでしょうか。
固くてチクチクする人工芝は効果がある可能性が高い!
ちまたで販売されている猫除けグッズを思い出してください。
100円ショップやホームセンターで販売しているような、トゲトゲがついたマットを見たことがあると思います。
それと同様の効果が得られると考えているのが、よくプールサイドでみかけたことのある、踏むと痛いあの人工芝。
素足で踏んだあの痛さを知っている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
まさかこの上に寝転んだり…なんてことは考えられないはずです。
実は、このような固い人工芝が猫除け対策には向いている、と言われています。
例えばいつも通るであろう部分にこの人工芝を置いておけば、必ずそこを踏まなければなりません。
となると、おそらくチクチクした部分を踏まなければならないこととなりますから、敏感な肉球を持つ猫にとっては非常に不快ですよね。
人間であれ、不快な場所に行きたいと思うことはありません。
なので、猫も同様に固くてチクチクする人工芝を敷くことで「ここは不快な場所になった」と判断し、来なくなる可能性があるというわけです。
ふかふかの人工芝だと効果が低い可能性アリ!
最初に、環境の変化によって猫が寄り付かなくなる可能性があると記述しましたが、
逆に、最近お庭に敷かれているようなリアルタイプの人工芝は、寝転がってもチクチクせず、とても快適に過ごせると人気です。
人間にとって居心地がいいということは、猫にとっても快適な可能性が高いとも言えますよね。
絶対に効果がないとは言いませんが、品質がいい、まるで本物のような人工芝を猫対策として使うというのは、むしろ快適な場所を作ってあげてしまっている可能性の方が高いです。
結果として、「本格的な猫除け対策」という目的で人工芝を敷くのは、やめておいたほうが得策です。
もちろん効果がないとは断言しませんが、お庭を人工芝にするためには、それなりの費用を要します。
そのため、単純にお庭をキレイにしたい、雑草対策したいという目的から人工芝を敷き、環境を変化させることで「ついでに猫除け対策」・・・というスタンスであれば後悔も少ないかもしれません。
その場合は、後述します人工芝以外の野良猫対策を併用したほうがいいのではないでしょうか。
一定期間のあと、また来る可能性も考えておく
環境の変化が功を奏して、人工芝に変えてからしばらくは来なかったものの、また来るようになったというケースはあります。
2週間ほど見なかったけれどまた来た、1ヶ月ほどは効果があったけれど…など、また来るようになるまでの期間も様々です。これは猫の個体差などにもよるものでしょう。
なぜまた来るようになってしまったか、その理由として考えられるのは「慣れ」です。
最初は環境の変化に戸惑い、不信感を抱いていた猫も、だんだんそれに慣れてくると「意外と問題がないかもしれない」と感じます。
人間の筋トレなんかもそうですが、最初は腕立て伏せ20回もしんどい…と思っていても、毎日続けていればその20回がラクに感じるようになり、少しずつ回数を増やせるようになった、なんてことはよくありますよね。
同様に、最初は嫌がって避けていても、だんだんと慣れてきてまたやってくるようになってしまうこともあるようです。
人工芝の上でフンをされた場合、どう掃除すればいい?
もし人工芝を敷いた後に、糞尿被害が再発してしまった場合は、適切な方法で掃除をしましょう。
掃除をしなければそこからかびてしまったり、臭いの原因になってしまいます。
固形物になっている場合、それは取り除いて捨て、人工芝自体はホースの水で流すなどの水洗いをするのがオススメです。
もっとしっかり掃除したい場合は、中性洗剤を使用するとよりしっかりと掃除ができます。
お家に高圧洗浄機があるのなら、そちらを使うのも有効ですよ。
感染症などの恐れもあるので、フンを見つけたら早めに処理することをおすすめします。
他の猫除け対策と併用して人工芝を使うのもオススメ
何も猫除け対策は人工芝だけではありません。
猫が嫌がる特定の周波数の超音波をだす機械を設置する、香水など香りがあるものを庭にまく、猫が嫌がる「忌避剤」を使用する、他にも猫が嫌いな香りのハーブを庭で育てる、猫除けマットを使う、入り込みやすい場所に網を張るなど、「猫除け」で検索すると本当に様々な方法がでてきます。
その中から、「これ、いいかも!」と思ったものをあわせて使ってみてはいかがでしょうか。
結論!猫の個体差で成果は変わるものの、人工芝もひとつの手段
猫の性格などの個体差で「家に来ないように出来るか」という成果は変わってしまう可能性が高いものの、通り道に人工芝を敷くことや環境の変化で来なくなったという声も多いです。
特に、固いタイプのものであれば手に入れやすく安価なので、「とりあえず」で試してみやすいのではないでしょうか。
人工芝だけでなく、他の猫除け対策方法を併用すればさらに効果が出るかもしれません。いずれの方法を利用するにしろ、まずは「試しやすい」ものから始めるのがおすすめです。
人工芝は掃除機で簡単にキレイになる!掃除の仕方も!
「人工芝はお手入れが必要なくてラク」という話は、人工芝に興味を持ったことがある方であればご存知のことだと思います。
しかし、本当にお手入れが簡単なの…?と、ちょっと不安な部分もある、という方もいるのではないでしょうか。
ちょっと掃くだけでOKだったり、掃除機でささっと汚れを吸い込むことが出来るのであれば便利ですが、それが出来なかったら結構面倒かも…と思いますよね。
その点は安心してください。人工芝は難しいお手入れが必要なくキレイな芝を楽しむことが出来るんです。
どんなお手入れが必要なのか?その頻度は?などなど、今回は人工芝のお手入れについてご紹介します。
人工芝はお手入れする必要はあるの?
「そもそも、人工芝は何かしらのお手入れやメンテナンスをする必要はあるの?」という疑問にお答えしましょう。
人工芝は天然芝と比べてメンテナンスの必要がないと言われています。
これは事実で、天然芝はきちんと芝生にするために土地を整えたり、芝自体の長さを整えるなどのメンテナンスを行わなければならないからです。
対して人工芝は最初から長さも揃っていますし、施工時に土地を整えればその後基本的にどうこうする必要はありません。
人工芝は頻繁に手間をかけたお手入れやメンテナンスをする必要こそありませんが、キレイな状態を長く保ちたい、人工芝を長持ちさせたいというのであれば、やはり多少ながらお手入れやメンテナンスをする必要があると言えるでしょう。
細かいゴミは掃除機で吸うだけで問題なし!
細かいゴミなどは、掃除機で吸うだけで問題ありません。
とはいえ芝丈の長さ、特に芝丈が長いものの場合、髪の毛などが絡まってしまいなかなか取れなかったり、ゴミを取ろうと掃除機のヘッドを強く押し付けてしまうことで、逆に奥に行ってしまう…なんてこともあります。
また、人工芝の品質にもよりますが、あまり品質が高くないものの場合、縫い付けてある芝が取れてしまう…なんて可能性もゼロではありません。
ヘッドを押し付けずにさっと撫でるような感じで掃除機を当てることをおすすめします。
また、細かいゴミがたくさんありそう…という場合は、ブロワーがあればゴミを集めたり飛ばすことが出来るので便利です。
ブロワーはホームセンターなどに売っている「送風機」ですが、強い風が出るため、風の力でゴミなどを飛ばすことが出来ます。
わざわざ掃除のために購入する必要はないかもしれませんが、DIYが流行っている昨今、ご家庭にあるのなら活用してみてはいかがでしょうか。
電動の小型のものであれば3,000円くらいで販売されているので、購入してみてもいいかもしれません。
土や砂の汚れにはちょっと注意して
庭など屋外に人工芝を敷いている場合、どうしても土や砂が人工芝に入ってくることがあります。
ほんの少しであればそう変化はありませんが、人工芝のクッション性が損なわれてしまったり、人工芝の水はけが悪くなる原因になってしまいますので、定期的に取り除くことをオススメします。
少量の土や砂の汚れであれば、基本的には掃除機で吸って掃除することが出来ます。
しかし、その量が多い場合は要注意。掃除機で吸い込もうとした場合、最悪掃除機が壊れてしまう可能性があります。
人工芝を敷いているところが水はけのよい場所であれば、ホースなどでざっと洗い流すのも手です。ただし、溝が詰まったりしないように注意する必要があります。
また、先程ご紹介しました電動ブロワーを利用して吹き飛ばすのも手段のひとつです。
大きめのゴミはほうきなどで掃くだけで大丈夫
人工芝は天然芝と違い、落ち葉が地面に還り栄養となることはありません。
仮に落ち葉がたくさんあった場合、全て人工芝の上に残ってしまうため、このような大きなゴミはほうきや熊手などでささっと掃いて処理する必要があります。
ほうきで人工芝をさっと掃くのは、メンテナンスとしてもオススメの方法。
掃除機の方がラクという方もいるかもしれませんが、芝を痛めづらく、庭に人工芝を敷いている場合、電源がないと掃除機が使えない(使いにくい)…なんてこともあるでしょうから、電源不要のほうきでささっと掃いてしまうほうがラクかと思います。
日頃のメンテナンスに使うのであればナイロン製のほうきで問題ありません。
落ち葉など大きなゴミを払うのであれば、昔ながらの竹箒がやっぱり強力ですね。
芝が寝ているなと感じたらデッキブラシなどで立ててあげればOK
長く人工芝を使用していたり、玄関などよく人が歩く場所の芝が昔に比べて(あるいは別の場所に比べて)寝てきてしまった、ということがあります。
人工と言っても草のようなものですから、重いものを長時間置いていたり、人がよく歩くところなど重さが乗りやすい部分はどうしても草が寝てしまいやすくなります。
「一部だけ草が寝てしまって格好悪い!」と思ってしまうかもしれません。
もちろんそんな時の解決方法もしっかりあります。
デッキブラシなどで、寝ている草を起こしてあげることで、しっかりと草が立ち美しくなります。
芝目を逆にブラッシングすればOK。髪の毛を逆立たせるようなイメージです。
ブラッシングで水はけ用の穴の目詰まりを解消することも出来ますので、ブラッシングも人工芝のお手入れのひとつとして定期的にやっていただきたいことのひとつですね。
デッキブラシは基本的なナイロン製のもので問題ありません。
ジュースなどをこぼしてしまったら、水拭きを!
お庭でピクニック気分をしていたら、うっかりお茶やジュースなどをこぼしてしまうこともあるかもしれません。
特に小さなお子様がいる場合、不意にこぼしてしまうこともありますよね。
もしジュースやお菓子などで人工芝が汚れてしまったら、濡れた布で優しく拭いてあげればOKです。
そのままにしておくと、こぼれた飲料に砂糖が入っていたらベタベタしてしまって感触が損なわれてしまいますし、そこからカビてしまう…なんてことも。
広範囲にこぼしてしまった場合は、水で洗い流す方がラクかもしれません。
人工芝もお手入れ自体は必要。でもメンテナンスは簡単!
「人工芝は全くお手入れをしなくても大丈夫」…そう思ってしまいがちな部分もあります。
実際に特別メンテナンスなどをしなくてもキレイな状態を保てるように作られている人工芝も多いですが、やはり長持ちさせたい、キレイな状態を少しでも長く維持したい…というのであれば、定期的にお手入れをしてあげる方が絶対に長持ちはします。
とはいえ、人工芝であればメンテナンスやお手入れに特別な道具などは一切必要なく、掃除機やほうきなど、家庭に最初からあるもので十分に行えます。
よりしっかりとメンテナンスをしたいというのであれば、ブロワーを購入してもいいでしょう。
お手入れ自体も毎日してももちろん構いませんが、週に1回程度掃除するという形でも、十分キレイな状態を保てます(人工芝の使い方にもよりますが)。
お手入れがめんどくさそうだから人工芝は辞めようかな…と考えているのであれば、それはもったいないことです。
汚れにくいように加工されている人工芝もありますので、お手入れが少なくてすむ商品を購入する、というのも手ですよ。
人工芝は静電気に困るって本当?対策方法は?
人工芝には天然芝にはないメリットも数多くありますが、その反面、残念ながらデメリットもあります。
例えば天然芝のように一から育てる必要はなく管理自体は楽ですが、その反面天然芝に比べると放熱しづらく、夏場は少し熱を感じやすくなります。
そんな天然芝にはないデメリットのひとつと言われているのが「静電気」です。
静電気はあの「バチッ!」が嫌いという方も多いのではないでしょうか。
人工芝は静電気が起きやすいの?それとも起きにくいの?静電気が起こるようになってしまったら、どのような対策を取ればいいの?…などなど、今回は人工芝と静電気の関係についてご紹介したいと思います。
人工芝は静電気が起きやすい?起きにくい?
そもそも、人工芝は静電気が起きやすいものなのでしょうか。
その疑問にお答えしますと、基本的には「起こりやすい」ものである…という回答になるでしょう。
その理由は人工芝の「素材」にあります。
人工芝の芝葉、パイル部分の素材は「ポリプロピレン」や「ポリエチレン」などが使用されているため、どうしても摩擦や乾燥による静電気が起きやすいんです。
そのため、湿気がある夏場であれば全く静電気を感じていなくても、乾燥する時期になると人工芝の上を歩いていたら「バチッ!」となってしまうことも。
静電気が苦手、という方は冬場に人工芝に触れる際はニットやナイロンなどの服は避けたほうがいいでしょうね。
また、粗悪な(静電気対策が出来ていない)人工芝でドッグランなど広範囲を人工芝にした場合、ペットが静電気を怖がって遊んでくれなくなる…なんてこともあるようです。
静電気抑制・防止加工が施された商品を購入する
「静電気が起こりやすいなら、人工芝は使わないほうがいいのかな?」と思われるかもしれませんが、対策方法はいくつもあります。
一番簡単な対策方法といえるのが、きちんと静電気対策が行われている人工芝を購入する、というものです。
メーカー側も人工芝が天然芝に比べて静電気が起こりやすいことを把握しているため、対策を講じている商品を販売していることがほとんどです。
静電気対策として利用される方法は色々ありますが、メジャーなのはパイル(葉っぱ)部分やマット部分に伝導性がある素材を組み込むような形や、樹脂部分に静電気防止剤を混入する形などです。
素材の中に組み込むという形だけでなく、放電のためのチップをつけることで静電気対策が行える商品もあります。
最初から組み込まれているものと、別売りで必要な場合に購入するものなど、こちらもメーカーによって様々ですね。
静電気抑制・防止加工は永遠には続かない!?
ただ注意しなければならないのは、こういった静電気の抑制・防止加工が行われた人工芝の場合、永久的にその効果が続くわけではない…ということです。
人工芝の上で遊んだりしていれば、絶対に経年劣化が起こります。その中で静電気防止のための加工も劣化し、だんだんと静電気を帯びやすくなってしまうわけですね。
もちろん、構造から静電気防止対策を講じていて、半永久的に静電気防止効果が続く、とカタログなどに記載されている人工芝もありますので、全ての人工芝の静電気抑制効果が劣化する…というわけではありません。
ですが、人工芝の使い方や敷いている土台によって差が出てきますので、静電気防止効果がある人工芝を敷いたとしても、ずっとそれが持つわけではない…ということは頭に入れておくべきポイントかと思います。
(ちなみに、土の上に人工芝を敷いた場合と、コンクリートの上に人工芝を敷いた場合では、後者の方は伝導性が悪いため帯電しやすく、人工芝の上で「バチッ!」が起きやすいです)
人工芝に静電気を発生させにくくする方法もある
静電気防止加工などが行われた人工芝を購入しても、どうしても時間が経つにつれてその効果が弱まってしまう可能性があります。
…その場合、もうどうすることも出来ないのでしょうか?
もちろん、そんなことはありません!
「最近人工芝で静電気が起こるようになったな」と思ったタイミングで、ご自身である程度簡単に出来る、静電気対策法もあるんです。
軽く水をまくことで静電気の発生を抑止できる
静電気が起こるのは「相対湿度が35%~40%を切ったとき」と言われています。
相対湿度とは、ある温度が空気中に含むことの出来る最大限の水分量に比べて、どの程度水分を含んでいるかを示すもので、私たちが普段使う「湿度」はこの相対湿度のことを指します。
例えば湿度が80%ですと「ムシムシする、ジメジメする」といった印象になりますが、35%や40%ですと「乾燥している、カラカラする」といった印象になります。
またこの相対湿度は、温度によって同じ50%でも印象が変わります。温度が高ければ高いほど分母も大きくなるため、16度と25度では後者の方が湿気がある、と感じます。
少々話がそれてしまいましたが、冬場は温度が低く、かつそこに含まれる水分量も少ないために静電気が起きやすいという仕組みになっています。
…ということは、軽く水をまくなどして、空気中の水分量を上げることで自然放電を促し、静電気を起きにくくすることが出来るというわけですね。
また、珪砂を人工芝へ充填しておくことにより、砂が水分を含み 静電気防止効果も高まります。ただ、砂を充填することにより、後のメンテナンスや人工芝の処分の際など、
少し手間がかかることもあります。
静電気防止剤を作り(買い)まく
より長い期間静電気を防止したい、というのであれば、静電気防止剤を作り、あるいは購入し、それを人工芝にまくという方法もあります。
柔軟剤やリンスなどで静電気防止剤を自分で作ることは可能ですが、小さいお子さんやペットがいる場合はパイルが口に入ってしまう可能性もゼロとは言えませんので、避けたほうがいいかもしれません。
天然成分である「グリセリン」を使用した静電気防止剤であれば肌に触れても問題ありませんので、小さいお子さんやペットが人工芝で遊ぶ環境であっても問題なく使えます。
グリセリンはドラッグストアなどで購入出来ますので、天然成分で手作りのものを作りたいというのであれば、こちらを購入するといいと思います。合成グリセリンは石油系化合物なので避けましょう。
どちらも水で希釈するだけでOKなので、とっても簡単です。スプレーボトルに入れてシュッシュッとすれば静電気防止に役立ちます。
また、人工芝で作業や遊ぶ前に自分たちに軽くスプレーしておくのもオススメです。
伝導性のあるゴムマットやシートを人工芝の下に敷く
これまでの対策方法よりは少々大掛かりですが、「いちいちスプレーするのは面倒!」という方は、伝導性のあるゴムマットやシートを人工芝の下に敷くのがオススメです。
これを敷くことでマットに帯電した電気が流れるため、静電気が起きづらくなります。さらにアースをつけておくと万全ですね。
ただ、この方法は人工芝の下に敷く必要があるため、作業としては大掛かりになります。ジョイントタイプの人工芝を使っており、面積も狭ければお手軽ですが、お庭全体を人工芝にしてあるといったケースですとかなり大変です。
静電気は天然芝に比べて発生しやすい。心配なら何かしらの対策を
天然芝では絶対に静電気は起きない…とも言えませんが、人工芝は天然芝に比べるとどうしても静電気が発生しやすいのは確かです。
購入、設置前に気をつけるポイントは静電気防止の加工などが行われている人工芝を購入すること、もし敷く土台がコンクリートであれば、伝導性のあるマットを下に敷くことを検討することが挙げられるでしょう。
人工芝を使っていて静電気が起きるな…と感じたら、静電気防止スプレーを作って使うなどの対策をすることで、ストレスが軽減するかもしれません。
長く快適に使いたいからこそ、なんらかの対策をすることも大切ですね。
便利!人工芝はサンプルだけ請求・お取り寄せできるって知ってた?
今では、ネット通販で買えないものはない!と言っても過言ではないほど、様々なものが通販で手に入れられるようになりました。
とはいえ、「ネットの情報だけじゃわからないから、実際にものを見てから購入したい」というものがあるのも事実ですよね。
特にコストがかかる、つまり高いものであれば失敗したくないですからなおさらです。
人工芝も、敷く面積や商品によりますが「失敗したくない買い物」のひとつではないでしょうか。ネットでたくさんの人工芝を買うことは出来ても、それが自分の好みに合うのかどうか、確かめられればいいのに…と思いますよね。
そこで活用していただきたいのが「サンプル」です。
ほとんどの人工芝はサンプル請求が可能!
意外とご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんが、実は多くの人工芝を販売しているメーカーがサンプル請求に対応しています。
サイズなどはメーカーによりますが、8cm角や10cm角の大きめのコースターサイズくらいのものであったり、A4サイズくらいであったりと様々。
サンプルに対応していない商品もあったりしますが、そのメーカーの主力商品や売れ筋商品であれば必ずサンプルとして請求出来るはずです。
サンプルの他、人工芝に関する基礎知識であったり、人工芝を敷く際の施工の流れなどが解説されているパンフレット・リーフレットが同封されていることが多いですね。
サンプルは無料?有料?
気になるのが、サンプルは無料なの?それとも有料なの?という部分。
こちらもメーカー(あるいは販売店)によるのですが、「無料で請求可能」「商品によっては有料」「有料で請求可能」の3パターンにわかれます。ちなみに当社はすべて無料でサンプル請求していただけます(メール便に限ります)。メーカーによっては有料でお取り寄せサービスを提供しているところもあるようです。
無料でサンプルがもらえるところよりも、有料でもらえるところの方が質がいいのかな?と考える方もいると思いますが、こればっかりは「メーカーによる」という感じなので、無料だから品質が低い、ということはありません。
有料しかサンプルがない場合、「どうしても気になる」というお店でないと手を出しにくいというデメリットはどうしても発生してしまいますよね。
サイトなどの情報を見て「有料でもサンプルが欲しい」と思うものであればどんどん請求してもいいかと思います。
サンプルを請求してからどのくらいで手元に届く?
こちらもメーカーによりますが、サンプルを請求してから、大体1週間~10日くらいで手元に届くことが多いようです。
早ければ3日ほどでつくこともあるようですが、大体1週間くらい待つ、と考えていればよさそうですね。
サンプルが届いたら比較してみよう!
サンプルが届いたら楽しんで終わりではありません。
多くの方が、人工芝を探したなかでいくつか「候補となる」ものが出来、そのサンプルを請求することになるかと思います。
つまり、複数メーカーのサンプルが手元に届く、という状況ですね。
口コミ・レビューやネット上の情報(画像など)ではわからなかったものがわかるのが、実物サンプルです。
サンプルが届いたらやるべきこと…それは「比較」です。
自分の家の庭にふさわしいのはどの人工芝なのか…を決定する必要がありますから、しっかりとサンプルを利用して比較してみましょう。
サンプルで比較するべきポイントその1:色
まず比較するべきポイントは「色」です。
人工芝といってもメーカーによって様々な色合いが出ています。同じメーカーでも商品によって色合いが違う、ということも十分にあります。
黄色みが入っているような色合いのものもあれば、美しい深い緑色が魅力的なものもあるでしょう。
どちらがいいのかというよりは、「どちらが自分の考える芝生に近いのか」が重要です。また、庭やベランダの雰囲気など、「人工芝を敷く環境にマッチしている色はどれがいいか」を比較してみましょう。
ただ置いてみるだけでなく、光があたった際の色味も見てみましょう。
人工芝は当然人工物で、芝葉部分はポリエチレンなどで出来ています。そのため商品によっては光を反射してちょっと「人工感」が出てしまうケースも。
そのあたりもどうなっているかきちんとチェックしましょう。
サンプルで比較すべきポイントその2:感触
触った際、踏んでみた際に感触がいいと感じられるものを選びましょう。
また、パイル(葉の部分)の長さによる感触の違いもしっかりとチェックしておきたいところです。
40mmや35mmなど、様々な芝の長さがあるので、自分に合った長さはどれか?と目安をつけることが出来ます。同じ長さでもメーカーによって感触が違う、というのはよくあることです。
寝転がりたい、踏みしめて気持ちよさを感じたいなど、自分のしたいことにあわせて、それに合った感触のものを選びたいですね。
サンプルで比較すべきポイントその3:芝目・芝密度
毛布などに毛の流れがあるように、人工芝にも芝の流れ(芝目)があります。芝目の逆から見ると一番リアルに見えますので、同じ方向から見て比較するようにするといいでしょう。
芝密度は、その名の通り芝葉の密度のことです。芝自体の弾力性に大きな差が出ます。
密度が高いほど弾力性があり、葉の部分が寝づらくなりますので、長くふかふかを楽しみたいという方は芝密度が高いものを選んでみてはいかがでしょうか。
逆に芝密度が低いものは葉の部分が寝やすくなります。このあたりも好みで…という感じになりますが、一般的には芝密度が高いほうが高品質、とされることが多いですね。
サンプルで比較すべきポイントその4:見た目
見た目、というと色味のこともそうではあるのですが、芝葉自体の形・太さもぜひチェックしていただきたいポイントです。
芝葉が太くてしっかりしているものがいいのか、細めでふわっとしたものがいいのか、芝葉の形状で感触にも差が出てきます。
また、芝葉の根もと部分にもベージュ色や緑色の短い人工芝があり、色の比率や密度であったり、カールさせてふわふわ感を出していたりと、メーカーごとの工夫が見られる部分でもあります。
細かい部分ではありますが、そのあたりも見てみてください。
加えて、人工芝を敷く面積にこの芝が敷かれるとどうなるか…と想像することも大切ですね。
いきなりの施工はギャンブル。まずはサンプルを請求してみて
人工芝は安価なものであれば100円均一でも買うことが出来ますが、芝生のようなリアルなものを求めるのであれば、それ相応のコストはどうしてもかかります。
「まあこれでいいでしょ」としっかり比較をせずに商品を購入し、いきなり人工芝を敷いてしまうのはギャンブルに近い行為です。
せっかく様々なメーカーがサンプルを提供してくれているのですから、実際に商品を見て比較し、「これだ!」と思った商品を購入することで後悔する可能性はぐっと下がります。
また、請求したサンプルはコースターとして利用したり、棚の上にちょっと飾るだけでオシャレなインテリアとしても使えます。
もらったあとでも使いみちがある人工芝サンプル、興味がある方は無料のものから請求してみてはいかがでしょうか。
人工芝はラグマットとしても活用できる!活用方法まとめ
人工芝はお庭に敷くなど、いわゆる屋外で使うもの…と思っていませんか?
「そもそも芝って屋外にあるものでしょ?」と言われたら確かにそうなのですが…最近では、インテリアとして人工芝を利用している方も増えてきているんです。
いわゆるカーペットやラグと同じように人工芝を使うというわけですね。
とはいえ、人工芝を家の中に敷くとしてもどんな場所に敷けばいい?どういった使い方(目的)で敷くと効果的…?などなど、わからないこともたくさんあるのではないでしょうか。
そこで今回は、人工芝を家の中に敷く「ラグマット」としての活用法をご紹介したいと思います。
人工芝は外だけのものじゃない!ラグとしても使える
人工芝はベランダや庭に敷くだけのものではありません。
最近では毛足の長いラグ(シャギーラグ)がインテリアとして人気ですが、人工芝もそのシャギーラグのように使うことが出来ます。
本物の芝を家の中に…なんてことは非常にハードルが高い行為ですが、人工芝であればマットやカーペットと同じように簡単に敷くことができちゃいます。
さらに、まさに「芝」といった緑色(草色)だけでなく、赤や白、ブラウンやグレー…といったオシャレなカラーの人工芝も売られていますので、人工芝の感触も楽しみたいけどインテリアとしてカラーにもこだわりたいニーズにも応えることが出来ます。
パイル(芝葉)の長さも様々なので、より自分好みの商品を見つけやすい、という意味でも人工芝はかなりメリットがあるといえるのではないでしょうか。
また、人工芝はカーペットに比べて通気性がいいのも特徴のひとつ。
夏でも涼しく、また見た目も芝ということで涼しい…と一石二鳥です。
リビングに敷いてリラックススペースに
人工芝をインテリア・ラグマットとして使用する場所の代表例は、やはりリビングではないかと思います。
リラックスするスペースに人工芝を敷くことで、ふわふわな感触を楽しむことが出来ます。
最近ではフローリングのお家も増えていますが、寝っ転がるとなるとかたくて痛いですよね…。その点人工芝なら、パイルの長めのものを選べば寝転がってもとっても気持ちいいんです。
天然の芝ではないものの、その感触やリラックス出来る効果はラグマットと比べてもかなり高い、と言えそうです。
芝生の上に寝転がりながらテレビ…なんて、想像しただけで至福の時間になりそうなのがわかりますよね。
もちろんリビング全部でなくとも、リラックススペースとして一部にだけ人工芝を敷くのもいいと思います。鮮やかな緑はお部屋のアクセントにもなりますよ。
ダイニングスペースに敷いて、まるで屋外気分!?
ダイニングスペースにカーペットやラグを敷いている、という方も多いと思います。
その部分を人工芝に変える…なんて使い方も出来ますよ。
柔らかいパイルの人工芝を選べば、裸足で踏んでもふかふかです。雨の日でも、なかなかお出かけが出来ない忙しい時期でも、ちょっと下を見ればピクニック気分になって、気分転換になるかも?
白のウッドテーブルやチェアーと組み合わせるととってもオシャレですよ。
子供部屋に敷いて遊びの空間を
リビングやダイニングだけでなく、子供部屋や子供が遊ぶスペースに敷く、というアイデアもあります。
部屋すべてに敷いて、雨の日でも外での遊びが出来るように…というアイデアもとっても素敵ですし、部屋の一角のみに敷いて「ここならゴロゴロしても大丈夫!」といった、部屋のアクセントにするのも素敵です。
おもちゃ置き場周りに人工芝を敷いて「ここまでならおもちゃを広げてもいいよ」なんてゾーニングに使うのも面白いかと思います。
固い床ですと、おもちゃで傷をつけてしまったり、転んだ際に打ち身を作ってしまう…なんてこともあるでしょう。
人工芝ならふわふわの質感なので、おもちゃを落としてしまっても、あるいは転んでしまってもケガになりづらく、お母さんも安心出来るのではないでしょうか。
フローリングが苦手なペットにも人工芝がオススメ
ペットを飼っているけれど、床が傷つくのが心配だったり、フローリングをあまり好まないのでカーペットを敷いている…という方もいますよね。
そんな時こそ人工芝なんていかがでしょうか。
ペットの遊び場部分を人工芝にする、ペット部屋全体を人工芝にする…など、このケースもリビングや子供部屋と同様に「どのようなデザインにするか」で変わってきますが、人間が寝転んで気持ちいいと思う人工芝は、当然?ペットにとっても気持ちがいいものです。
爪で床が傷つくのも防ぐことが出来ますし、フローリングが苦手そうなワンちゃんや猫ちゃんも人工芝の上なら快適に過ごせるかも…?
ドッグランを人工芝で作る方も多いとか。近くにドッグランや公園がないという方も、人工芝をうまく使えば家の中に遊び場所を作ることが出来るかもしれませんね。
他にもこんな場所に人工芝を敷くのもアリ
ざっと主な人工芝をラグマットとして使うアイデアをご紹介してきましたが、まだまだ他にもあります。
例えば、玄関の靴を脱ぐ部分に人工芝を敷いて、アウトドアな印象を出しつつオシャレ感を演出…なんてことも出来ます。玄関は汚れやすく掃除しにくいため、人工芝を敷くことで汚れも目立ちにくく掃除しやすくなるので、おすすめですよ。階段にマット代わりとして敷くなんてアイデアもあります。
いずれも芝の素材感と緑のカラーがアクセントとなり、ぐっと「ナチュラル」な印象が増します。
インテリアをモダンなもので揃えているお家でも、人工芝をアクセントとして入れることでどこかナチュラル感がでて、ワンランク上のオシャレな雰囲気を演出することが出来ますよ。
トイレの床に人工芝を敷くというアイデアもあります。
トイレのデザインはどうしても似たような感じになりますし、ナチュラルな雰囲気の空間にしたい、と考える方も多いですよね。
床が人工芝になるだけで雰囲気がガラッと変わりますし、お手入れもしやすいので、試す価値アリかもしれません。
余った人工芝はどうする?インテリアとしての活用法
人工芝は主に、タイルをつなぎ合わせるような「ジョイントタイプ」と、大きなカーペットのような「ロールタイプ」の2種類があります。
ロールタイプのものはハサミやカッターで好きな形に切ることが可能で(ジョイントタイプでも切れるものもあります)、より自由に使いたい、コストを抑えたい(ジョイントタイプの方が価格が高めの傾向にあります)、広い面積に敷きたい…という場合はロールタイプがオススメです。
しかし、敷きたいところに敷いてもあまりが出てしまった、部屋に合わせて切ったら余分が出来た…ということもあるでしょう。
でも、そのまま捨てるのはとてももったいないことですので、うまくアレンジして活用してみてはいかがでしょうか。
簡単なのは棚などの上に敷くこと。それだけで印象がかなり変わりますし、ふかふかなので物を置くにもマット代わりになって便利です。
他にもコースターやランチョンマットにするなんてアイデアも。パイルが長いとちょっと使いづらいかもしれませんが、身近に緑があるようでリラックス効果も高そうです。
他には文字の形に切ってウォールデコレーションを作ったり、コルクボードと組み合わせてナチュラルなインテリア装飾を作る…などなど、使いみちはかなりのものです。
ネット上にもたくさんアイデアがありますので、余った人工芝を是非色々な形でアレンジして楽しんでいただきたいですね。
室外だけでなく室内でも有効!人工芝の使い方はいろいろ
「芝」そのもののイメージから、屋内よりはやはり屋外をイメージしてしまうものですが、人工芝であれば家の中に土を敷く必要も芝を育てる必要もなく、手軽に「芝」を楽しむことが出来ます。
自分のイメージや趣味、好みやライフスタイルに合わせて好きなところに好きなだけ、インテリア・ラグマット代わりに人工芝を使うことで、オシャレな印象と快適な空間を手に入れることが出来る、といっても過言ではありません。
家の中にもっと緑を取り入れたい、ふかふかな草のマットに寝転んでみたい…という方は、人工芝を取り入れてみてはいかがでしょうか。
人工芝はサッカー・野球のスパイクで劣化する?
最近では大きなスタジアムや競技場だけでなく、子どもたちが試合が出来るような小さめなグラウンドなどでも人工芝を使用しているところが増えてきました。
それに伴って、家で子供がサッカーや野球の練習が出来るように、庭に人工芝を敷きたいと考えている方もいるかもしれません。
そこで気になるのが「スパイクで人工芝の上を走ったりしても大丈夫なの?人工芝が早く劣化しない?」という点です。
天然芝もそうですが、人工芝もコストがかかるものではありますし、敷いたあとすぐにボロボロに傷んでしまってはもったいない気持ちになってしまいますよね。
今回は、人工芝とスパイクの関係についてご紹介したいと思います。
人工芝には「家庭用」と「競技用」の2つがある!
まず最初に、人工芝は大きく2つの種類にわかれています。
どうわかれているかと言いますと「家庭用」と「競技用」の2種類です。
どちらも名称で意味が簡単にわかるものではありますが、家庭用は「景観用」とも言い、競技のために敷かれる競技用の人工芝よりもパイル(芝葉部分)が短めになっており、大体10mm未満のものから45mmくらいまでが主流です。
短いものは庭でパターゴルフを行う際に敷かれることが多く、芝生で子どもたちが遊ぶような庭にしたいと思うのであれば、30mmから45mmのものを選ぶのがいいとされていますね。
対して競技用はサッカーやフットサル、野球など様々なスポーツに対応した人工芝です。
競技内容や商品によっても違いますが、大体50mm~65mm程度の長さで、家庭用の人工芝に比べてパイル部分が長くなっています。
2つの人工芝は、実は構造から違っている
また、違いはパイル部分の長さだけではありません。
家庭用の人工芝と競技用の人工芝は、実は構造から違っているんです。
競技用の人工芝は、クッション性が求められます。なぜクッション性が必要なのかと言いますと、天然芝のグラウンドの場合、下は当然ですが土ですよね。
土は衝撃を吸収し、走るときにクッションの役割をしてくれます。人工芝は当然ですが人工物ですので、すぐ下は土ではありません。
そのため、土のようにクッションの役割を持つような構造になっていることがほとんどです。
具体的に説明しますと、まず一番上は当然ながらパイル部分となります。「ヤーン(芝)」や「ターフ」と言われることもあります。
その下の層は「充填剤」です。これはクッション性を出すためのゴムチップや砂が入っている部分です。
基本は砂とゴムチップで充填されますが、メーカーによっては人工芝の温度を下げる特殊なチップや、水はけのよい素材を使ったものなどがオプションで選べることもあります。
その下が「基布」です。この部分に人工芝が縫い付けてあります。
競技用の人工芝はこの3つの層からなっており、これを地面の上に敷く形となります。
家庭用の人工芝のクッション性は競技用より低め
対して家庭用の人工芝は、競技用と基本は変わらないのですが「充填剤」は入っていません。これはパイルが競技用に比べて短いことと、激しい運動をすることを想定していないため、クッション性がそこまで必要ないということからです。
充填剤がなければカチカチなの?と疑問に思われるかもしれませんが、しっかりした人工芝を購入すれば、パイル部分がふかふかになっていますので、裸足で踏んでも痛みを感じることはありません。
ただ、普段競技用の人工芝の上でスパイクを履き練習していて、家に帰ってきて庭で同じように走ったりした場合、家庭用の人工芝を敷いているのであれば「グラウンドの方が走りやすいな」「家の方が足が疲れるのが早いかも」と感じることはあるかもしれません。
競技用の人工芝は摩耗に強い作りをしている
加えて、競技用の人工芝のパイル(ヤーン・ターフ)部分は摩耗に強い作りになっています。
スポーツ、特にサッカーなどは選手同士が激しくぶつかることもありますし、走り回るので芝部分がどうしても摩耗しやすいのですが、摩耗を防ぎ耐用年数を長くするために、各社が工夫をしています。
競技用の人工芝における認定基準のひとつとして「FIFA認定基準」があります。
おなじみのサッカー組織ですが、FIFAが定めた人工芝における「耐久性」「耐退色性」「耐摩耗性」についての基準をクリアしている商品も日本にはあります。
スパイクで思い切り走っても、競技用なら大丈夫!
ここで最初の疑問に立ち返ってみましょう。「人工芝の上をスパイクで走っても大丈夫?」…というものですが、結論として「競技用の人工芝であれば問題なく走ってOK!」となります。
それを前提に作られていますので、望むところ…と言ったらおかしいかもしれませんが、気にすることなく走り回ってOKです。
劣化についても、人工物なので必ず劣化はしてしまいますが、競技用であれば劣化がより早まってしまうということは特別考えなくてもいいでしょう。
家庭用の人工芝だと、スパイクで走るのはイマイチ?
となると、家庭用の場合はあまり向いていないのかな?と思われるかもしれません。
メーカーによっては競技用と同じ人工芝パイルの作りをしているところもありますので、明らかに家庭用だとスパイクは向いていない、ということはないでしょう。
ただし先程も少し触れましたが、クッション性は競技用の人工芝に比べると高いものではありません。
そのため、大人がスパイクを履いて家庭用の人工芝の上を走り回る…となると、足が疲れやすいなど競技用の人工芝に比べて「差」を感じる可能性もないとは言えません。
また、激しい運動をするとなれば普通の使い方(景観目的として楽しむ)に比べると早く人工芝が劣化する可能性もあるでしょう。
人工芝の価格にもよりますが、しっかりした作りの価格もそれなりのものであれば、耐用年数は大体10年間くらいだと言われています。
ただ、お手入れを一切していなかったり、人工芝を敷いている土台(土かアスファルトなど)、天候などによっても変わりますので、絶対に10年間持つとは言えません。
競技用の人工芝はお庭には敷けない?
スパイクで走り回る前提であれば、最初から競技用の人工芝を庭に敷こうと考える方もいるかもしれません。
しかし、競技用の人工芝を施工する場合かなりのコストがかかります。
競技用に使用するロングパイルはショートパイルに比べてパイルの量が多く、充填剤を敷き詰める費用もかかってきます。また、ロングパイルの人工芝を施工する場合、下地をアスファルトにする必要があるため大掛かりな工事が必要となり、高額な費用が必要となります。
施工期間も長くなるため、人件費等も大幅にかかってくると考えるとロングパイルはあくまでプロスポーツ用の人工芝ですね。
スパイクによる人工芝の劣化を軽減するには!
人工芝の上をスパイクで走ることによって、劣化が早まる…というのは、その人工芝が競技用なのか、それとも家庭用なのかで変わってくる部分だと言えます。
競技用であれば劣化が早まることは特別考えなくてもいいかと思いますが、家庭用の場合は、かなり影響が出てくる可能性はあります。
家庭用の人工芝の上でスパイクを使用して、スポーツをするとかなりの影響があるため、おすすめしている人工芝メーカーは少ないかもしれません。しかし、少しでも耐久性を高める方法もあるようです。競技用人工芝の施工方法と同じように珪砂やゴムチップをまくことで耐久性が優れたり、スポーツもしやすくなるようです。
ただスパイクで走る頻度であったり、走る人の年齢、人工芝が敷いてある環境などなどで、一概に「スパイクで人工芝の上を走ると○年劣化が早くなる」と言えるものではありません。
人工芝のメーカーによって提案内容が違うので、相談してみるといいですね。
人工芝の上で赤ちゃんは遊んでも大丈夫なの?赤ちゃん侵入防止にも!
お庭の手入れがぐっと楽になるなど、様々なメリットがある人工芝。
「将来自分の家の庭も人工芝にしてもいいかも…」と思っている方もいるかもしれませんね。
しかし、色々と気になる部分も。例えば「赤ちゃんが人工芝の上で遊んだりしても、体に影響はないのかな?」など、大人では問題がないことでも、赤ちゃんや小さな子どもだと影響がある可能性も十分に考えられますので、ちょっと慎重になってしまいますよね。
そこで今回は、人工芝は赤ちゃんにとって安全なのか、そして意外な!?赤ちゃんに対する人工芝の活用法についてご紹介していきたいと思います。
人工芝に有害物質が含まれている…ってホント!?
人工芝に興味を持って調べた方の中には「人工芝は人体に有害だから避けるべき!」といった内容の記事などを目にしたことがある方もいるかもしれません。
まずは、人工芝は人体にとって有害なのか?という点からスタートしたいと思います。
そもそもなぜ人工芝は有害…と言われるまでに至ったのかといいますと、日本では2016年ごろに大きくネットニュースなどで取り上げられた、米国の「人工芝でプレイしているゴールキーパーはがんになる可能性が高い」という話からです。
アメリカのサッカーコーチが、ゴールキーパーのがん発症率が高いことに注目。その理由が人工芝にあるのではないか、と問題提起したことから始まりました。
その後様々な米国メディアが独自の調査を行った結果、人工芝のパイル(葉っぱ)部分ではなく、人工芝の下にクッション性を高めるために「充填剤」として使用しているゴムチップに原因がある、という結論になりました。
このゴムチップはタイヤの廃材が使われることが多く、ベンゼン、カーボンブラック、鉛などが含まれていました。
国際がん研究機関の発がん性リスク評価において、ベンゼンはグループ3(発がん性が確認できない)であるものの、カーボンブラックと鉛はグループ2B(発がん性が疑われる)でした。
そのため、劣化したゴムチップが小さく小さくなり、皮膚に付着したり、口から肺に入ることで発がん性が高まってしまうのでは…ということでした。
こう見ると「なんか人工芝って危ないんじゃ…」と思ってしまいますよね。
家庭用の人工芝はそもそも充填剤が使われていない!
しかし、このニュースのみで「人工芝=発がん性が高い」と結論付けるのはいささか早急な話です。
あくまで発がん性が懸念されるのは「充填剤として使用されるゴムチップ」であることは、先程の話からも読み取れますよね。
つまり、充填剤としてゴムチップが使われていなければ発がん性は全くのゼロ…とは断言しませんが、健康被害を心配する必要はないと言えます。そして、家庭用の人工芝はそのようなゴムチップが使われているものはありません。
人工芝を使ったとしても、米国で懸念されているようなことにはならない…というわけです。
メーカーもきちんと検査をしているので安心
また、人工芝を製作・販売しているメーカーも、安心してお客様に買ってもらえるように…と、第三者機関で有害物質含有量試験などを受け、商品の安全性をしっかりと証明しているところが多いです。
「大丈夫とはわかっていても、やっぱり心配」という方も多いでしょうから、しっかり安全性を確保しているものを購入したいという場合は、テストを受けていることを明言しているお店から購入するといいでしょう。
有害物質は問題なくても注意すべきポイントも
家庭用の人工芝は充填剤を使用しないため、ゴムチップも使われません。
そのため、発がん性について慎重になりすぎる必要はないと思います。…が、それとは別に気をつけるポイントもあります。
赤ちゃんの肌質も人それぞれなので、芝で遊んでいてかゆみを感じる可能性がない、とは言えません。
大人に比べて肌も弱いので、柔らかめの芝を選ぶなど工夫をしたほうがいいかもしれませんね。
あとは、ちぎれてしまった葉っぱを口に入れてしまう可能性もあります。小さいおもちゃなどもそうですが、なんでも口に入れたがる時期ってありますよね…。
素材の面では安全ですが、食べ物ではありませんので、口に入れないようにしっかりと見てあげることが大切です。
意外!?赤ちゃんの侵入禁止として人工芝が!
人工芝と言えばお庭やベランダなどの屋外に敷くイメージがありますよね。
しかし、赤ちゃんの侵入禁止のためのバリケードとして人工芝が使われる面白いアイデアがあるんです。
もともとはテレビで紹介された方法のようですが、これがとっても有効なのだそうです。
寝ているだけの時ならばいいのですが、ハイハイが出来るようになったり、つかまり立ちが出来るようになるとぐっと赤ちゃんの行動範囲は広がります。
そうなると「そこはいってはダメ!」という場所にもいつの間にか侵入していたり…なんてことは日常茶飯事。なかなか目が離せない!と困ったママも多いと思います。
そこで活躍するのが人工芝なんです。
やり方は簡単で、人工芝をここから入って来て欲しくないという場所に設置するだけ。ただし、最近のしっかりした人工芝では、肌触りも本物に近い作りになっているため効果はありません。
ホームセンターなどで購入出来る安価なものが有効となるようです。
赤ちゃん用のガードでは突破されていたのに、人工芝を使うことで赤ちゃんの侵入を防げたというケースも多いのだとか。特にテレビ周りや階段周りなど、ケガをしやすい場所の周りに置くことが多いようですね。
全員に有効!というわけではないので注意
効果が高いと大評判の「赤ちゃん進入禁止ゾーンに人工芝を置く作戦」ですが、これは非常に個人差が大きいです。というのも、赤ちゃんの性格によっては人工芝をものともせずに突破する子もいるみたいです。
流石に最初は触れるとチクチクするのでびっくりし近寄ることはありませんが、何度もチクチクしているうちに慣れてきて、突破してしまう…なんてことがあるみたいです。
数週間で突破する子もいれば、2~3歳まで突破しない子など、本当に赤ちゃんの性格など個性によるものなので、一概に「絶対に半年以上は効果がある」といえる方法はないのが実情といったところでしょうか。
しかし、そこを突破されたママたちはなんと「人工芝を裏返す」という方法を編み出します。
(ホームセンターなどで購入出来る安価なものであれば)裏面の方がよりチクチクのするで、さらに侵入しづらくなる…というわけですね。
ただ、あまり「人工芝=痛いもの」というイメージをつけすぎると、外の芝生も怖がってしまう、なんてお子さんも…。
「芝生は痛いものではない」と分かればすぐに慣れるようではありますが、あまりチクチク度が高いものをセレクトしないほうがいいでしょうね。
人工芝は幅広く使える!赤ちゃんにも安心・安全
人工芝は屋外だけでなく、屋内でもガードとして使える…なんて、想像以上に幅広い使い方がありますよね。
特に、赤ちゃんが家の中を動き回ってこまる、テレビが大好きすぎて困る…という場合、テレビ周りに人工芝を置いてみてもいいかもしれません。
お庭に敷くようなタイプの人工芝は、ゴムチップを使用した充填剤も使っておらず、かつ有害物質含有量試験をパスしている商品を選べば安全性も問題ないでしょう。
口の中に葉っぱを入れたりしないか、などは注意しておく必要こそありますが、赤ちゃんと一緒に芝の上で遊んでみてはいかがでしょうか。
初心者が色々な人工芝を比較するときチェックするべきポイントは?
家に庭があるのはいいけれど、雑草なんかの処理が大変…そんな方にオススメなのが「人工芝」です。
人工芝はその名の通り人の手で作られた芝で、手入れも簡単できれいな庭を一年中楽しめる素敵なアイテム。
…とはいえ、ひとくちに人工芝といっても実は沢山のメーカーが販売しており沢山の種類があるため、「ちょっと興味が湧いたけれど、どれを買えばいいの!?」と悩んでしまう方も多いと思います。
そこで今回は、人工芝を選ぶ際に比較すべきいくつかのポイントをご紹介します。自分のお庭にピッタリの人工芝を選ぶお手伝いになればと思います。
ポイント1:パイル(葉)の長さ
最初のポイントはパイルの長さです。パイルとは、芝の葉っぱのことを指します。つまり、芝の長さを決めようというわけですね。
人工芝では、おおきくわけると「ショートパイル」と「ロングパイル」の2種類にわけられます。
こちらも非常にシンプルで、短いものと長いもの、というわけです。
ロングパイルはサッカーやフットサルといった芝の上で行うスポーツのために利用されることが多く、一般家庭では使うことはまずありません。
長さも50mmを超えるものが多いため、ちょっと葉っぱが長すぎる!という印象になってしまいます。
そのため、「ショートパイル」と記載されているもの、あるいは記載されていなくても家庭用の商品として販売されているものから選ぶといいでしょう。
パイルの長さ(あるいは芝丈)はメーカーによって色々と幅がありますが、だいたい20mm~45mmのものが一般的です。
長ければ長いほどクッション性が高くなり、ふかふかな触り心地・寝心地になりますが、パイルが長い分熱がこもりやすいなどのデメリットがあります。
長めの芝生が好きというご家庭であれば長めのものを、そうでなければ短めのものを選ぶ…といった感じにすると失敗が少ないかと思います。
お庭でパターゴルフをするといった特定の目的があるのであれば、10mmなどの本当に「ショート」といえる商品もあります。
10mmくらいでも寝転んで痛い(固い)と感じることはないようですので、短めの芝がお好きであれば、このくらいの長さのパイルでもいいかもしれません。
また、長さも大切ですがパイルの密度も大切です。密度が低い人工芝ですと、上を歩いているだけでパイルが寝てしまい、せっかくの長さを活かせない…なんてこともあります。
できるだけ密度が高いものを選ぶとパイルも寝にくく、芝が全体的に長持ちします。
ポイント2:パイルの素材
続いて、パイルの素材です。
人工である以上、パイルは葉っぱそのものが使われていることはなく、科学素材にて作られたものになります。
その中でも多いのが「ポリエチレン」「ポリプロピレン」「ナイロン」の3種類です。
最近で一番多く使われている素材が「ポリエチレン」です。
3種類の素材の中で一番耐久力が強く、柔軟性も耐摩耗性もあるため、一度購入すれば長い間使用することが可能です。
ただし、その分ポリプロピレン製の人工芝よりもちょっとお値段が高い傾向にあるようです。
ただ、どれだけ人工芝に対して負担をかけるか(毎日庭で遊ぶご家庭とそうでないご家庭では差があります)によって変わりますが、変えるまでの年数が長くなるため、結果的にお得になりやすいのもこちらの素材で作られた人工芝です。
続いては「ポリプロピレン」です。もともと人工芝はこの素材で作られることが多いものでした。適度な耐久性もありますし、価格も安いので「とりあえず人工芝を使ってみたい・体験してみたい」という方にはオススメの素材と言えます。
最後の「ナイロン」は、屋内にはいいものの、屋外ではちょっと使いにくい素材です。
前述の2種類の素材で作られている人工芝が多いため、特別選択肢には上がらない素材…とも言えそうですね。
お庭で使うのであれば、「ポリエチレン」か「ポリプロピレン」のどちらかから選んだ方がいいでしょう。
ポイント3:パイルの色
色は「この色がおすすめ」というものはありません。
お庭の雰囲気や好みなどで大きく変わる部分だと言えるでしょう。
最近では色ムラをわざと入れることで、リアルな芝感を出している商品も多いですし、メーカーによっても全然違います。
できるだけ緑っぽいものがいい方、ちょっと枯れた葉っぱも混ざったような感じがいい方など、それぞれのご家庭の好みに合わせて選ぶことをオススメします。
傾向として、価格が高くなればなるほど「よりリアルな芝に近いもの」になります。また、反射を抑えるようにしていることも多いです。
なぜ反射を抑えるようにしているかと言いますと、光が当ってしまうことで人工物とわかりやすくなってしまうからです。本当の葉っぱよりピカピカと反射すると「作りものかな?」って思ってしまいますよね。
実際に現物を見て、光のあたり方などもチェックしてみるといいと思います。
また、人工芝ならではの「カラー芝」なんてものもあります。わざとありえない色を選ぶことによって、それがまたおしゃれに見えます。
こちらもお庭のイメージやデザインなどを踏まえつつ、好きなものを選ぶのがまた楽しいといえる部分ではないでしょうか。白や黒、黄色、赤、紫やピンクなどメーカーによって本当に様々なカラー芝が出ています。
ポイント4:ジョイントタイプかロールタイプか
最後のポイントは、人工芝のタイプです。
人工芝の場合、主に「ジョイントタイプ」と「ロールタイプ」の2種類があります。
「ジョイントタイプ」というのは、四角形のタイル状になっているものです。ホームセンターや家具屋などで売られている四角形の絨毯やフローリングのマットみたいなものを見たことがある方は多いと思いますが、あれの芝バージョンです。
パズルのようにポンポンと気軽に置けるため、非常に設置が楽なのが特徴です。一部色が違うものを入れたりしてアクセントをつけることも簡単に出来ます。
ただし継ぎ目が見えやすいこと、ロールタイプに対してコストが高いことなどから、マンションのベランダなど、狭めの場所に利用するのがオススメです。
パズルのようにはめ込む部分が、人工芝の裏側についているものとついていないものもありますので、購入時にしっかり確認する必要がありますね。
「ロールタイプ」はそれこそ絨毯のように、長いマット状になっているものです。
幅も1m~2m程度と広くなっているため、一戸建てのお庭に敷くなど、広範囲に人工芝を敷きたいという方にオススメです。
はさみでカットすることも出来ますので、お庭の形に合わせてキレイに敷くことが出来るのもメリットですね。
ただしジョイントタイプに比べてどうしても浮きやすいので、きちんと固定する必要があります。
どんな芝がいいかを決めれば、比較もしやすくなる!
人工芝を選ぶ上で一番大切なことは、「どのような芝を庭やベランダに敷きたいか」です。
イメージに近いものをできるだけ絞っていくことで、複数の商品を比較する際に優先すべき、しっかり検討するべきポイントが自然と見えてきます。
ポイントが見えると比較もしやすくなり、より自分の理想に近い商品を探し当てられる可能性がアップするはずです。
一部のショップでは商品サンプルを取り寄せることも可能なので、最初は実際に触ってみて良さそうなものを購入する、という形でもいいと思いますよ。
人工芝のゴムチップが必要な理由は?発がん性があるのは本当なのか?
野球場やサッカー場などの各種競技場で「人工芝」が敷設されることが多くなってきました。また、それ以外でも自宅用のインテリアとしての人工芝の利用も増えてきています。
人工芝のグランドでプレーをしたことがある方はご存じだと思いますが、人工芝のグランドには、黒い粒のようなものが撒かれています。今回は、その「黒い粒」がどのようなものなのかを解説していきたいと思います。
人工芝に撒かれているゴムチップの役割
競技場の人工芝に撒かれている黒い粒の正体は、「ゴムチップ」です。なぜ人工芝の上にゴムチップが撒かれているのでしょうか?
競技用の人工芝の特性は、とにかく競技者の安全性を重視したものになっています。野球やサッカー、ラグビーなどは激しいプレーや激しい接触が行われる可能性が大変高いスポーツです。
そこで重要になってくるのがパイル(葉の部分)になります。近年の人工芝は、排水性もよく、グランドレベルの気温上昇も防いでくれるものも出回っています。天然芝により近付ける技術は、どんどん上がってきています。
しかし、人工芝のパイルを天然芝と比較した場合、技術が進んできている今日でも、まだまだ固いと言わざるといえません。特に、競技場のグランドに立っている選手たちは、敏感に感じ取ります。
そこで、選手たちの膝や腰に負担の掛からないよう、クッション性を高めるために、人工芝と共に撒かれているのがゴムチップになります。
競技用の人工芝において、このゴムチップは安全性の理由から必要なものとなっているのです。
ゴムチップには発がん性の危険が疑われている
選手たちのフィジカル面を支えているゴムチップではありますが、そのゴムには「発がん性」があるのではないか?という疑いがあります。
ことの発端は、2014年にアメリカの女子サッカーチームの選手がガンを罹患したとNBCテレビが報道したことです。さらに、ガンに罹患した選手の38人中34人がゴールキーパーだったという記録があります。
近年、欧米では天然芝のグランドからロングパイル人工芝への移行が進んでいるため、ガン罹患の原因が人工芝に向けられてしまったのです。
実際に、ゴムチップの成分から高濃度の鉛が検出されましたが、アメリカの環境保護局(EPA)は、人工芝の発がん性について沈黙を貫いてしまったのでした。
鉛は、国際がん研究機関(IARC)の発がん性分類の中で、発がんの疑いが高い物質となります。呼吸時や損傷した皮膚などから、鉛が体内に入ってしまう可能性はかなり高いのです。
目に見えない発がん性物質がグランドにあっては、安心してプレーをすることはできません。ゴムチップは、耕運機のようなもので人工芝いっぱいに撒かれます。グランド上にいる限りは、いつ体内に吸収されるかわかりません。
全体に撒かれたゴムチップだけを取り除けば良いのでは?と考えるのが一般的ですが、グランド全体にびっしりと撒かれたゴムチップのみを回収することは現実的に難しいのです。
それならば、人工芝を張り替えてはどうか?との意見も出たようです。
しかしながら、アメリカには約1万1000ヶ所の人工芝グランドがあります。
ひとつ入れ替えただけで100万ドル(約1億1000万円)かかる計算です。全ての人工芝を入れ替えるのには、途方もない時間と金額が必要なのです。
また、誤解のないようにしておかなければならないのは、人工芝自体に発がん性は認められず、人工芝に撒かれたゴムの素材に発がん性がある疑いがあるだけです。「人工芝=発がん性があり、危険」ではありません。
人工芝からゴムチップをなくすことは難しい
危険な要素があるゴムチップですが、そもそも本当に必要なのでしょうか?
先にも述べた通り、ゴムチップは衝撃を吸収するクッション材として使われています。ですから、ゴムチップをなくしてしまえば、ガンへのリスクはなくなるものの、膝や腰など身体的な故障の原因になる可能性は高くなります。
毎日のように激しい練習を行っている選手たちへの負担は大きなものとなりますので、既存のグランドに関しては、ゴムチップはやはり必要不可欠なものとなってしまいます。
必要不可欠なゴムチップですが、問題となっているのは、鉛やベンゼン、カーボンブラックといったような化学物質です。これらは古タイヤに含有されるもので、発がん性が疑われる物質となります。
しかし、全てのゴムチップにそのような物質の入った素材が使われているかというと、そんなことはありません。
エチレンプロピレンゴムなどの毒性が認められないゴムチップを使用している人工芝も存在します。しかし、値段の面からいえば古タイヤを使用しているチップと比べて、高価になります。
発がんの危険がある人工芝を入れ替えることは、先程のアメリカの事例と同じで、1億円という莫大な金額がネックとなり、なかなか進まないのが現実かもしれません。
また、駐車場やインテリアに使用される人工芝については、そもそもクッション性は必要ありません。ですので、ゴムチップに関しての危険性は考えなくても良いでしょう。安心してお使いください。
今、安心・安全な人工芝の敷設が求められています
クッション性を保つことは、フィジカル面でとても大切な要素です。また、それに加えて、目に見えない不安を取り除くことも大切です。人工芝には安心・安全が求められる時代となってきました。
人工芝を敷設する業者は、それこそたくさん存在します。業者選びをする中で、大切なことは、まず相談をしてみることです。さまざまな商品があるものの、実際にそこから安心・安全な商品を選ぶこと自体がとても難しいからです。
人工芝に関する技術は、近年とても高くなっています。水はけの良さ、屋外のグランドでも熱がこもらない、天然芝に近い商品はすでに開発されています。メンテナンスのしやすさというものは、ランニングコストの削減に大きく貢献します。
そのなかで、今回のような発がん性物質があっては元も子もなくなってしまいます。
とはいえ、発がん性物質を含んだゴムチップは30~40年前の古タイヤを使用していた頃の問題で、近年では鉛などの有害物質に対しての規制が厳しくなるなどゴムチップの材料となるタイヤの品質が向上しており、その不安も払しょくされています。
敷設業者も、扱う材質などについては知識をもっていますので、疑問や不安に思うことがあればしっかりと確認しておいたほうがいいでしょう。
価格、安全性、安全性のバランスがとれた人工芝を使用することが、今の時代には必要不可欠な要素となっています。
人工芝でプレーをする機会も多くなってきた時代、安全性の確認など全てを業者任せにするのではなく、安全のために自分たちの身は自分たちで守ることをベースに、対策と実践を行ってください
医療では「スタンダードプリコーション」という概念があります。感染症から身を守る予防策ですが、体に有害なものを体内に取り入れないことですから、人工芝を利用するみなさまにも当てはまります。
接触プレーなどで目に何か入ってしまった場合は、よく流水で目を洗い、医師に診察してもらいましょう。
また、損傷した皮膚からも体内に取り込まれますので、擦り傷や切り傷などのけがをした場合は、絆創膏を貼るなどの対策をしましょう。
長くなってしまいましたが、みなさんが安心して人工芝を利用できるように人工芝の安全性をご説明しました。
わたしたち業者も、ゴムチップは課題のひとつとなります。利用者が安心してお使いいただける人工芝のご提案をさせていただきます。