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紫外線の影響は一年中です

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2023年10月30日

太陽の位置がどんどん下がってきています。

朝日を見ていると、こんな位置だったっけ?と思うことがあります。

日中、上を見上げると太陽の光が横からささっていることに気づきます。

やはり太陽の力はどんどん弱まっているのがわかります。

 

当然のことながら、紫外線の量も夏に比べて冬は少なくなります。

紫外線はUVAとUVBの2種類があるのはご存知でしょうか?

UVCもあるのですが、

こちらはオゾン層で完全にとらえられますので地上には降りてきません。

そのため地上に降り注ぐ紫外線はUVAとUVBの2種類だということです。

UVAは波長が長くエネルギー量は少ないですが、

UVBは波長が短くエネルギー量は多いです。

波長が長い方がより遠くまで届くという性質があります。

太陽が上から降り注ぐ夏場はUVBが散乱せずに地上まで届きます。

そのため、UVBの量は夏が多くなります。

そして太陽が横から降り注ぐ冬場はUVBが散乱してしまい地上へ届きません。

しかし波長が長いUVAは冬でも一定量は届いてしまいます。

 

UVAは長い時間をかけて気が付かないうちに繊維の構造を変えたりしていきます。

じわじわと、人知れず・・・

波長が長いことから繊維の奥まで届いてしまうという特徴があります。

これにより繊維が変性をしてしまい、性質が変わってきます。

変わるといってもいい方向に変わることはなく、

悪い方へ変わります。

色が変わる。

強度が変わる。

弾力が変わる。

しなやかさが変わる。

これらは悪い方へ変わります。

 

鮮やかな色は薄くなり、

強度はもろくなり、弾力はなくなり、

しなやかさはなくなります。

硬くてポロポロになっていくのです。

それはUVAが冬でも降り注いでいることから油断はできないのです。

 

人工芝は外へ敷くことが多いので、

どうしてもこの紫外線の影響を受けてしまいます。

屋根をつけるつけないということではありません。

人工芝の利用目的から考えると屋根のあるなしではなく、

なくてもいいものを使うというのが現実的です。

人工芝の素材として

ポリプロピレン(PP)とポリエチレン(PE)を使うことが多いです。

ポリプロピレンは紫外線による劣化が起きやすいことが問題とされています。

劣化とは本来の性質を失うことです。

人工芝に使用しているならば、人工芝としての性質ではなくなるわけです。

屋外でポリプロピレンを使う場合は対紫外線処理をしているものを使用し、

定期的な点検が必要となります。

 

一方でポリエチレンは紫外線による劣化が起きにくいという特徴があります。

そのため外で使う人工芝にとっては適した素材となります。

初期コストが高いのですが、

何度も点検をしたり交換をしたりすることを考えると、

一度敷いたら長期間交換不要になるわけですから、

その分の手間とコストを抑えることができます。

なお、芝人の人工芝は主にポリエチレンを使用しています。

さらに「モノフィラメント」と言って釣り糸のように1本の太い繊維となっています。

「ポリエチレンモノフィラメント」はしなやかで丈夫ですが、

紫外線による劣化が起きにくいという特徴があります。

 

気を付けることはUVAによるじわじわとしたダメージでありそれは一年中です。

人工芝に毎日日焼け止めを塗ることはありませんので、

紫外線による劣化を防げる素材を選び、

さらに対紫外線処理を施しているものを選ぶということが必要となります。

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