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人工芝は静電気に困るって本当?対策方法は?

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2018年10月29日


人工芝には天然芝にはないメリットも数多くありますが、その反面、残念ながらデメリットもあります。

例えば天然芝のように一から育てる必要はなく管理自体は楽ですが、その反面天然芝に比べると放熱しづらく、夏場は少し熱を感じやすくなります。

そんな天然芝にはないデメリットのひとつと言われているのが「静電気」です。

静電気はあの「バチッ!」が嫌いという方も多いのではないでしょうか。

人工芝は静電気が起きやすいの?それとも起きにくいの?静電気が起こるようになってしまったら、どのような対策を取ればいいの?…などなど、今回は人工芝と静電気の関係についてご紹介したいと思います。

人工芝は静電気が起きやすい?起きにくい?

そもそも、人工芝は静電気が起きやすいものなのでしょうか。

その疑問にお答えしますと、基本的には「起こりやすい」ものである…という回答になるでしょう。

その理由は人工芝の「素材」にあります。

人工芝の芝葉、パイル部分の素材は「ポリプロピレン」や「ポリエチレン」などが使用されているため、どうしても摩擦や乾燥による静電気が起きやすいんです。

そのため、湿気がある夏場であれば全く静電気を感じていなくても、乾燥する時期になると人工芝の上を歩いていたら「バチッ!」となってしまうことも。

静電気が苦手、という方は冬場に人工芝に触れる際はニットやナイロンなどの服は避けたほうがいいでしょうね。

また、粗悪な(静電気対策が出来ていない)人工芝でドッグランなど広範囲を人工芝にした場合、ペットが静電気を怖がって遊んでくれなくなる…なんてこともあるようです。

静電気抑制・防止加工が施された商品を購入する

「静電気が起こりやすいなら、人工芝は使わないほうがいいのかな?」と思われるかもしれませんが、対策方法はいくつもあります。

一番簡単な対策方法といえるのが、きちんと静電気対策が行われている人工芝を購入する、というものです。

メーカー側も人工芝が天然芝に比べて静電気が起こりやすいことを把握しているため、対策を講じている商品を販売していることがほとんどです。

静電気対策として利用される方法は色々ありますが、メジャーなのはパイル(葉っぱ)部分やマット部分に伝導性がある素材を組み込むような形や、樹脂部分に静電気防止剤を混入する形などです。

素材の中に組み込むという形だけでなく、放電のためのチップをつけることで静電気対策が行える商品もあります。

最初から組み込まれているものと、別売りで必要な場合に購入するものなど、こちらもメーカーによって様々ですね。

静電気抑制・防止加工は永遠には続かない!?

ただ注意しなければならないのは、こういった静電気の抑制・防止加工が行われた人工芝の場合、永久的にその効果が続くわけではない…ということです。

人工芝の上で遊んだりしていれば、絶対に経年劣化が起こります。その中で静電気防止のための加工も劣化し、だんだんと静電気を帯びやすくなってしまうわけですね。

もちろん、構造から静電気防止対策を講じていて、半永久的に静電気防止効果が続く、とカタログなどに記載されている人工芝もありますので、全ての人工芝の静電気抑制効果が劣化する…というわけではありません。

ですが、人工芝の使い方や敷いている土台によって差が出てきますので、静電気防止効果がある人工芝を敷いたとしても、ずっとそれが持つわけではない…ということは頭に入れておくべきポイントかと思います。

(ちなみに、土の上に人工芝を敷いた場合と、コンクリートの上に人工芝を敷いた場合では、後者の方は伝導性が悪いため帯電しやすく、人工芝の上で「バチッ!」が起きやすいです)

人工芝に静電気を発生させにくくする方法もある

静電気防止加工などが行われた人工芝を購入しても、どうしても時間が経つにつれてその効果が弱まってしまう可能性があります。

…その場合、もうどうすることも出来ないのでしょうか?

もちろん、そんなことはありません!

「最近人工芝で静電気が起こるようになったな」と思ったタイミングで、ご自身である程度簡単に出来る、静電気対策法もあるんです。

軽く水をまくことで静電気の発生を抑止できる

静電気が起こるのは「相対湿度が35%~40%を切ったとき」と言われています。

相対湿度とは、ある温度が空気中に含むことの出来る最大限の水分量に比べて、どの程度水分を含んでいるかを示すもので、私たちが普段使う「湿度」はこの相対湿度のことを指します。

例えば湿度が80%ですと「ムシムシする、ジメジメする」といった印象になりますが、35%や40%ですと「乾燥している、カラカラする」といった印象になります。

またこの相対湿度は、温度によって同じ50%でも印象が変わります。温度が高ければ高いほど分母も大きくなるため、16度と25度では後者の方が湿気がある、と感じます。

少々話がそれてしまいましたが、冬場は温度が低く、かつそこに含まれる水分量も少ないために静電気が起きやすいという仕組みになっています。

…ということは、軽く水をまくなどして、空気中の水分量を上げることで自然放電を促し、静電気を起きにくくすることが出来るというわけですね。

また、珪砂を人工芝へ充填しておくことにより、砂が水分を含み 静電気防止効果も高まります。ただ、砂を充填することにより、後のメンテナンスや人工芝の処分の際など、
少し手間がかかることもあります。

静電気防止剤を作り(買い)まく

より長い期間静電気を防止したい、というのであれば、静電気防止剤を作り、あるいは購入し、それを人工芝にまくという方法もあります。

柔軟剤やリンスなどで静電気防止剤を自分で作ることは可能ですが、小さいお子さんやペットがいる場合はパイルが口に入ってしまう可能性もゼロとは言えませんので、避けたほうがいいかもしれません。

天然成分である「グリセリン」を使用した静電気防止剤であれば肌に触れても問題ありませんので、小さいお子さんやペットが人工芝で遊ぶ環境であっても問題なく使えます。

グリセリンはドラッグストアなどで購入出来ますので、天然成分で手作りのものを作りたいというのであれば、こちらを購入するといいと思います。合成グリセリンは石油系化合物なので避けましょう。

どちらも水で希釈するだけでOKなので、とっても簡単です。スプレーボトルに入れてシュッシュッとすれば静電気防止に役立ちます。

また、人工芝で作業や遊ぶ前に自分たちに軽くスプレーしておくのもオススメです。

伝導性のあるゴムマットやシートを人工芝の下に敷く

これまでの対策方法よりは少々大掛かりですが、「いちいちスプレーするのは面倒!」という方は、伝導性のあるゴムマットやシートを人工芝の下に敷くのがオススメです。

これを敷くことでマットに帯電した電気が流れるため、静電気が起きづらくなります。さらにアースをつけておくと万全ですね。

ただ、この方法は人工芝の下に敷く必要があるため、作業としては大掛かりになります。ジョイントタイプの人工芝を使っており、面積も狭ければお手軽ですが、お庭全体を人工芝にしてあるといったケースですとかなり大変です。

静電気は天然芝に比べて発生しやすい。心配なら何かしらの対策を

天然芝では絶対に静電気は起きない…とも言えませんが、人工芝は天然芝に比べるとどうしても静電気が発生しやすいのは確かです。

購入、設置前に気をつけるポイントは静電気防止の加工などが行われている人工芝を購入すること、もし敷く土台がコンクリートであれば、伝導性のあるマットを下に敷くことを検討することが挙げられるでしょう。

人工芝を使っていて静電気が起きるな…と感じたら、静電気防止スプレーを作って使うなどの対策をすることで、ストレスが軽減するかもしれません。

長く快適に使いたいからこそ、なんらかの対策をすることも大切ですね。

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