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人工芝は火災の際にリスクがある?防炎認定されている商品はあるの?

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2019年05月11日

人工芝のデメリットとして取り上げられるのが「熱に弱いこと」です。

「もしちょっと燃えたとしたら一気に燃え広がってしまうのでは?」と不安になる方もいるかもしれません。
基本、人工芝は「火気厳禁」ですから考えるのもムリはありません。

しかし安心してください。人工芝が仮に燃えたとしても、すぐに庭に燃え広がってしまってどうしようもなくなるなんてことはないんです!

人工芝は「燃えにくく」はなっている

人工芝は熱に弱いと言われていますが「燃えやすい」というわけではありません。

人工芝のターフ、すなわち葉っぱの部分は「樹脂」で出来ていますが、その樹脂に特殊な薬剤を混ぜることで燃えにくくするようにする工夫が行われています。

なので、例えば線香花火の火が人工芝の葉に落ちてしまった場合、その部分が熱によって溶けてしまう可能性はありますが、そこから着火して燃え広がってしまうということはありません。

多くの人工芝は難燃性樹脂が使用されている

このような「燃え広がらないように工夫がされている」「自己消火能力がある」という樹脂のことを「難燃性樹脂」と言います。

多くの人工芝はこのような難燃性樹脂が使用されていますので、安心して庭などに敷いてもらうことが可能となっています。

…ただし、100%難燃性樹脂で作られているのか、と言われるとまた違います。

例えば非常に安い人工芝など、難燃性樹脂を使用していない可能性もありますので、心配であれば販売している業者に問い合わせる、説明文にあるかチェックするなどして確かめてから購入することをおすすめします。

中には「防炎認定」されている人工芝も

また、販売されている人工芝の中には「防炎認定」を受けている商品もあります。

「公益財団法人日本防炎協会(JRA)」というところが認定しているもので、ここが定めた一定の基準をクリアした「燃えにくい」商品のみ認定が受けられます。

防炎といいますとぱっと思い浮かぶのが「カーテン」や「防災頭巾」といった、災害時に着用するものであったり、よくお店でも「防炎」と記載されているような商品ですが、それだけではありません。

布団やベッドカバーといった寝具はもちろんのこと、展示用のパネル素材やカーペット、じゅうたんなど、室内で使われている多くの商品が防炎認定を受けているんです。

防炎認定を受けることでどう変わる?

防炎認定は、先程の日本防炎協会によって、消防法に基づく一定の基準をクリアできるかの試験が行われ、一定以上の基準を満たすことで「防炎製品」と認められます。

防炎認定を受けることで、仮に火事が起こったとしても延焼(燃え広がり)を防ぐ効果があるなど、災害が広がらないようにするメリットがあるため「安全性が高い商品」といえます。

同じ商品でしたら、安全性が高い商品を選ぶのが人情というもの。

…ということで、防炎認定を受けることで商品のクオリティが一定以上あるという点、安全性が高いという点を証明することが出来るというわけです。

どうして? 人工芝が「防炎認定」を取得するワケ

人工芝というとほとんどが屋外で使用されるため、わざわざ必要がない防炎認定を取得している人工芝は少ないかと思います。
防炎認定の試験を受けることで、コストがかかるため商品価格を上げなくてはいけないからです。
それでも、防炎認定をとっている人工芝が販売されているのには理由があります。

最近では室内に人工芝を検討する方も多く、ご家庭の室内で人工芝をカーペット代わりに敷いたり、お店をしている方であれば、デザインとして一部を人工芝にすることもあるでしょう。

仮に火事が起きた場合、室内で使用しているカーテンなどは防炎認定を取得しているのに
人工芝が防炎認定を受けていない燃えやすいものですと、火災が広がり被害が拡大される可能性も出てきます。

屋内であればこそ、防炎認定を受けていることは非常に重要になります。
火災そういった商品であれば、屋外でも安全性が高く安心して使用できますね。

注意!「防炎」だからといって「不燃」ではない

しかしここで注意していただきたい点があります。

それは、防炎認定を受けたものも含めて、人工芝は「防炎」だからといって「不燃」というわけではない、ということです。

あくまで燃え広がるのを防ぐ、燃えづらい(防炎)というだけであり、まったく燃えない(不燃)というわけではありません。

ですから、「火の近くに置いても平気か」と言われるとまた話が違ってきます。

人工芝の庭でバーベキューや花火は絶対に避けよう

よく「人工芝の上でバーベキューや花火はやめてください」と販売会社のホームページにも記載されているのを目にするかと思いますが、これも「防炎認定」はされていても「不燃性」の人工芝ではないからです。

何度も繰り返しとなってしまいますが、あくまで「燃えにくい」だけで「燃えない」わけではないため、「防炎認定されている芝だから、火が近くにあっても大丈夫!」と勘違いしてしまいますと、人工芝をいためる原因になってしまいます。

ちなみに、人工芝が燃えてしまったらどうなるの?

仮に人工芝に火が付いた場合どうなるのかといいますと、材料としては樹脂ですので、葉っぱ部分が溶け、黒く焦げ付いた感じになります。プラスチックが熱で溶けるとどろりと溶けてフチが黒くなりますよね。あのようなイメージをしていただければいいかと思います。

また、溶けた部分だけ葉っぱがなくなり、程度によっては基布(芝葉を縫い付けてある土台の布)が見えてしまうなど、見栄えも悪くなってしまいます。

天然芝と違い、新たに葉っぱが生えてくることはないため、溶けた部分の人工芝を張り替えない限りずっとそのままになってしまうのも、嬉しいことではありませんよね。

庭でバーベキューをしたいと思っているなら工夫を

「お庭に人工芝を敷いたけど、バーベキューをお庭でやりたい」という場合は、バーベキューコンロやテーブルを置く(予定の)場所には人工芝を敷かず、代わりにタイルを敷いたり、コンクリートにすることをおすすめします。

どうしても人工芝の上にバーベキューコンロを置かなければならない場合は、人工芝の上に板を敷くなどして、直接炭などが落ちないように工夫して行うといいでしょう。

人工芝が熱に弱いのは事実。でもすぐ燃えることはないので安心して

人工芝はその素材からどうしても熱に弱いのは事実です。

火気厳禁であることは、種類が数多くある人工芝の共通の注意点だと言えるでしょう。

しかし、だからといってタバコの火が落ちただけですぐ燃え上がることはありません。

その部分だけ溶けてしまう、焦げてしまうということはあれども、そこから火が燃え広がってしまうことはありませんので、「もし火がついてしまっても、すぐに火事になってしまうのでは」と心配することはない、と断言できます。

今後、庭でバーベキューをしたいあるいはタバコを吸いたいというのであれば敷く面積や場所に工夫こそ必要ではあるものの、日常的な使い方であれば安心して人工芝のお庭を楽しめるのではないでしょうか。

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