イネ科アレルギーの季節
花粉症というとスギ花粉やヒノキ花粉が有名です。
しかし、それが終わったころから秋まで起こるのが「イネ科アレルギー」というものです。
イネ科ということから、普段食べているお米の花と思っている方が多いかと思います。
実はアレルギーを起こすのはイネ科の雑草なのです。
特にカモガヤはアレルギーを起こします。
くしゃみ鼻水のみならず、目のかゆみを強く訴えるのが特徴です。
カモガヤの草丈は60cm~120cm程度で、草は緑色、枝の先に小さな白っぽい花が集まって咲きます。
イネ科花粉の飛散範囲は数十cm程度ですので、近づかなければあまり影響はありません。
スギのように風に運ばれて遠くへ飛ぶということはありません。
しかし、雑草だと気が緩んでしまい、うっかり触ってしまうと症状が出てしまいます。
花粉症の症状であるくしゃみ鼻水だけでなく、皮膚炎を起こすことがあります。
この雑草は地下茎があるため、この部分も含めて取り除かないとまた生えてきてしまいます。
アレルギー対策の観点からも、雑草をしっかり取り除いておくことが必要です。
そしてこの雑草が生えてこないようにすることが求められます。
その方法が人工芝を敷くということです。
まずは草を根こそぎ取り除くという地道な作業をします。
それが終わりましたら、防草シートを張ります。
その上で人工芝を隙間なく敷いていきます。
こうすることで光合成をする場所が完全になくなるため、草が生えてこなくなるのです。
人工芝は「人工」なのですから、こうした植物アレルギーを起こすことがないのです。
雑草対策のみならず、ケガ防止対策になるのが人工芝のメリットです。
土のグラウンドは硬いですから、転ぶと痛いのです。
さらに擦り傷を作ることになります。
土の細菌によってはそこから細菌感染を起こすことがあります。
クッション性高い人工芝を使うと転んでも痛くない上、土の細菌感染もありません。
カモガヤは秋まで続きますので、今から導入すればこれからのアレルギー対策に役立ちます。
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