緑の人工芝はあるけれども、カラーは選べないもの？

2015年05月28日

今でも当たり前のように思っている人が多いでしょうが、人工芝イコール緑色というような考え方の人は多いでしょう。まぁそれも当然のことで、芝生と言っているわけですから、緑色以外の方が不自然です。だから緑しか無くてもおかしくはないでしょう。

とはいえ最近は住宅事情もかなり変わってきています。自分なりに好きなカスタマイズをするというのは当然のこととなっていますし、マンションや一戸建ての中にはデザイナーズと言われているようなものも増えてきています。同じような作りは減っているのです。

それに伴って家を改築したり、リフォームしたりリノベーションをするというのも当たり前になっています。古い家を購入してリノベーションをして、自分好みの家にするという古民家再生のようなことも多く見られています。

人工芝も実はそれに伴ってどんどん進化しているのです。一時期のように緑しか無い、ということはもうなくなっていて、実は緑色以外の人工芝が多く出てきています。例えば黄色や赤といったような色も増えてきているのです。
しかし人工芝の色は緑色以外だと、あまり見た目にも良くないんじゃないか？と考える人もいるでしょうが、そんなこともありません。実は人工芝の色が緑以外の方が他との調和が合うということもよくあるので、人工芝のカラーが出ているのです。

まずよくあるパターンとしては人工芝のロールを季節ごとに張り替えるというパターンです。春や夏は緑色が綺麗に生えていますが、緑色で秋も冬もとなると、少しおかしいような気もします。そこで秋冬には色を変えるということも出来ます。

今の人工芝は張り替えも簡単にできますから、秋冬になればロールで巻き取って赤や黄色といった紅葉の色をイメージさせて、人工芝を張り替えるということもあります。これは個人で楽しんでいる人の一部ですが、実際に行っている人もいるようです。

もう一つが人工芝と家の調和を考えるというものです。人工芝が緑というのは一つのパターンですが、家の色というのは必ずしも緑に合うようなものばかりではありません。外壁のパターンに合わせて、人工芝もカラーを変えておくのです。

例えばオフホワイトなナチュラル系の色をしている家であれば、緑も悪くはありませんが、オフホワイト系のものを利用すると調和が優れるでしょう。また、昔からの和テイストなものであれば、和テイストに合ったカラーがあります。

最近だとデザイナーズマンションやデザイナーズハウスのようなものもありますから、こういったものは白や黒、グレーなどでまとめてしまうというのも一つの方法です。カラーをまとめてしまえばまた外側から見ても、モダンに見えます。

このように人工芝というのは色々なカラーが実は今、存在しているというわけです。ここまでのカラーが存在していない時代もありましたが、時代は変わってきているというわけです。家や建物の事情に合わせて人工芝も変わってきています。
これが天然芝の出来ないところでもあります。天然芝も品種改良などを通して昔よりもいいものに変わってきているのは間違いないでしょう。しかし昔よりよいものになったと言っても、緑色の天然芝以外、カラーを選べることはありません。

おそらく今後も天然芝についてはカラーを選べるというようなことはないでしょうから、人工芝ならではのメリットと言えるかと思います。人工芝か天然芝かで迷っている人もいるかもしれませんが、カラーで調和させるということも視野に入れたほうがいいでしょう。