人工芝施工の値段ってどのように決まるの?追加料金の可能性は?
人工芝を敷く際に絶対チェックしたい部分…それは「値段」ですよね。
人工芝そのものの値段はもちろん、施工してもらう場合にはそれにどのくらいの費用が加算されるのか…?など、かかる費用によっては人工芝を敷くこと自体を諦めなければならない、そんな方もいるかと思います。
そこで今回は、人工芝について誰もが一番気になる部分といえる「値段」についてご紹介します。
人工芝の価格はどのように決まるのか?少しでも安く人工芝を敷くにはどうすればいいのか?などなど…予算に合わせてどの方法を取ったらいいかといった参考にしていただければと思います。
当然、人工芝の費用は必ずかかる。基本的には面積で決まる
人工芝を敷く場合、当然ですが人工芝を購入する必要があります。
そのため、費用として「人工芝代」は必ずかかると考えていただければいいでしょう。
人工芝には絨毯のような「ロールタイプ」と、30cm×30cm程度の正方形をつなぎ合わせる「ジョイントタイプ」の2種類がありますが、庭に敷くなど面積が広い場合や、業者に施工してもらう場合はロールタイプが一般的です。
施工する業者が販売している商品としてもロールタイプが基本で、ジョイントタイプを売っているところは非常に少ないですね。
理由としては、ジョイントタイプは施工せずに簡単に敷けるタイプであること、敷くであろう面積も狭いため、改めて業者に頼む可能性が少ないことが考えられます。
ロールタイプの人工芝で話を進めますと、人工芝自体の価格は「面積」で決まります。
こちらも当然の話ではありますが、敷く面積が広いほど人工芝の価格も上がる形になります。
芝の価格はお店によって様々。大体の平均価格は?
芝の価格はお店によって扱っている芝が違うため違いがあります。
施工まで行っている業者の場合、自社製品のみを販売していることがほとんどです。
大体1平方メートルあたり4,000円~となっており、平均では6,000円くらいでしょうか。
お店で施工までしてもらう方法と、自分で施工する方法がある
人工芝は、購入したらそれで終わりではなく、庭なりベランダなりに敷く必要があります。
人工芝の場合(天然芝も同様ですが)、「お店で人工芝を購入し、そのまま施工までしてもらう方法」と、「人工芝を購入し、施工は自分で行う方法」の2種類があります。
施工代も入った状態で人工芝を販売しているお店もありますが、多くのお店は人工芝のみを購入することも可能です。もちろん施工も行ってくれるところが多いですよ。
施工までしてもらう場合と、自分で施工してもらう場合についてさらに細かく見ていきましょう。
お店で芝を購入し、施工までしてもらう場合は別途施工代がかかる
人工芝を購入し、そのお店で施工もしてもらう場合、基本的には
「人工芝代+施工代」が費用としてかかります。
具体的な施工内容としては
- ・除草作業(いらない雑草や小石を取り除きます)
- ・整地(人工芝を敷く地面を平らにします。水はけが悪い土の場合、水はけをよくするために層を作るなどの作業もします)
- ・防草シートを敷く(雑草が出ないために防草シートを人工芝の下に敷きます)
- ・人工芝を敷き、固定する
- ・仕上げ(芝目を整えます)
といった流れになります。
施工代もお店によって違いますが、大体1平米で4,000円くらいとなりますので、平均的な人工芝の価格と合わせますと、大体1平米で「10,000円」くらいかかると見ておいていいかと思います。
また、施工代も含めた料金プランを提示してくれているお店もあります。
場合によっては追加料金がかかることもあるので注意!
気をつけていただきたいのは、お店によっては別途追加料金がかかるケースがあることです。
例えば非常に草が多く整地が大変な場合であるとか、距離が遠いところであるとか、階段搬入であるとか様々に条件はあります。
中には防草シートを敷く場合別途料金がかかる、というケースもあります。
無料見積をやっているところが多いので、きっちり見積もってもらおう
頼んでからこれだけ費用がかかる、と言われたら断ることも出来ません。
多くの人工芝販売・施工業者では無料見積を行っていますので、「自分の家の庭だとどれくらいかかるのか?」が具体的な数字でわかります。
業者を比較するという意味でも、必ず見積はやってもらうことをオススメします。
安く済ませるならDIYで!ただ細かい費用がかかるので注意
ここまでお読みいただいて、「施工代もあわせると、意外と高いな…」と感じた方もいるかもしれません。
メンテナンスが少ない分最終的な費用は天然芝よりも少なくなるものの、初期費用はどうしても人工芝の方が高くなってしまいます。
しかし、少しでも費用を節約したい!というのであれば、業者から人工芝だけ購入しDIYで敷く!という手もあります。
ただし、細かい費用が必要になりますので、その点は注意しなければなりません。
人工芝を敷くのに必要なアイテムって?
人工芝を敷くために必要なアイテムは沢山あります。
・人工芝
・人工芝連結テープ
・人工芝を押さえるUピン
・砕石(必要な場合)
・砂(必要な場合)
・シャベル
・カッター
・コテ(土をならすのにあるといいです)
・防草シート(必要な場合)
など、結構な種類が必要になります。
砂や防草シートなど不要な場合は購入しないと考えて、他に必要なアイテムを揃えても数千円ですので、施工費用自体はかなり節約出来ます。
時間や体力は使うので、DIYが苦手なら厳しいかも
DIYにすれば費用は安く抑えることが出来ますが、当然ながら(施工する面積によるものの)体力及び時間は使います。
雑草を抜き、小石を取り除くことからはじめ、整地をしっかりしなければ人工芝の下から雑草が生えてきてしまう可能性があります。
人工芝もしっかりと固定しないとたゆんでしまい、人工芝の上を歩いていて転んでしまう、なんてことも起こりえます。
DIYが好きであったり、どうしても費用を抑えたい!というのであれば有効な手段ではありますが、できるだけキレイに人工芝を敷きたい、後からのトラブルを少しでも少なくしたいというのであれば、プロに施工してもらうことをおすすめします。
見積もりはまだ…だけど価格を知りたい時は「シミュレーション」で!
「見積もりを頼むほどではないけれど、どのくらいの費用がかかるのか軽く知っておきたい」という方も多いのではないでしょうか。
そんな時は、当社のホームページにあります「料金シミュレーション」を是非使ってみてください!(http://shibancyu.jp/price/)
人工芝の種類をお選びいただき、施工場所の大体の広さを入力するだけで、人工芝のみ購入した際の価格と、施工代込みの価格が提示されます。
もちろん細かい価格は変わってきますが、見積もり不要で大体の費用がわかるので、人工芝を敷くかどうか具体的に考えやすくなるかと思います。
価格は決して安くはない。だけど維持費を考えれば最終的にはお得
一定以上の品質がある人工芝の価格は決して安いものではありません。
さらに、施工代金もプラスされるとなると、庭の広さにもよりますが数十万円ほどの費用がかかることもあります。
とはいえ維持管理費も含めて天然芝と比べると、大体1~2年でその差は埋まり、その後は人工芝の方がコストパフォーマンスは良くなっていきます。
人工芝のみ購入し、DIYで施工した場合はさらにお得になりますので、初期費用こそかかるものの、絶対に天然芝に比べて高くなるわけではないんです。
どれくらいかかるのか心配という方も、料金シミュレーションや見積を利用すれば大体の価格がわかります。
加えて人工芝のメリット・デメリットについて調べて、人工芝を敷くかどうか検討してみてはいかがでしょうか?
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