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人工芝にカビは生える?梅雨の時期なども大丈夫なのか

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2019年01月16日

お手入れもしやすく、1年中芝のふわふわ感を楽しめるなど様々なメリットがある「人工芝」。

しかしいくらお手入れがしやすいといっても、お手入れを怠っていては様々なトラブルが起こることもあります。

そのひとつが「カビ」。

せっかくキレイに人工芝を敷いたとしても、カビが生えてしまってはテンションも下がってしまいますよね。

また、これから人工芝を敷こうかな?と考えている場合、カビが生えやすかったら敷くのを辞めたほうがいいかも…と悩むポイントでもあります。

そこで今回は、「人工芝とカビ」の関係について解説していきたいと思います。

そもそも、人工芝にカビが生えてしまうことはあるの?

最初は「そもそも人工芝って、カビが生えることはあるの?」という疑問にお答えしましょう。

その答えは…「生えます」!

…とはいえ、「必ず生える」というわけではありません。様々な要因・原因が合わさることによって「カビが生えてしまうこともある」、というのが正しいですね。

同じマンションのフロアの部屋であっても、住み方などでカビが生えてしまうお部屋もあれば、カビが生えないお部屋もありますよね。

それと同じで、人工芝も

・人工芝の商品そのもの
・人工芝を敷く環境
・人工芝のお手入れ

といった様々な要素によってカビが生えてしまうかどうかが決まる、というわけです。

人工芝にカビが生えてしまう原因って?

人工芝にカビが生えてしまう原因は「湿気(と空気)」であり、人工芝だから特別な理由がある…というわけではもちろんありません。

梅雨の時期は高温多湿となりますので、人工芝に限らずどうしてもカビが発生しやすくなります。

そのため、梅雨の時期が近づくと「人工芝を敷いているけれどカビが発生していないか心配だな…」と思う方も多いようですね。

対策をきちんと取れば人工芝のカビを防ぐことは十分に可能!

とはいえ「カビが生える可能性があるから、人工芝は諦めよう」というのは非常に勿体無いことです。

なぜなら、きちんとカビが生えないように対策を取れば、カビの発生を100%抑える…と断言できるわけではありませんが、「人工芝がカビだらけになってしまった!」なんて事態になる可能性は防げます。

先程、人工芝にカビが生えてしまうのは様々な要因・要素があると書きましたが、カビが生える原因となってしまう要因・要素それぞれについて対策を取っていけばカビが生えるのは防げる…と言えますよね。

対策1:人工芝を敷く前にその場所の水はけをチェックしてみよう

1つ目の対策として、人工芝を敷く前に、「ここに人工芝を敷こう!」と思う場所の水はけをチェックしてみてください。

なぜ水はけをチェックするのかといいますと、庭など土がある場合に

・水はけの悪い土(粘土質など長時間水分を保持しようとする)

・水はけのいい土(比較的短時間で水分が蒸発する)

のどちらであるかによって、人工芝を敷くのに適しているかが変わるからです。

当然ですが水はけのよい土であれば人工芝を敷いてもカビが生えづらいですが、水はけが悪い場合は湿気がたまりやすく、カビが生えてしまう原因になりやすいです。

コンクリートも同様で、水はけが悪い場合は湿気がたまりやすくなってしまいます。

雨の日の後や、あえてホースなどで水をかけてどのようになるかをチェック

自分の庭やベランダの水はけがいいかどうかわからない…という場合は、バケツで水をかけてみる、ホースで地面を濡らしてみるなどして、水はけがいいかどうかを確認してみてください。

水はけがよさそう(問題なさそう)であれば人工芝を敷いてもカビがすぐに発生する、ということはないでしょう。

水はけが悪い場合は人工芝を敷くことは出来ないのか…と思われるかもしれませんが、その他の対策をすることで、水はけのいい土地と比べると不利ではあるものの、カビの発生を抑えることができるでしょう。

対策2:水はけのいい人工芝を選ぼう!

2つ目の対策は「水はけのいい人工芝を選ぶ」です。

庭やベランダに敷くのであれば、大体ロールタイプというカーペットのようなタイプの人工芝を購入することになるでしょうが、商品によって水はけの良さが違います。

人工芝の専門店で販売されているような商品であれば、水はけのことも考えてありますので、裏面には排水用の穴(透水穴)が空いています。

しかし、安い人工芝であれば透水穴が空いていない、あるいはその間隔が広すぎて、人工芝そのものの水はけが悪いことも十分にありえます。

値段が高ければOK!というわけではありませんが、人工芝そのものの水はけが悪いと、いくら下の土地の水はけがよくてもカビが生えやすい環境になってしまいます。

色や葉っぱの長さなども重要ですが、雨などにさらされやすい場所に敷くのであれば「人工芝の水はけの良さ」も非常に重要となります。

水はけのいい人工芝を選ぶのに効果的なのは「サンプル請求」!

とはいえ、「水はけのいい人工芝を選べといっても、見た目だけじゃ判断出来ない!」という声がどこからともなく聞こえてきそうです(笑)。

そんなときは「サンプル請求」をしてみましょう。

人工芝の専門店をはじめ、人工芝を扱っているお店の中には無料(有料の場合もあります)で人工芝のサンプルを送ってくれるお店があります。

色や手触りなどを確かめるにも役に立ちますし、裏面をチェックして水はけがよさそうかどうか確認してみましょう。

直接水をかけてみるのも確かめるのにいい方法ですね。

対策3:抗菌加工が施された人工芝を選ぼう

3つ目の対策は「抗菌加工が施された商品を選ぶ」です。

人工芝の中には抗菌加工が施された商品もあり、カビだけでなくO-157やサルモネラ菌などにも有効な抗菌効果を持つものもあるため、小さなお子さんやペットがいる方でも安心して人工芝を敷くことが可能です。

対策4:ジョイントタイプの人工芝を使う

先程説明しました「ロールタイプ」とは別に、正方形の人工芝をつなぎ合わせて設置する「ジョイントタイプ」の人工芝もあります。

ジョイントタイプの場合は、水はけをよくするためのパネルが裏面についていることが多いため、水はけが悪いけれど人工芝を置きたい!という方でもロールタイプに比べてカビが生えるリスクを少なくすることが出来ます。

ロールタイプに比べてつなぎ目が目立つことがある、広い範囲の設置には向かないなどのデメリットもありますが、カビのリスクを抑えるという意味では有効な手段だと思います。

仮にカビが生えてしまったとしても、その部分の人工芝だけ捨ててしまい、新しいものと取り替えるのも容易です。

対策の他に、ある程度こまめなお手入れも大切!

人工芝は直接土から生えている天然芝と違い、あくまでカーペットのように上に敷くもののため、どうしてもカビなどの問題が出やすくなります。

しかし天然芝でもカビが生えないわけではなく、いくら天然であっても湿気があればカビが生える可能性は十分にあります。

人工芝は天然芝に比べてお手入れの手間が少ないというメリットがあるため、より快適に人工芝を楽しみたいということであれば、今回ご紹介しました対策を取りつつ、たまにきちんと排水出来ているかチェックすることをオススメします。

適度なお手入れをすることで人工芝も美しいまま長持ちしますよ。

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