狭いスペースでガーデニングを!人工芝なら広さは不問です
ガーデニングと聞くと、どんな庭を想像しますか?おそらくはちょっと広め、もしくは富裕層が建てているような豪邸にしっかりと手入れが行き届いた庭園が想像されると思います。実際、そうした庭こそガーデニングの最終目標と言えるかもしれません。
しかし、実際に日本の一般的な家庭を見てみましょう。その庭のスペースというのは、決して広いとは言いがたいです。昔外国人に「日本の家は兎小屋」と揶揄されてしまった事もあるように、日本の一戸建ての庭は平均して狭いと言えます。
従って、ガーデニングを趣味としてスタートしようとした人が最初に悩むのが「ガーデニングはしたいけどスペースが足りない…」というものです。しかも、この庭のスペース問題は気軽に買い足せるような問題でも無く、解決には大金と時間が必要になりますよね?
特に、ガーデニングに芝生を活かしたいのなら、それなりの面積が無いとなかなか植える気にはならないかもしれません。スタジアムのような広い面積があってこそ芝生は活きる、そうイメージがある人は少なくないでしょう。
ですが、ちょっとした鉢植えを置くだけでガーデニングと形容し楽しんでいる方もいらっしゃるので、省スペースなガーデニングこそ日本においては腕の見せ所かもしれません。
同時に、ガーデニングに芝生を使うのなら、天然芝よりもこの場合は人工芝が良いかもしれないのです。
人工芝というのは、実は少ないスペースという条件下においては天然芝よりも優秀な面が目立ちます。何故省スペースのガーデニングにおいて人工芝が活躍するのか、天然芝を断念した人でも本当にできそうなのでしょうか?
まず、人工芝の作りを見てみます。人工芝というのは普通の芝のように葉と根で構成されているわけではありません。基本的には下地となる布に芝糸が縫い付けられるような構成であり、植えるという概念ではありません。敷く、という表現がより近いです。
天然芝ならその辺のサイズも自然物なので調整が難しそうですが、人工芝なら下布をカットする事で、かなり柔軟に形を変える事ができます。柔軟に形を変更できるという事は、どういう事かもうお分かりかもしれませんね。
人工芝は、ほんの少しの空いたスペースであっても敷く事ができます。もちろん広大な庭全てを人工芝で埋め尽くす事も出来ますし、手のひらサイズにまで小さくカットし、テーブルの上にコースターとして置いたりという使い方まで出来るのです。
この点を応用し、庭が狭い場合でもそのサイズに応じてカットして設置すれば、芝生を利用したガーデニングの基礎がすぐに出来上がります。でこぼこした地面なら平らにする必要があるものの、小回りが利きにくい天然芝よりも楽ですね。
庭全体に敷き詰めるのが難しいなら、鉢植えサイズにカットして設置し、その上に鉢植えを置くことで、省スペースながらも自然味をより強く出せるガーデニングができます。ぴっちりと敷き詰めるのでは無く、置きたい場所に置けるのが人工芝というわけです。
こうした特性から室外だけでなく、室内ガーデニングにも優れた適正を発揮します。そもそも室内に天然芝を設置するという発想自体がなかなか難しいので、必然的に人工芝の出番となるのかもしれませんね。
室内ガーデニングなら空き部屋だけでなく、空きスペースを活用するというさらなる省スペースなガーデニングができます。日常を過ごす一室に本来ならあり得ない芝生を使ったガーデニングをしておくと、より特別な空間を演出する事が出来るでしょう。
人工芝は一区画だけでもガーデニングに活用できる、室内外を問わないアイテムとして非常に有用性が高いです。ガーデニングの敷居を下げるのにも、空いたスペース活用にも一役買ってくれますから、是非とも利用を検討してみて下さい。
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