ちゃんと見た?バルコニーへ設置の人工芝を水はけ性能で選ぶ理由
次に家を建てるならバルコニーが欲しい…そう考える方は居ませんか?バルコニーってそもそも何?とかベランダと違うの?とか思う方もいらっしゃるかもしれませんが『屋根の無いベランダ』だと思っておけば大体間違っていません。
バルコニーと聞けば北欧の家を想像するかもしれませんが、日本でも存在しないわけではありません。
バルコニーは下の階の屋根の役割も果たす存在で、手すりはある事からベランダ以上の開放感があります。それに、外観もベランダよりおしゃれに作られているケースが多いですね。
よって、新築などでバルコニーを希望される方の多くは、バルコニーを外観目的で作る事でしょう。家は頑丈なのが最優先かもしれませんが、外観とて重要です。傍目から見て地味で目立たない感じも良いですが、大きな買い物ならこだわりも反映させたいでしょう。
だから、バルコニーを作ったらそこを色々と彩りたくなるのも当然ですね。バルコニーに上手くツタを這わせたりして下の階まで伸ばしたりとか、その作り方には夢があります。また屋外という事で自然を多めにする為、人工芝を設置するという人も居るでしょう。
人工芝は、天然芝と違ってバルコニーの床に直接設置する事ができます。バルコニーにマットを敷く、そんな感覚と同レベルで自然味溢れる外観を手に入れられます。人工芝には手に入りやすいものが多く、明日にでも気軽に設置する事は不可能ではありません。
バルコニーに人工芝を置くだけでガーデニングも捗る…のですが、バルコニーに人工芝を設置する場合、それなりに注意が必要となります。確かにバルコニーと人工芝の相性は良いのですが、その相性も人工芝の質で変わってくるのです。
屋外に面したバルコニーは人工芝と見た目的にはどんな物でも合うのですが、最初に説明したバルコニーの特徴を思い出して下さい。バルコニーは『屋根の無いベランダ』と称したように、雨風からスペースを守る術に乏しい作りなのです。
特に何も設置していないバルコニーなら雨が降っても気にならないかもしれませんが、人工芝を設置したのなら、水はけについても意識しないといけません。天然芝なら土と根に吸収されていくのですが、人工芝はそういった作りではありません…。
もしも人工芝の水はけが悪かった場合、バルコニーから流れ落ちずに衛生的な問題が生じる事があります。水が溜まり続けて放置しておくと、冬場はともかく夏場は虫が湧くといった懸念があります。バルコニーから虫が室内に侵入する可能性は高いですよね?
そして、人工芝は手に入りやすい物もあると書きましたが、簡単な物ほど水はけといった要素が劣っている事が多いのです。手軽でも高性能な物が無いとは言いませんが、誰でもいつでも手軽に手に入れられる物ほど水はけに問題がある可能性が高いのです。
つまり、バルコニーに設置するというのなら、水はけに優れた人工芝である事がかなり大事になります。水はけが良い人工芝ならそのまま外に水を流してくれますから、そこまで気になりません。むしろ、雨が汚れなどを流してくれる事すら期待できるのですね。
ならば全ての人工芝を同じ物で…とお思いかもしれませんが、手軽に手に入る人工芝が全て駄目というわけではありません。屋外ほど雨にさらされる事が多いから水はけを意識しないといけませんが、水の心配がほとんどない場所なら、神経質になるほどではありません。
例えば室内の省スペースに人工芝を設置するのなら、水はけ性能はそこまで気にしなくて良いですね。むしろその他の面で選んだ方が結果的に良い事があり、人工芝を設置するなら予めどこにどれだけ置くか、というのを決定しておくと良いでしょう。
今回のバルコニーで言えば、水はけの良さが特に大事になるでしょう。その点さえ押さえておけば、バルコニーを利用したガーデニングも非常に捗る事でしょう。あなただけのバルコニーを人工芝と一緒に作ってみませんか?
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