雪が降っても大丈夫?
平野部に住んでいるとあまりわからないのですが、
積雪地帯では大寒波があり今年は大量の雪が積もっています。
雪というのはありがたく遊ぶこともできるのですが、
生活という面においては厄介なものであるといえます。
人工芝を敷いている家庭においては、雪が降ったらどうなるのか?
気になるところですね。
新雪の重量は1㎥あたり30kg~150kgあるとされています。
水分を多く含むとそれだけ重たくなります。
しまり雪(雪に圧力が加わり、雪同士がくっついて丸みを帯びた氷の粒であり、
粒はお互いに網目状に繋がって丈夫になっている)になると
1㎥あたり150kg~500kgあるとされています。
たくさん降り積もってしまうと多くの重量がのるということになります。
30kgは小学生の体重です。
150kgはライオンの体重、
500kgはホッキョクグマや競走馬の体重です。
結論から言うと、人工芝の上に雪がのっても大丈夫です。
ただし、重たいものがのっていることから芝葉は完全につぶれて寝ていることでしょう。
芝葉が寝ていると期待するクッション性というものが発揮されないですので、
人工芝の魅力が減ります。
そのため、雪がなくなってからでいいので、
しっかりとブラッシングを行うようにしてください。
人工芝の繊維を起こして、雪で固められた部分を元の状態に戻す大切な作業になります。
そして、大切なのは排水です。
雪解け水をしっかり排水できますか?
排水ができないと、いつまでも人工芝の上に水が溜まっていることになるので、
カビや細菌が発生します。
雪の状態でいる時は温度が低くて、カビや細菌は眠っています。
しかし、溶けて水になると温度が上がっているため、
カビや細菌が一斉に活動を始めます。
人工芝自体に排水用の穴が開いているものを使う
というのは鉄則となります。
その上で、水はけのよい土の上に敷くということが求められます。
土地の性質状水はけの悪い場所がどうしてもあります。
そういう時は水はけをよくするための土づくりが必要となります。
水はけをよくするためには山砂を撒くのが一般的です。
プロの施工の場合は単に山砂を撒くだけではありません。
よくわからない方は芝人スタッフまでお気軽にご相談ください。
芝人は人工芝の販売から施工までを一貫して行っているのが強みです。
いい人工芝をよりよく敷くことができます。
平野部でも雪が降ることが今後あるかもしれません。
できることを確実にやっていくのは大切なことです。
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