間違った草対策
この夏、外に出るだけで汗が噴き出しますね。
草むしりをするのは面倒な作業ですし、熱中症の危険があります。
そこで何とか楽をしようとあれこれ対策をするのですが、その中で間違った対策があるのです。
ひょっとしてみなさんもやってしまっていませんか?
1 砂利を敷く
砂利を敷くことで見えている土部分をなくすことができます。
こうすることで草は光合成ができなくなり、草が生えてこなくなるという理論のもと行われます。
水はけがよくなるので、靴が汚れないという利点があります。しかし、砂利を敷くだけではわずかな隙間があるのです。
雑草という生き物はわずかな隙間に入り込みます。そこから根を張りしぶとく生きるのです。
砂利の隙間から草が生えると、さらに草むしりが面倒になってしまいます。
2 コンクリート舗装
一面コンクリート舗装にしてしまえば、見えている土部分を完全に隠すことができます。
しかし、端っこや継ぎ目部分が劣化しやすくなりそこの隙間から草が生えるということがあります。
見た目が無機質のため、職場と変わらない緊張感が生まれます。
「焼け石に水」と先人たちはわかっています。夏場のコンクリートは特に熱くなりますので、水をかけたくらいでは無意味なのです。
3 塩をまく
「青菜に塩」とよく言ったもので、植物に塩をまくと浸透圧の関係でしなしなに弱らせることができます。
しかし、この塩が流れて家の基礎を劣化させたり、塗装を溶かしたりすることがあります。
自分の家なら自業自得で済むのですが、近隣の家ですと、損害賠償がとんでもなくかかってしまいます。
なお、草むしりを業者に頼むと1回に付き5000~10000円程度かかります。
そこで、人工芝という選択肢があります。草対策に人工芝があるということが意外と思うかもしれません。
人工芝の施工過程を考えると「なるほどそうだよね」と納得することでしょう。
まず初めに完全に草むしりをします。そしてデコボコを平らにして、整地をします。
その上に防草シートを張ります。その上に人工芝をつなぎ目のないように敷いていきます。
この過程を考えると草が生える隙間はどこにあるでしょう?
しかし、この段階の一つでもおろそかにしてしまうと草が生える場所を与えてしまいます。
だからこそ、優れた技術を持った職人さんがいる業者を選ぶ必要があります。
(※壁際の隙間より生える場合がございます)
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