蚊対策は人工芝におまかせ
油断をするとすぐにやってくるのが「蚊」です。
「そこに刺す?」と思うような場所でもやってきます。
指の関節のシワの部分は刺しにくいでしょうに・・・
靴下とズボンの間においても、
少し丈が短い靴下を履いてしまったばかりにそこを集中して刺してきます。
蚊の対策においては人間側の対策と
環境に対する対策と二つにおいておこなっていきます。
人間側の対策としては長袖、長ズボンはもちろんのこと、
靴下も足首より上になるように履きます。
露出してしまう手先においては虫よけスプレーを使用します。
露出してしまう顔においては、蚊が嫌うハーブの精油をつけるとよいです。
蚊が嫌うハーブとして有名なものは次の通りです。
1 レモングラス:インド原産で蒸し暑いエリアに自生するイネ科の植物です。
レモングラスの成分「シトラール」「シトロネラール」には防虫効果があり、
古くから蚊帳に編み込まれるなどして蚊よけとして活用されてきたものです。
鮮烈なレモンの香りは、わたしたちを元気にしてくれます。
2 ユーカリ:オーストラリア原産の植物です。
コアラが食べていることで有名ですね。
ユーカリの木の周りには蚊が集まらないことからマラリアの予防として活用されてきました。
「パラ-メンタン-3,8-ジオール」という昆虫を寄せ付けない物質が確認されています。
シャープで清涼感のある香りは鼻が通るので、虫よけとともに夏風邪対策にもなります。
3 ゼラニウム:南アフリカ原産の多年草です。
こちらにも「シトロネラール」が含まれているため防虫効果があります。
環境に対する対策として、人工芝があります。
人工芝は天然芝と違って水を吸わないため、
蚊の繁殖に必要な水たまりができにくくなります。
また、人工芝の下に防草シートや下地材を敷くことで
蚊の住みやすい湿気や土がなくなります。
人工芝は生きていないので「蒸散」しません。
つまり、夜露がつかないのです。
葉から出てくる水分がたまることもありません。
水はけのよい人工芝を使い、適切に施工すれば、
蚊が好きな場所はできなくなるのです。
それでも蚊が発生した場合はどうしたらよいでしょうか?
まずは、人工芝の上に鉢植えやプランターがある場合は、
そこに水が溜まっていないか?確認するようにしましょう。
蚊の好物は「水たまり」です。
植木鉢のお皿は特に蚊が発生しやすい場所とされています。
水が溜まっている時はこまめに捨てるようにしてください。
また、人工芝の周りに蚊が嫌うハーブを植えるのもよいとされています。
ユーカリを育てるのは難しいのですが、
レモングラスは比較的育てやすいと言われています。
寒さには弱いので冬には不向きなのですが、
今なら苗を買ってきて植えることは可能です。
火気に注意しながらですが、
蚊取り線香を炊くというのも古典的ですが王道の蚊対策となります。
人工芝は化学繊維でできていることから
火で溶けたり、燃えたりしてしまいます。
火が芝葉に当たらないようにするためにも、
蚊取り線香ケースに入れて使用しましょう。
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