脳を活性化させる
わたしたちは家という安全で快適な場所があるにもかかわらず、
外に出ます。
家の中にいれば仕事だってできてしまうにもかかわらず外に出ます。
それは人間ならではの行動なのです。
他の動物は生活のために移動をします。
しかし、わたしたち人間はあえて生活感を感じないために外に出ることがあります。
他の動物と違ってわたしたちは大脳皮質が発達しているため、
新しい環境に適応することができてしまうのです。
これにより生活のためではなくても移動できるのです。
先人たちは家から出ることで新しい資源を獲得し、
他者との交流で新しい技術を学んできたのです。
こうして持ち帰ることでよりよい生活をすることができました。
現代においては旅行などで意識的に日常生活から離れることが行われています。
こうすることで、新しい資源を獲得できますし、
他者との交流により新しい気付きをもらってくることができます。
これを生かして日常生活を豊かに加速させていきます。
新しい環境に適応しようとすることで脳を最大限に活性化させます。
数々の脳トレが発売されていますが、手っ取り早いのは
いつもと違う場所へ行くことです。
それを利用したのが「修学旅行」です。
ただ遊んでいるように見えるのですが、
いつもと違う場所に行って脳を活性化させているのです。
脳が活性化されているところに、数々の課題に挑戦します。
だからより深い学びが得られるのです。
日々の授業内容をすっかり忘れてしまっても、
修学旅行での学びはどこか覚えているものです。
わたしたちの家にも「意図的に日常生活から離れられる場所」があると、
それだけで脳が活性化されます。
「公園のベンチ」ではないのですがそういったものを
庭に作ってみるのはいかがでしょう?
人工芝があれば簡単に非日常感の演出をすることができます。
庭がない方はベランダでもできます。
一面に人工芝を敷いてみると生活の場から切り離された空間を作ることができます。
そうした場所があることでいつでも手軽に脳を活性化させることができます。
「より良い生活ができたらこういった庭を造る」のではなく
「より良い生活をするために意図的に造る」ことは、
脳を活性化させて豊かに加速していくものです。
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