片付いている空間
わたしたちは少なからずこの「片付けしなさい!!」
ということを何度も何度も、
そしていろいろな人から言われ続けてきたかと思います。
片付けをする理由はもちろん部屋をきれいに保つためです。
そして、どこに何があるか?と明確にして、
いつ誰が見てもわかる状態にすることです。
わかっていてもなかなかやらない、
できないことなのではないでしょうか?
片付けという作業はわたしたちの脳の中を投影しているものです。
散らかったものたちをグループに分けます。
グループごとにタイトルを脳内でつけています。
本、おもちゃ、ゴミ・・・本と一言で言っても大きさ、
ジャンルで区別した方がわかりやすそうですね。
文庫サイズとハードカバーでは分けたいものです。
そういったことも含めて脳内をフル回転させているのです。
このフル回転がわたしたちにとって苦痛であり、
片付けをやりたくない本質なのかもしれません。
おもちゃ一つでも電車、お人形、おままごとにカードゲーム・・・
とありますね。それを脳内で仕分けして現実世界に投影するのです。
また、「何を残すか?」「何を手放すか?」
といったことを決めることでもあります。
この決断の連続は本当に神経を使います。
だから、やりたくないわけなのですが。
今の自分にとって大切なものは何か?
ということをこの作業を通して問われているといっても過言ではありません。
とはいうものの、片付けをすることで、
美しく整った空間を見ることで、気持ちがスッキリするのです。
では、みなさんのベランダや庭はどうでしょうか?
美しく整った空間になっているでしょうか?
室内ほどではないにしろ、わたしたちが過ごす場所です。
室内とは違い、自分自身が関与しないところでの影響が出る場所となります。
葉っぱが落ちてくる、ゴミが風に乗って落ちてくる・・・・
何もしていなくてもそういったことが起こりえる場所となります。
土のある場所では雑草がボーボーに生えてきますし、
頼んでもない虫たちがたくさん寄ってきます。
その中には人間にとって最も悪影響とされる虫である「蚊」も含まれます。
蚊のメスは産卵のためにわたしたちの血液を吸い取ります。
注射の針は痛いですけれど、蚊の針は痛くないのです。
それでもわたしたちの血液をしっかりと吸い取っています。
その蚊の針ですが、吸う人間ごとに交換するわけではなく、
もちろん「使い回し」になります。
使い回しの針による健康被害というのが発生するわけです。
何かの病気を持っていたら蚊を媒体として感染していくということになります。
人工芝を敷くことで、草ボーボーである空間から脱却することができます。
無造作に生い茂った草は整理整頓されていない空間そのものです。
それはわたしたち自身がやったことではなく、
草の生命力によって行われたことなのです。
自分でやったことだから仕方ないか、ということが通用しません。
だからこそ、草取りは最もやりたくない作業となってしまうのです。
人工芝を敷くことで草取り手間が少なくて済むので、
それこそ葉っぱやゴミを拾うといった程度になります。
運が悪ければ鳩のフンを水で洗い流すことになります。
見た目がきれいで鮮やかですから、わたしたちの気持ちがスッキリしてきます。
この空間を手軽に維持できるというのは人工芝ならではのことです。
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