水やりは大切ですがつらいです
「暦の上では春ですが」連日寒い日が続いています。
外での作業は寒いですね。
特に水を使う作業はつらいものです。
同じ温度でも水と空気では感じる温度が違うのです。
90℃の水は沸騰していてやけどをします。
しかし、サウナの90℃は暑いですが、やけどをするほどではありません。
一方で30℃の水はぬるいと感じますし、30℃の空気は暑いと感じます。
5℃の空気は寒いですが耐えられます。
しかし5℃の水は狂気の沙汰です。
この違いは熱の伝わりやすさが空気と水で違うからです。
この伝わりやすさを「熱伝導率」といいます。
この数字が大きいと熱が伝わりやすくなります。
水は0.561(0℃)空気は0.0241です。
桁違いとはこういうことを言うのかもしれません。
つまり、この数字が大きいとそれだけ熱が伝わりやすくなります。
だから、水は冷たく熱いのです。
植物にとって水は必要不可欠なものです。
もちろん私たち人間にとっても水は必要です。
光合成をする植物にとっては
水と二酸化炭素を材料に光エネルギーで
でんぷんのような栄養分を作ります。
水がなければエネルギーを作ることができないのです。
ガーデニングにおいて水やりというのは大切なものなのです。
鉢植えの場合は毎日のように水やりをする必要がありますが、
庭の場合は雨がありますのでそこまで水やりをする必要はありません。
しかし、土が乾燥してひび割れているようなときは水やりが必要です。
庭の場合はジョウロでちょろちょろ入れるのでは足りませんので、
ホースを使って大量にまきます。
この水なのですが、冬に行うと途轍もなく冷たく凍えてしまいます。
だからこそ水やりも含めたメンテナンスを限りなく減らしていきたいものです。
その方法が人工芝を敷くことなのです。
人工芝は水やりをしなくてもいいのです。
むしろ、不要です。
しかし、見た目や肌ざわりが天然芝とそっくりに作られていますので、
いつでもきれいでメンテナンスにかける負担を大幅に軽減することができるのです。
また冬に導入すると、草取りの負担がないため基礎の土づくりがしやすいです。
冷たい水やりをするより、水やり不要の人工芝が便利です。
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