日陰をどうする?
外を見渡せばすっかり春の気配を感じます。
連日寒い日が続いているものの、日差しは強くなっています。
光が強くなるほど際立ってくるのが日陰の存在です。
日陰とは、物にさえぎられて光が当たらない場所のことを言います。
そして日陰になっている場所は暗いので目につきにくいという特徴があります。
そのような場所は人目につかないため、あえてそこを狙うのは泥棒くらいなものでしょう。
日陰でもその場所が湿っているか乾いているかで対応が変わってきます。
日が入らず湿っている場所には、キノコやコケが生えます。
キノコのような菌類は光合成をしないため、こうした日陰に生息しています。
コケは草のように維管束が発達していないので、水分を直接取り入れるような生活をしています。
そのため、水分がたっぷりの土地で横にはいつくばるように広がって生息しています。
日が入らない場所では土の水分が蒸散しないので、
これらの生き物たちにとってはちょうどいいのです。
乾いている日陰では植物は育ちにくいとされています。
原産地が乾燥地帯のように乾いた環境でも育つ植物を植えると育つことがあります。
この日陰ですが、あえて日陰に強い品種を植えて育てるという方法があります。
コケにおいても日本庭園で見るような美しいコケもあれば、
見ていて気持ち悪いコケもあります。
そのため、この日陰をどうしたいのか?という意思がとても重要になってきます。
日陰部分を石畳にすると歩きやすくなり、見た目もよくなります。
しかし、いつの日か?石畳が滑りやすくなるという事態が訪れます。
その原因がコケです。コケが生えることで石畳が滑ってしまうのです。
日陰であり、降った雨がいつまでも残っていることからどうしても
コケが生えてしまうのです。
ちなみにコケを落とすのは何といっても
「ケルヒャー」に代表される「高圧洗浄機」です。
水の力でコケをはがし取ります。
日陰部分も結局のところ大切なのは「土づくり」です。
ここを適切にやっておかないと望んでいないコケが生えて滑りやすくなりますし、
望んでいない細菌やカビがわいて出てきます。
毒かもしれないキノコが大量発生してくることがあります。
雨が降るたびに水たまりができている時は特に蚊が大量発生してしまいます。
蚊の卵は水辺に産み付け、幼虫は水の中で泳いで生活しているからです。
水はけをよくする砂一つでも様々な種類があり
どれを使用していいのか?各家庭の状態を判断して選ぶ必要があります。
わたしたち芝人では「日陰こそ人工芝」を提案しています。
ジメジメした土を水はけのよい土に作り替える作業をします。
日光が入らない場所でも光合成をしない人工芝ならば美しい緑を演出することができます。
人工芝の上はいつでもさらりと清潔です。
一度敷いてしまえばメンテナンスがほぼ不要ですから、
普段出入りしない場所にはちょうどいいのです。
また、こんな狭い場所でも大丈夫?といった不安が出てくると思います。
芝人の職人たちの熟練した技術があれば大丈夫です。
みなさんが思っている以上の成果を出してくれることでしょう。
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