多様性も使いよう
現在この「多様性」というのがテーマになり新聞やニュースで取り上げられることが多いです。
いろいろな人がいる、いろいろな生き物がいる、
だからこそわたしたちの生活は成り立っているといえます。
走るのが得意な人がいれば、力持ちの人がいて、
頭の回転のいい人がいて、やさしい人がいて・・・
仕事にしても、掃除をする人がいれば、車の運転をする人がいて、
営業をする人がいて、ものを作る人がいて・・・
たくさんの仕事があるからこそわたしたちは
自分の仕事をするだけで生きていけるようになっています。
また自然といっても、人の手が全く入らない自然もあれば
人の手を入れながら行う自然もあるのです。
特にわたしたちが生きていく以上、ある程度「手」を入れながら行う自然というのが
持続可能な環境を作るのだと思っています。
特に里山なんかはそのいい例です。
しっかり手を入れることで光を地面に届けることができるといった利点があります。
この区画も人の手を入れた方がいいものです。
もともとはこのレンガで仕切られた場所にパンジーなどの花が植えられていました。
ところが管理する人がいないと、このように草丈1mもの巨大な草が
ボーボーに生えてしまって好き放題になっています。
パンジーのような観賞用の花を入れてわたしたちの生活を豊かにする場所であったにもかかわらず、
ただの草に入れ替わってしまいました。
この小さな花は風で綿毛を飛ばすものなので、美しくなくていいのです。
むしろ鮮やかな色は目立ってしまうので食べられる危険性さえあります。
残念ながらこの花を見ても、わたしたちの生活が豊かになることはありません。
多様性といっても、わたしたちの生活を行うために手入れは必要な時があるのです。
その手入れの負担を減らしつつわたしたちの生活を豊かにするのが人工芝です。
人工芝により美しい景観、楽しく遊ぶ場所といった豊かさを得ることができます。
そして手入れはゴミや落ち葉を拾う程度で済みます。
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