外での作業は大変です
暑い季節がやってきました。
テレビをつけるとしきりに涼しい特集が組まれていますし、
テレビショッピングCMにおいても
「着る扇風機」のベストが紹介されています。
外にはエアコンをつけることができません。
なにしろ屋外なのですから!!
屋外での作業には熱中症の危険があるため、
安全にかつ慎重に行う必要があります。
環境省の熱中症予防情報サイトを見ると
「暑さ指数」というものが連日発表されています。
この暑さ指数は気温や湿度など気象庁の資料に基づいて
独自の方法で算出しています。
これが31以上になると「危険」になり、
運動は原則中止とされています。
一つ下の厳重警戒というランクでは
指数でいうと28以上31未満であり、
激しい運動は中止とされています。
都市部ではすでに厳重警戒が当たり前であり、
場所により危険なところが出てきています。
運動に限らず屋外での作業も
これにならって考えるのが妥当であり、
危険な時はやらないというのが適切な判断と考えます。
個人宅で樹木を植えている家は往々にしてあるのですが、
こう暑くなると剪定という作業がもれなくやってきます。
しっかり日を浴びることができる夏というのは
植物にとって光合成のチャンスなのです。
日本のように水資源が豊富な国では
光合成の材料である水はしっかり手に入れることができます。
だからこそ、樹木はしっかり育つのです。
人間は社会性の動物であることから、
植物が育ってよかったですねということはありません。
公共の道路にはみ出した樹木は切り落とさなくてはなりません。
特に夏場はよく育ってしまうため、
剪定作業は必須となります。
ある家庭では朝の7時半に「着る扇風機」こと
ファン付ベストを着用しながら樹木の枝を切り落としていました。
天然芝のある家庭では水やりという作業が発生します。
特に酷暑の時期や雨の降らない日が続く場合は
毎日朝晩の水やりを欠かさずやるようにしてください。
芝生というのは湿気がありすぎても乾燥しすぎてもうまく育ちません。
水は葉にかけるのではなく、
地中深くまで届くことを意識して水をあげます。
気温が上昇してから水やりをすると
水が水蒸気になってしまいうまく地中にいきわたりにくくなるため、
気温が比較的下がっている朝と晩にやるようにします。
会社に出かけるような人にとっては
こうした朝と晩の定期的な水やりをしている余裕はないと思います。
それこそ朝は自分の食事と身支度があり、
子供たちを食べさせて学校に行かせるといった
最大の任務があります。
特に子供たちというのは自分の思うような行動を取りません。
そこに自分の時間を割いて対応するのです。
優雅に芝生に水を撒きましょうということは
自動スプリンクラーがない限り難しいのが現実です。
人工芝にすることでこうした作業から解放され、
忙しいわたしたちの時間を作ることができます。
子供たちにとっても人工芝が家にある生活というのは
格好の遊び場となります。
活用できるものは活用して自分たちの時間を作っていきましょう。
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