夏の芝刈りは危険です
夏といえば芝刈りの季節ですね。
4-9月の間は芝刈りが必要なのですが、その中でも夏は気温も上がり日差しが強いですからぐんぐん芝が伸びていきます。
芝は生き物ですので、何もしないとどんどん上へ伸びてしまいます。
そうすると根元の部分に光が当たらなくなり、根元から芝が弱っていってしまいます。
適度に刈り込みをしておくことで全体に光が当たるようになり、丈夫で強い芝を作ることができます。
植物には生長点がありますので、そこを切らないように、上1/3を切り落とすようにします。
個人では手押し式の芝刈り機を使うと便利です。
機械自体が小さくて軽いので、取り扱いが簡単です。
しかし、動力が人間の力ですので、長時間使用すると疲れます。
昨年の8月において最高気温の平均が34.0℃だそうです。
なお最低気温の平均が25.3℃でした。
今年の夏も最低気温で25℃を超える日が続くことが素人目でも予想されます。
気温と湿度、輻射熱を総合的に判断した暑さ指数というものがあります。
これが28を超えると熱中症による死者が激増します。
この28以上が厳重警戒レベルとされ、軽度の日常作業でも熱中症の危険があります。
芝刈りの作業レベルは5.5メッツであり、ガチのウォーキングが4.0メッツであることから運動以上に気を付ける必要があります。
気温25℃が概ね暑さ指数23相当になるのですが、死亡事故が発生する可能性があり運動注意とされます。
もちろん気温31℃は暑さ指数28相当なのですが、暑さに弱い人は運動をしてはいけません。
つまり、芝刈りはできません。
そこで、芝刈り作業不要の人工芝が見直されています。
現在の人工芝は見た目も質感も天然芝と変わりません。
よくよく見てみると緑の芝葉と若干枯れ気味の芝葉が混在しています。
人工で不気味な緑色ではなく、天然で落ち着ける緑色をしています。
もちろん生きていないので伸びません。
だからこそ、刈らなくていいのです。
ぐんぐん伸びる芝がある一方で熱中症の危険と隣り合わせの芝刈り作業があります。
ご自身の健康のためにも危険な芝刈りから解放されませんか?
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