土ぼこり対策
春が近づいていますね。
「春の嵐」ではないのですが、風が強くなってきました。
風が吹くと体感温度が低くなるということの他に、
土ぼこりをまき散らすことがあります。
こうしたほこりは目に入ることがあり、結膜炎の原因とされています。
土ぼこり対策として防風林を植える、
ネットを設置するといった方法がいます。
防風林は植物をメンテナンスするコストがかかります。
ネットの設置はメンテナンス不要です。
また、薬剤を散布する方法もあります。
塩化マグネシウムと呼ばれる吸湿性のある化学物質を撒きます。
すると、薬剤が空気中や土中の水分を保持してくれます。
そして塩化マグネシウム水溶液として土の中にいます。
水溶液になるとなかなか蒸発しなくなるので、
土を乾燥するのを防いでくれます。
一方で薬剤は植物を枯らす効果がありますので、
雑草対策としても利用できます。
しかし、雑草のみならず、期待する植物もすべて枯らしてしまいます。
だからこそ、薬剤が土を通して周辺住民の家に行ってしまうと
それが迷惑となることがあるので注意が必要です。
芝生のように表面をカバーする植物を植えると
こうしたほこりを発生させなくなります。
しかし、冬は芝生も枯れているためその効果は薄いです。
また、芝生のメンテナンスは大変です。
芝刈りに草むしりと言葉にすればそれだけになってしまうのですが、
実際やるととんでもない作業となります。
よっぽど芝刈りに草むしりが好きな人ではないと、
一日この作業で潰れることに耐えられないことでしょう。
そこで人工芝があります。
土表面を完全に覆ってしまえばほこりが立つようなことはなくなるのです。
初期費用はかかりますが、導入してしまえば快適に過ごすことができます。
人工芝を敷いてその上で遊んだり運動をしたりすることができます。
適切な人工芝を使えばケガ無く安全に利用できます。
現在は転んでも痛くない人工芝が発売されています。
「春の嵐」が本格的に始まる前にできることを進めていきましょう。
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