人工芝ならでは
「秋の日はつるべ落とし」と言いますが、
すぐに日が暮れてしまって夜が長くなっているのを感じます。
日の長さが短くなっているのですね。
わたしたち人間は日の長さが短くなると調子を崩しやすくなるといわれています。
朝に日光を浴びると体内時計をリセットできるのですが、
その日光が出てくる時間が遅くなると
それだけわたしたち人間の体がリセットできる時間が遅くなるのです。
夏頃の日の出は4時半ですが、冬になると6時50分です。
この時間の差が体内時計に影響してきます。
日光を浴びるとわたしたち人間の体内では
ビタミンDが活性化されて使える状態に変わります。
これは骨の生成に影響するばかりでなく、
筋肉の生成にも影響しますし、
免疫機能にも関わってくるということがわかっています。
人間ですらこのように大きな恵みとなる日光なのですが、
植物にとっては死活問題です。
光合成をすることで生きるための栄養分を作っているからです。
日の力が弱くなると栄養分を作ることが難しくなります。
栄養分を作ることができなければ枯れてしまいます。
そうならないために、植物も本能的にわかっていて
どうにかして生き延びる方法を得ています。
光合成ができない葉はエネルギーを消費するだけの存在になりますから、
落としてしまうという方法を取ります。
これが落ち葉ですね。
また、地上部を枯らして地下部を残す方法があります。
地下茎による冬眠は光合成ができない葉を落として、
エネルギー消費を抑えるために行っています。
日本芝も同様に光合成ができなくなると、
エネルギーを節約するために休眠状態に入ります。
その間は芝の色が緑ではなくて、茶色や黄色に変わります。
光合成をするための葉緑素が不要だからです。
眠っているだけなので、そっとしておいてあげてください。
その間、「休ませて」あげる必要があります。
人工芝を使用することで、一年中きれいな緑を維持することができます。
何しろ「人工」の芝なので、光合成の影響は受けません。
美しいグリーンの状態を一年中作ることができます。
もちろん人工芝の上では遊び放題です。
休ませてあげる必要はありません。
わたしたち人間にとっても大切な日光ですが、
しっかり外遊びをさせるためにも人工芝の存在は役に立ちます。
光合成をするわけではないので、一年中きれいな状態で存在しています。
しっかりとした芝葉がクッションの役割をするので、
ケガの防止に繋がります。
外遊びをすることで体内の活性型ビタミンD量を増やすことができます。
心肺機能や筋肉の成長に繋がります。
大人にとっても人工芝のある場所は癒しに繋がります。
美しい緑を眺めているだけで緊張感を和らげることができます。
ところが、劣化してきて剥げてきた人工芝を眺めているとそれは逆効果となります。
「あそこボロボロだな・・・」と思うだけで、さらにストレスフルになります。
なお、芝人の人工芝は耐久性に優れていますので、
適切に使っていれば10年間持たせることができます。
芝葉の密度がしっかりしているので、クッション性に優れています。
日の力が弱くなっているからこそ、
人工芝を使って美しい緑を作ってみませんか?
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