丁寧に管理しても天気には勝てない
先日は海辺のホテルでリフレッシュしてきました。
ここの海は海水浴ができないのですが、
わかめを取ったりアサリやヤドカリを見つけたりして楽しむことができました。
海水に手や足を入れて「母なる海」を感じることができました。
ホテル内では小さな中庭があったのですが、
草むしりやごみ取りなどできれいに管理されています。
しかしながら、ここ数週間の天候不良により芝の発育が悪くて
土が見えている箇所が散見されました。
天然芝は日光がないと生育することができません。
その上で、芝刈りをすると芝葉が密集した美しい芝生が出来上がります。
芝も地上30mmを超えると植物としての土台作りのために茎を作り始めます。
そうするとわたしたちが芝に求めているふかふかのクッション性がなくなってしまうのです。
茎の部分がどうしてもチクチクしてしまうからです。
上に伸びようとするときに刈り取られてしまうため、今度は横に広がろうとします。
こうすることで密集した芝生を作ることができるのです。
美しい天然芝は丁寧な草取りと定期的な芝刈りによって作ることができるのです。
しかしながら、天候不順により日照時間が減ってしまうと芝の生育が悪くなります。
育たないので縦にも伸びないですし、横に広がってくれないので、
スカスカの状態が出来上がってしまいます。
せっかく管理する人員があっても美しい芝生を作ることができないのです。
天気に左右されずにいつでも美しい芝を維持するためには人工芝という方法があります。
人工芝は化学繊維を使用した天然芝そっくりの商品です。
繊維の改良により天然芝以上の美しさとクッション性を作れるようになりました。
芝刈りをしなくても人工芝なら密集した芝葉を作ることができます。
人工芝はどうしてもつなぎ目が問題とされていましたが、
つなぎ目をなくす施工技術により一面の芝面を作ることができます。
人工芝の管理は掃除とゴミ取り、ブラッシングだけです。
清掃スタッフがいるところならば間違いなく実行可能です。
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