メリットと思うようなこと
すべての出来事は表裏一体でやってきます。
メリットを装ってやってきてもその裏にはデメリットが隠されています。
デメリットを装ってやってきてもその裏にはメリットが隠されているのです。
一般的に人工芝を敷くことでデメリットとされていることが次の4点です。
・高温になると人工芝が熱くなり足がやけどをすることがある。
・人工芝は天然芝と比べて水はけが悪いため、雨水がたまりやすく、水没することがある。
・人工芝は天然芝に比べて虫やカビが発生しやすい。
・人工芝は天然芝に比べてにおいが残りやすい。
夏だからこそ外で遊びたいのに、熱くなってしまっては何もできないではないか!
と思う方もいることでしょう。
人工芝とひとくくりにしてしまうとそのようになってしまいます。
しかしながら、人工芝といっても各社で素材や製法が違うので、
すべてが熱くなりすぎる素材かというとそうではありません。
芝人では「熱くなりにくい人工芝」として「SターフO2」を新発売いたしました。
10℃変わると足に対しての感覚は「熱い~」から「あれ?それほどでも」に変わります。
水はけに対しては人工芝そのものとその施工方法の2つの点から考察する必要があります。
人工芝そのものにおいては排水用の穴があいているでしょうか?
適切に穴があいているものでは雨水が穴から下へ流れるようになります。
そして施工方法ですね。デコボコしている地面に敷いてしまうと、
そこに水たまりができてしまうのは当然のことです。
そして地面そのものの水はけがよいでしょうか?
地面一つでも水はけのよさに雲泥の差があります。
同じ市内でも高台の学校と、川の近くの学校があるのですが、
高台の学校は雨が降った翌日にはすぐ運動会ができました。
一方で川の近くの学校では翌日晴れていたとしても
地面は水たまりがたくさんできていて運動会はできず、
さらに次の日に運動会をしていたのです。
土地そのものの水はけが悪い場合では、そのまま人工芝を敷いても水没してしまうのです。
施工段階で水はけをよくする方法をとる必要があります。
その視点を持っている職人さんがやれば間違いなくできるのですが、
DIYでやってしまうとその視点がないため失敗してしまうことがあります。
そうすると、「人工芝だから水没した」と結論づけてしまうのです。
虫やカビにおいても「水はけ」がポイントとなります。
ジメジメした環境ではカビが生えるのは当然のことです。
水たまりがあるだけで蚊が産卵できてしまうため大量発生します。
チョウバエは排水口の汚泥が大好物です。
水たまりがあるところではこのチョウバエも大量発生します。
においにおいても水はけがポイントです。
においの原因は細菌です。ジメジメした環境は細菌にとって大好物です。
水はけが悪いだけで細菌が大量発生して悪臭を放ちます。
適切な人工芝を選び、適切に施工すればデメリットとされていることは解決できてしまうのです。
思う存分人工芝のメリットを受け取りましょう!
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