つなぎ目に差が出ます
みなさん、人工芝というとどのようなものを想像していますか?
百円ショップや、ホームセンターで売っている正方形のものかと思います。
これはジョイント式人工芝といいます。
多くは30cm四方で取り回しがしやすいです。
重たいものを持ち運ぶのは体力が要りますから。
パズルのようにジョイント部分をはめてつなげることができます。
特別な技術を使わなくても敷けるため誰でも使用可能です。
ジョイントをすることで狭いところでも広いところでも対応が可能です。
また30cm四方のタイルと組み合わせて玄関先を市松模様にするといったおしゃれなこともできます。
子供向けのジョイント式マットを使っている家庭ならわかるかと思うのですが、
つなぎ目から汚れが床に落ちています。
その汚れを取るためにはマットを外して床とマット裏の2か所を掃除しなくてはならないのです。
室内だからこれで済んでいると言えるのですが、それでもかなりな労働力です。
もしこれが人工芝だとしたらどのようなことが起こるでしょうか?
ジョイントの隙間からゴミが落ちます。
それからその隙間から日光が差し込んでしまいます。
落ちたゴミをエサにして細菌やカビが繁殖してしまいます。
こうなると人工芝の耐久性が落ちてしまいます。
また日光が差し込んでしまうと、その光を使って光合成をおこなう植物が出てくるということです。
マットの隙間といった狭い場所ですが、雑草の繁殖力は無限大です。
簡単にそこから草が生えてきます。
そうなると人工芝の隙間から、リアルな雑草が生えてきてしまいその対策に追われてしまうことに繋がります。
また、つなぎ目につまずいてしまうといったことを防ぐことができます。
そこでプロ仕様はロール式の人工芝を使います。
これによりつなぎ目を最大限少なくし、見た目、使用感、雑草含めて解決しているのです。
それでも敷き方によってつなぎ目を作ってしまうことがあります。
敷く人間の力量が試されているというわけです。
芝人の職人はつなぎ目を作らない技術を持ち合わせています。
安心してご利用になれます。
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