つなぎ目がポイント
わたしたちはちょっとしたところでつまずいたり転んだりすることがあります。
「おっとっと」と胸をなでおろすだけで済むことが多いです。
しかし、筋力が弱い高齢者や子供はそれでは済まなくなります。
特に高齢者が転倒してしまうと、そのまま寝たきりになってしまうため予防が大切となります。
この転倒事故はリビングや寝室で最も起こっています。
ここは最も滞在する場所なので件数が多くなっています。
マットやカーペットといった少しの段差でつまずいているそうです。
また台所にはマットが敷いているところが多いため、
ここの段差でつまずいて転倒しているとのことです。
高齢者でないわたしたちでもカーペットのめくれで
つまずいてしまったことは一度や二度ならずあります。
それが高齢者になってしまうと転倒事故へつながってしまいます。
人工芝においてもこのつなぎ目というのがポイントで
ここがめくれてしまうと転びやすくなってしまいます。
人工芝はロール状になっているものを庭や部屋の大きさに合わせてカットしながら使います。
広い場所においては何枚にも並べて使います。
そうなると必ず起こってくるのがつなぎ目なのです。
ここをどう処理するか安全性が大きく変わってきます。
つなぎ目同士にそのまま釘を打ってしまうと
釘と釘の間は何も処置されていない状態です。
ここからめくれてきたり、経年劣化による縮みが出てしまったりしてきます。
そうするとつなぎ目に隙間ができてしまい、段差を生んでしまいます。
この段差でつまずいてしまうことがあります。
芝人の職人による施工では塩化ビニールシートと強力なボンドを使ってこのつなぎ目を加工します。
塩化ビニールシートを敷くことで接合部の隙間を予防します。
この上に強力なボンドを塗ります。
そして人工芝の端をかぶせて貼り合わせます。
こうすることでめくれを予防します。
また、芝葉の向きを揃えることでどこにつなぎ目があったかわからなくすることができます。
めくれている場所は大変危険ですので、今一度家の中を確認しておくようにしてください。
コメントをする