【注意】人工芝は雑草対策ではありません。
「人工芝を敷けば雑草は生えてこない…って本当?」こんな疑問を持った方向けに下記の3つの真実についてお伝えしていきます。
- 人工芝だけでは雑草を防げない
- 雑草はなぜ生えるのか
- 雑草が生えないようにする方法
人工芝だけでは雑草を防げない
「雑草対策なんて人工芝を買ってきてそのまま敷けばいいんでしょ」
なんて考えだと雑草との戦いから解放される日は永遠にきません。
ここでは人工芝だけでは雑草を防げない理由について触れていきます。
理由は下記の二つです。
- 雑草を防いでくれるのは人工芝ではなく「防草シート」
- 防草シートを敷いていても雑草が生える可能性もある
人工芝の下に引かれることの多い「防草シート」が雑草を未然に防いでくれます。
そもそも防草シートは土に日光が当たらないようにすることで、雑草が好む環境を作らないようにするためのシートです。
敷くか敷かないかでかなり大きな差が出ます。
土の庭に人工芝を敷くときは必ず敷くようにしましょう。
防草シートさえあれば大丈夫!といいきれるわけじゃありません。
たしかに防草シートの威力は非常に大きいです。しかし、
- 雑草の根が取れていない
- 防草シートに隙間がある
- 鳥などの動物のフンと一緒に種が運ばれてくる
などの理由から防草シートを敷いていても生えてくることがごく稀にあります。
なので、万が一にも雑草が生えてきたら「すぐ抜く」これを徹底しましょう。
雑草はなぜ生えるのか
雑草が生えてくるのなんて当たり前のように感じますが、雑草が生えてくるのにもちゃんと「必要な条件」があります。
そんな雑草に必要な条件と雑草が以上に繁殖する理由についてこちらで触れていきます。
雑草が生えてくる理由は下記の3つです。
- 1つの雑草から何万粒もの種がばらまかれている
- 日光が栄養になっている
- 動物が運び込んでいる
実は雑草は私たちの知らない間に何万粒もの種をばらまいています。
なので、人間がタネを巻かなくても少しの土があれば「アスファルトの割れ目」のような場所であっても発芽が可能。
つまり、一つの雑草を抜くだけではダメです。
「雑草が生えないようにする方法」でまとめているように、抜いた後の雑草対策までしっかり行いましょう。
雑草の栄養は日光です。
というのも雑草は主に「好光性種子」という種類の種から発芽するものが多くあり、日光さえあれば発芽して成長します。防草シートが日光を遮断することに長けているのも「好光性種子」に栄養が届かない環境を作るためです。
つまり、日光と少々の土さえあれば雑草が生えてくるということ。
ここまで読み進めると「雑草が繁殖しやすいのは分かったけど、庭で1本目の雑草はどうして生えてくるの?」という疑問が生まれてきますよね。
実は1本目の雑草の種は「何者か」が運び込んできています。
これは「不法侵入者」ということではなく、例えば「猫の体毛にひっついた種」だったり、「鳥のふんに混入した種」だったり、「風で飛ばされた種」だったりするわけです。
雑草が生えないようにする方法
確かに雑草の生命力は非常に強いです。
しかし、ここまでに身につけた知識があれば、雑草が生えないようにするためにすべきことが見えてきます。
ここで紹介する、人工芝の下から雑草が生えてこないようにする2つの方法をしっかり行いましょう。
- 雑草をしっかりと抜く
- 防草シートを隙間なく綺麗に敷く
人工芝を敷く前にしっかりと雑草を抜いておきましょう。
いくら防草シートを敷くとはいえ、できる限り雑草が発生/繁殖する可能性はゼロに近づけたいですよね。
雑草の根っこすら残さないように徹底して「根絶やし」にしていきましょう。
防草シートはちゃんと隙間なく敷くようにしましょう。
思いがけない小さなスキマから雑草が生えてきてしまう可能性もあります。
特に気をつけたいのは花壇のレンガや庭の壁との隙間です。
スキマを作らないように敷くのが少々難しいので気をつけて敷きましょう。
まとめ:人工芝を敷く前の作業を丁寧に行いましょう
今回の記事で触れたことをこちらにまとめました。
- 雑草を防ぐのは人工芝でなく防草シート
- 雑草は少しの土と日光があれば発生する
- キレイな施工と入念な除草作業が効果的な雑草対策になる
せっかく人工芝を使うなら、人工芝を敷く前の作業は少し大変ですが、雑草が生えてこないキレイでラクな庭がいいですよね。
事前の雑草対策をしっかりして最高の庭にしましょう。
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