「汚庭」を再生してみませんか?
みなさん「汚庭(おにわ)」という言葉をご存知でしょうか?
これはもちろん造語なのですが、汚い庭のことを言います。
足の踏み場がないほど汚い部屋のことを「汚部屋」といっていたのですが、
それと同レベルで汚い庭のことをいうそうです。
鉢植えがボーボーになっている、壁につる性植物が絡みついてしまっている、
雑草がボーボーになっているといった様をまとめると「汚庭」となります。
晴れの日に一つ一つ片付けていくか?
プロの手を借りて一気に進めるか?ということをしないと
果てしなく終わりません。
そもそも晴れの日に一つ一つ片付けていけるような人は汚庭にしないと思います。
それでも、「これはやばい・・・」と思う瞬間がある時がチャンスです!!
そう思った時に誰かの助けを呼びましょう。
プロの手を借りた方が一気に進みますが、
友人など素人だけで進めるとしても自分ひとりよりは進みます。
つる性の雑草が生えてしまうと、特に取り除くのが困難です。
代表的なつる雑草である「ヤブカラシ」は
その名の通り「藪を枯らす」ことからつけられています。
他の植物や樹木に絡みついてしまい、覆いかぶさってしまうのです。
これにより他の植物の光合成を妨げてしまうため、
栄養分が作れず枯れてしまいます。
壁に生えているだけなら、何の問題もないのでは?と思うかもしれません。
この植物は地下茎が発達しており、下に横にどんどん伸びていきます。
そしてこの地下茎がある限り、地上部を刈り取ったところで無限に生えてくるのです。
地下茎ごと破壊して、取り除いておく必要があります。
防草シートを使うことで全ての植物において光合成を妨げることができます。
ヤブカラシが他の植物の上にかぶさって枯らすように、
防草シートで全面覆ってしまえばいいのです。
この防草シートですが適切に選んだものを
適切に敷かないと全く持って効果が出ないという欠点があります。
また、文章で書いてしまうと「防草シートを敷く」で
終わってしまうことなのですが、これは大変労力のいる作業です。
レジャーシートを敷くだけでも、
向きが違うことがあったりしわやたるみが出てしまったりすることがあります。
敷く場所も大切です。
デコボコしている場所にはうまく敷けないということは
みなさんの経験でやっていることでしょう。
レジャーシートくらいなら、平らそうな場所を選んで敷くだけで済みます。
しかし、防草シートは大きくて重たいものです。
広い場所に敷くことを想定して作られています。
そのためには整地作業をしておく必要があります。
デコボコしている土を平らにならすのです。
その整地作業が終わってようやく、防草シートに取り掛かります。
シートはロールの形で発売されています。
これをクルクルして敷くわけですが、素人がやるとなぜかずれるのです。
ガムテープ一つでさえ始点を完全に合わせたと思って貼っていくのですが、
途中で斜めになっているのに気づくわけです。
扱いなれていない大きな防草シートではその差が歴然としてしまいます。
隙間ができてしまったら意味がありません。
防草シート選びにおいて大切なのが何といっても遮光率です。
ペラペラで遮光率が低いものを選んでしまっては、あれだけの労力が水の泡です。
遮光率を見てから買うようにしてください。
プロの手を借りれば、汚庭はあっという間に再生されます。
防草シートの上に人工芝を敷けばシートの安定にもつながる上に見た目も美しくなります。
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