秋から始まっています
朝や夕方の空を見ると、
入道雲はすっかり消えていて秋のシュッとした雲に変わっているのが分かります。
一足早く学校が始まっているところがあるようです。
ようやく夏が終わります。
春におなじみの雑草ですが、実は秋からすでに始まっているそうです。
畑や河川敷でよくみられるナズナは別名ぺんぺん草と呼ばれるアブラナ科の雑草です。
5月頃に花を咲かせて、種子部のぺんぺんするところでわたしたちは遊んでいます。
この草の種は秋に芽を出しています。
そして「ロゼット」の形で冬を越します。
この「ロゼット」というのはバラ(ローズ、ロゼ)からきた言葉で、
バラの花びらのように放射状に葉が広がる様子を表現した言葉です。
葉が地表面に広がることで、冬の弱い光を効率的に取り込むことができるようになります。
また、茎が高くない分、横に広がることで生存競争に勝つことができます。
まだこの状態のナズナは根を深く張っているわけではないので、ここで抜いてしまえば楽勝です。
また、春におなじみの雑草で「ホトケノザ」があります。
5月頃にピンクの花を咲かせます。
秋から発芽をして越年しています。
春の花ではあるのですが、すでに秋から準備が始まっているのです。
そして秋の状態で抜いておけばこちらも楽々抜けるというわけです。
「ヒメジョオン」も同様です。
冬は「ロゼット」の形で年を越します。
このロゼットの状態で抜いてしまえば、春にお目見えすることはなくなります。
これからの時期は来年に向けて草を抜くのに適しています。
そして草対策といえばもうおなじみとなってきている「人工芝」ですね。
人工芝を敷くことで面倒な草取りから解放されます。しかしながら、
人工芝を敷く前に完全に草を取っておく必要があります。
だからこそ、草を取りやすい秋から始めると作業がスムーズに進みます。
また、枯れゆく秋でも美しい緑の人工芝があることで一年中楽しめるというのがメリットとしてあります。
今から始めてみませんか?